吉野朔実のレビュー一覧

  • 瞳子(とうこ)

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    丁装が美しい。物語はどこにでもいる20歳前後の若者特有のダラダラした生活の話。主人公は著者自身らしいのだが、そう考えると昔の若者もちょっと昔の若者も(ぢぶんのことだ)今の若者もやってることは変わりないのに社会が変わるとこうもとらえられ方が変わるのかと思ってしまう。どっちの方が良くってどっちが悪いというのはないけど、今は余裕がなさ過ぎるなと思えてくるよなぁ。

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    2009年10月04日
  • 月下の一群 1

    Posted by ブクログ

    吉野朔実が自我の確立をテーマにし始めたのはこの作品からだと思うのですが。でも普通の学園物の割合の方が大きいけど。「自分以外の人にも生活や性格があるのだというのを実感しています」は名言ですな。

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    2009年10月04日