小山ゆうのレビュー一覧

  • 雄飛 16

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    大河マンガになるかと思ったら、中程で下りた感じです。そこまで人気が出なかったのでしょう。とにかく田岡組長しか考えられないような人物が出来て、主人公はその養子。展開はそのまま任侠映画の雰囲気。人気さえ出れば東映での映画化もあったことでしょう。ここまで任侠映画の雰囲気がマンガで表現できるとはびっくりです。

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    2019年10月01日
  • 雄飛 15

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    大垣雄飛と橘青葉が結ばれる。坂東勝太郎が英雄に狙われる。自信があったが頸動脈を切られ、海に落ち難を逃れる。幹部の江島が、馬小燕に殺される。北原真慎一の誘いで、直接峻堂巌と会い、彼を没落させたのは自分であると雄飛が話をする。峻堂巌は馬小燕に雄飛の殺害を依頼するが、未成年ということで断られる。

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    2019年09月30日
  • 雄飛 14

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    試合には負けて、引退を記者会見する。組人には、キャタビラなどで身体を防護して、殺し屋から身を守り、殺し屋を生け捕りすることに成功するが、ライフルで殺されてしまう。ボクシングのシーンはあまりうまくない。

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    2019年09月29日
  • 雄飛 13

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    今回はマイナス局面。残留孤児4人が、大垣組組員を殺していく。奥さんが妊娠して心をいれかえた男とか、任侠映画のパターンではいかにも殺されそう。最後は北原との試合になる。展開は早い。

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    2019年09月28日
  • 雄飛 12

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    日映の社長の息子の自宅侵入は防げたが、橘青葉の友達の仕事まで邪魔しようとするので、雄飛は組員に話をして、息子を脅し、近づかないようにする。

    峻堂の手下笹村はまち子を拉致する。そのことを予感していた水川は救出する。雄飛もかけつけ事なきを得る。その感謝会の飲み会の帰り、水川は笹村の手下に刺されて死ぬ。

    雄飛は北原を挑発してボクシングの試合に持ち込む。それでボクシングは最後にしようと考えている。

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    2019年09月27日
  • 雄飛 11

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    目論見通り、峻堂は、由美の拉致に成功し、ホテルに監禁し、あわや峻堂の魔の手が由美にかかろうとしますが、水川が助け、事なきを得る。雄飛は、由美に結婚を申し込むが、由美は別にパトロンがいることなどから悩み、フランスに旅立つ。

    寿司岡の岡田夫婦はその話をしてくれなかったと不満そう。親の愛情の薄い水川は岡田まち子の気遣いに感激し、愛情を持つ。峻堂は覚醒剤取引の嫌疑がかけられていて、雄飛の画策で、ジムのトレーナーの引きぬき、組の幹部の引き抜きが成功して、峻堂は力を落としていく。雄飛は高校を卒業する。雄飛と橘青葉との対談。青葉を自分のものにしようとする日映の社長の息子が青葉を自分のものにしよう家で待ち伏

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    2019年09月26日
  • 雄飛 15

    購入済み

    天賦の才と邂逅の妙が拓く人生

    雄飛の人生はあまりにも過酷だ。戦争による敗走の最中、母と姉を奪った強姦魔の所業を6歳で目の当たりにした雄飛は、復讐の燠火をひとり燃やしながら生き抜き、偶然の出逢いながら彼の天賦の才と折れない意志に惹きつけられた人たちに育まれて復讐の相手に辿り着いた。ドラマチックだがあくまで雄飛自身が切り拓いていく運命を、読者もまち子姉ちゃんや大垣親分や由美の立場に成り代わって見守る気分だ。

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    2018年10月06日
  • 雄飛 10

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    雄飛が日本フェザー級タイトルマッチに挑戦する。相手方の「これだけ練習したのだから自分は負けるわけがない」という描写を続けて、それがあっさり無に帰すというテリング。小山ゆうらしい。

    峻堂は勝太郎のトラックを海に沈めたり、運送事業の妨害を図り、次に大垣組の子分をリンチして柿沢の愛人の名を聞き出そうとし、そこで大垣組の影の支配者が雄飛と分かり、雄飛の彼女を探し出す。由美子危うし。ヤクザ映画らしい展開が続きます。

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    2017年10月05日
  • 雄飛 1

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    ~11巻
    『がんばれ元気』を彷彿とさせるけど、泣ける濃度がやや薄い。小山ゆうの作品は最後まで安定してるので今後も期待。

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    2017年09月30日
  • 雄飛 9

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    主人公雄飛が、ヤクザの親分の養子となり、ボクサーとして成長していくのだが、しだいにヤクザの組の仕切りに手腕を発揮するようになる。親分は明らかに山口組三台目田岡組長を意識したキャラクターで、峻堂という敵役との抗争など東映任侠映画の雰囲気が充満している。
    今回は興行の世界に手を広げ、それを面白く思わない峻堂が邪魔に入るなどは任侠映画の定石。東映映画ファンマインドを揺すぶる出来だ。こういう世界をマンガで描けるとは思わなかった。
    そう言えば「がんぼナニワ悪道編」は「仁義なき戦い」の世界だし、「闇金ウシジマくん/真鍋昌平」でもヤクザの世界が出てきた。東映がヤクザ映画を作らなくなったので、マンガで楽しみし

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    2017年07月20日
  • 雄飛 7

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    由美との仲はどんどん深くなる。しかし由美には別にパトロンがいる。試合はあるが楽勝。週刊誌の表紙を飾るようになる。しかし、組の跡継ぎとして期待されていて悩む。結局は20歳まで保留となる。峻堂は天才ボクサー北原慎一を手に入れるため、彼の属する貧乏ジム、滝ボクシングジムの買収をはかる。
    少しオールドファッションな作劇にスタイリッシュで、昭和のそして東映の映画のニオイのする展開がとてもおもしろい。

