吉野朔実のレビュー一覧

  • period 1

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    1巻はもう5年も前の発行なんですね。まだ3巻までしか出ていません。ラストがどうなるのか予測がつきませんが、兄弟に救いがあることを願います。

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    2009年10月04日
  • period 3

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    久しぶりすぎて前とのつながりがよくつかめなくなっていて、思い出しつつ読みました。しかし、やっぱり美しい。今後、はるちゃんはどうなっていくのだろう。けれど、連載から単行本になるまでの間が長すぎるような気もする。

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    2011年09月03日
  • period 1

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    苦しいです。不幸すぎて。でもこの子は幸せな思いしか残らず大人になるんだろうな。と思うと、なお悲しい。この作品を包むかすかな希望が悲しいです。

    作品の中で主人公の父親が主人公に「今日はこれを読んでから寝なさい」と芥川の河童を手渡すんだけど、その意味を考えているのが幸せでした。

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    2009年10月07日
  • period 1

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    父から虐待を受ける利発な子供達、兄が父にバットを振るった時、予想もしていなかった方向に子供達の運命は変わっていってしまう。読んでいる間中ずっと息を詰めて緊張していた。現在二巻まで刊行されているが、冒頭で一つの未来が予告されていながら、事態がどう転んでいくか分からない。一言では言えないが、とてもスゴイ漫画です。

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    2009年10月04日
  • period 1

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    ”きっと必要なときが来る。それまでおまえは学ぶことを怠るな。一日一冊は本を読みなさい。なんでもいい。自由に教育を受けられる――それは何にも代えがたい幸運と知れ。知識はお前を救う、必ず。そうして能を守ってやってくれ。”(pp.195‐196)

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    2009年10月04日
  • 少年は荒野をめざす 1

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    私の永遠のバイブル。マイベスト朔実作品。己の中の二面性が分離してしまった話だと解釈してます。分離してしまって不安定。でも、不安定である方が自然。そんな皮肉。

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    2009年10月04日
  • 瞳子(とうこ)

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    吉野さんに対して油断を持ってしまった頃にこれを読んで、ガツンとやられてしまった。瞳子のような性格は、昔はもっと若い時代に体験したように思うけど、今はこの年なのか。

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    2009年10月04日
  • period 1

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    これはすごい攻撃力ですよ。わかりやすく、凄まじい。強烈ですよ。今の時代を反映しているように見えるけど、根底にあるのはインモラルではなくて、淋しいさなんです。

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    2009年10月04日
  • お母さんは「赤毛のアン」が大好き

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    本好きにはたまらない。読書の幸せに満ちた一冊。

    母が愛する「赤毛のアン」、東野圭吾の「秘密」、オースターの「最後のものたちの国で」まで、あらゆる本を独断と偏見で紹介。本を愛するすべての人々が、読み終えた後、もっと本が読みたくなる一冊です。

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    2009年10月07日
  • ぼくだけが知っている〔文庫〕 1

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    本当にどこかにいそうな子供たちが描かれている。自分にもこういうときがあったのを思い起こさせてくれる。うんこは偉大だった。

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    2009年10月04日
  • 透明人間の失踪

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    ほかの誰でもなくあなただったのはどうして?
    愛していた彼はいったい誰なんだろう?
    次々と暴かれていく嘘に、恋人は戸惑い、いつしか憎しみが生まれる。
    人間関係って重いけど、脆いんだと実感する。

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    2009年10月04日
  • ジュリエットの卵〔文庫版〕 1

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    誰も君をしらない
    君でさえも
    誰もぼくを知らない
    ぼくでさえも

    一言で言えば、双子の近親相姦。
    繰り返される悪夢の歴史。
    蛍の水への愛は、それは「恋愛」ではなかった。
    本当に傍にいたいと願うひとを見つけた蛍に水は・・。
    哀しい話だと思った。

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    2009年10月04日
  • ぼくだけが知っている〔文庫〕 1

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    あれはぼくかもしれなかった。
    ぼくのセリフかもしれなかった。
    「ぼくは地球」だったか
    「ぼくが地球」だったか

    変わり者の礼智は、変わり者ばかりのクラスに入り、大人になったり子どもらしさを取り戻したり。
    子どもたちの会話や行動が可愛い。

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    2009年10月04日
  • いたいけな瞳〔文庫〕 1

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    短編集のような本。どの物語もいろんな方向から考えることができそうで、できなさそうで。
    何回も読み返しました。

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    2009年10月04日
  • ジュリエットの卵〔文庫版〕 1

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    若い頃に読んだ本。何年か前に愛憎版がでていて思わず買ってしまいました。この作者のこの雰囲気がとっても好きです。

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    2009年10月04日
  • 少年は荒野をめざす 6

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    高校生独特の透明感があってすごく好きだった話。狩野が自分の事を「狩野」と名字で言っているのにすごく憧れてた

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    2009年10月04日
  • 少年は荒野をめざす 1

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    この頃の吉野先生の絵がいちばん繊細且つスッキリしていて好き❤ฺ
    狩野と陸の恋愛感情でない関係に惹き込まれました。

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    2009年10月04日
  • 透明人間の失踪

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    吉野さんは狂気を美しく描くなぁと思います。結構何度も読み返してます。長編も大好きだけど、短編集も読み返しやすくて好き。短いのに濃いです。

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    2009年10月04日
  • ぼくだけが知っている〔文庫〕 1

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    何か順番がおかしくなってしまった。
    直し方がわらないです。
    吉野朔実は大好きです。
    ずばずばいいすぎなところとか。表現媒体にこびないところとか。そのせいで損をしていることころとか。彼女の作品に登場する登場人物達同様私が妄想する所の彼女の性分が愛しくて仕方ありません。このシリーズでは、主人公らいちの母と父親が愛しいです。不器用なおとなにシンクロニティする年になったんだなあわたし。

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    2009年10月04日
  • period 2

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    現在連載中。
    父親の虐待を受けた兄弟の、日常。
    一冊目ではなんというか、どこまでも白い静寂と虚無感を感じた。
    二巻は養護施設が舞台。
    人間の心理がぞっとする程生々しいの中で、正義のヤクザが先生を成敗しに学校へ来るような非現実が、心地よい。
    全てを圧倒する傑作。

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    2009年10月04日