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    2017年06月17日
  • 雄飛 5

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    大垣親分が駿堂に狙われ、一度は防いだが墓参りで学生服の男に殺されてしまう。田岡組長の雰囲気が横溢で、物語に深みを与えてる。慎一と青葉が恋人同士になり、こちらもこれからの展開が期待できそう。

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    2017年01月01日
  • 雄飛 4

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    東日本新人王を決める決勝戦。相手の勝太郎は息をとめる時間が長く無呼吸猛ラッシュが武器という設定。それに対し固くなっている雄飛は身内を亡くした憎しみで勝利する。
    父親がヤクザのボスという設定がヤクザ礼賛のようにも見える。どう見ても山岡組長である。そのことがヘンなリアリティを生んでいる。本格派の雰囲気を醸し出している。

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    2016年10月25日
  • 雄飛 3

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    雄飛が大垣親分のところに引き取られる。北原慎一は名前が売れて来て、人気もあるが、本人はクールで売春婦の母親を助ける。ダメ母親ぶりと慎一の冷静さが対称的に描かれる。雄飛は試合を重ねる。最初の試合では相手が父親を亡くしてどうしても勝ちたいという応援をバックに戦う。このあたりの哀しみが小山ゆうらしいところ。ちょっと古いのかもしれない。さらに坂東勝太郎という自己中の無神経男が出てきてこれが強いという設定。これで三者のキャラが明確に出てきて軸が固まったので面白くなってきた。

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    2016年09月17日
  • AZUMI―あずみ― 11

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    兄の駿介は拷問に、両親はさらし者となる。いつものあずみのワンパターン。あまりに強いと話が作れないので第三者を混ぜてるドラマをつくっている感じでイマイチです。もう少しで完結ですので、それまでと楽しみことにしましょう。

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    2016年08月06日
  • 雄飛 2

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    前作ではあまりにステレオタイプの展開に駄作と思ったが、2回目で少しはボクシングマンガらしくなってきた。正統派というところなんだろう。そういえば「がんばれ元気」が小山ゆうにはありました。これからも読んでいくことにしましょう。

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    2016年08月02日
  • お~い!竜馬 19

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    ネタバレ

    またうじうじやってる薩長(笑)。そして勝先生と家茂将軍。好きなシーンです。竜馬同様、かなり柔軟に見える中岡のバックボーンに興味がわいてきました。竜馬と同じように活躍しているのにあまり取り上げられませんよね。なぜだろう……。

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    竜馬は長州からの米を薩摩に運ぶが、薩摩藩はただ長州と幕府の戦を見守っているだけであると米を受け取らず、今度、その米を長州に返しに行くと、桂は一度進呈した米を戻す事は出来ないと言う。そこで竜馬は、航海術にたけた海援隊と米を商売しようと提案、桂も快くこれを引き受けた。一方、とうとう幕府から海軍大将を命ぜられた勝だったが、危篤状態の将軍家茂が勝を側から離

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    2015年03月26日
  • お~い!竜馬 18

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    ネタバレ

    竜馬の手の痛みと寒さがこちらにまで伝わってくるような切迫した描写。まさか薩長同盟が成立してすぐこんなことになるなんて、まさに天と地。西郷さんの男気が爆発してかっこよかったですね。それまでは桂さんとともにうじうじしてたけど(笑)。

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    両藩の意地の張り合いで進展しない薩長同盟だったが、竜馬の立ち会いによってやっと成立した。大仕事を終え、竜馬は寺田屋のお竜のもとへ忍びに行くが、幕府からの追われの身である竜馬はここで、伏見奉行に見つかり襲撃を受けてしまった。この襲撃で手に重傷を受けたものの、西郷や長州の三吉らのおかげで捕らわれることなく、京の西郷の宿舎で養生する事となった。そし

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    2015年03月26日
  • お~い!竜馬 16

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    ネタバレ

    薩長同盟。ここではまだ成らないけれど、いかにすごいことなのか、いまの時代ではあまりぴんと来ない。薩摩と長州が手を結べばいいのにと考えていた人は他にもいたかもしれない。ただ、それを実現させるのがどれほどしんどいか。教科書ではたった2~3行で済まされてしまっていたこの同盟が、どうやって結ばれるに至ったのか知れてよかった。

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    長崎に設立したカンパニー亀山社中を陸奥らに任せて、竜馬は薩長同盟実現のため長州に向かった。薩摩に対する恨みがつのる桂、高杉をどうにか説得した竜馬は、また中岡が同じ考えを持ち、西郷を長州に連れてくることを知った。竜馬と桂、高杉は下関で西郷と中岡を待っていた

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    2015年03月26日
  • お~い!竜馬 15

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    ネタバレ

    つらいことがあっても時代は止まってはくれない…と思っていたらまた新たないいキャラ大久保一蔵どんの登場で今度は笑いが止まりません。陸奥も相変わらず面白すぎ。

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    神戸海軍塾が閉鎖され、勝には江戸での蟄居(一室での謹慎)が命ぜられた。勝を見送った竜馬のもとに、姉の乙女から武市と以蔵の死の知らせが届いた。怒り悲しむ竜馬を寺田屋のお竜が体を張って慰めるのだった。そして竜馬達元海軍塾生は、薩摩藩の後ろ盾のもとで貿易をする企てをもって、西郷達と薩摩へ向かった。薩摩藩の出資で貿易会社を作り、異国からの武器を薩摩に流すという竜馬の案は、西郷の幼なじみ、大久保一蔵から藩主、島津久光に伝えら

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    2015年03月26日