小山ゆうのレビュー一覧
-
押見修造氏作の「血の轍」は全編どうなるかハラハラドキドキでした。
母・静子が亡くなり、静一のゆくすえが心配でしたが、
最終的な、静一の姿をみてホッとしました。 -
あずみに思想は無く、ただ暗殺という道を進むのみだ。その姿はまるで刀のようであると思う。美しくて、儚げで、そして純然たる暴力としての威風を放つ。彼女を見ているとその幸福とは何であるのかと考えずにはいられない。匿名
-
暗殺という生業の苦しさ、やりきれなさが前面に出てきた巻でしたね。読者としてそのスリルとアクションを楽しんできただけに、今回描かれたものをどう受け止めればいいのか、課題を突き付けられた気分です。匿名
-
教科書で見かけるような有名な歴史上の人物と、あずみという架空のキャラクターとの関わり合いが面白い。もちろん本作は全くのフィクションなのですが、リアリティがありその臨場感に興奮しっぱなしでした。匿名
-
タイトルと時代は変われど、物語の本質は変わらない。大義のため、自分のため、他者のため、歴史の裏側で人知れず戦い続ける者たちがいた。命を賭して何事かを為そうとする彼らの生き様は儚くて美しい。匿名
-
幕末という過酷な時代。大きな流れの中での個人という存在のちっぽけさに憮然としてしまいます。しかしそれでも人は己のために生きることをやめはしない。そこに私は希望を感じるのです。匿名
-
やっぱ劇光仮面は面白いですね。予想もつかない展開でワクワクします。単行本が待たずについつい毎週スピリッツを買ってしまいます。
-
壮太との再戦、そして最終話。壮太含めてこの作品に深く関わるキャラは本当に敵味方関係なく魅力的な人物ばかりだった。前作あずみ同様に救いようのない展開がたくさんあったけど、それも含めてめっちゃ面白かった。匿名
-
服部さんグッバイ。幼子を洗脳して自爆させたりと、散々悪いことしてきたけど、あずみの優しさのおかげでほぼ即死で逝った。そしてついにあずみ並みの剣技を持つ剣士があずみを認識する。いよいよクライマックス。匿名
-
山奥で修行した敵側の忍者集団が登場。
確かに彼らの武術はとんでもないし、状況が整えばあずみに対しても有利になれる。
しかしあずみの強さには届かなかった。匿名 -
あずみは本当に優しく、一緒にいると心が安らぐタイプ。
だから色んな人に愛されやすい。
前作のあずみでもそうだけど、あずみの愛され性質は本当にすごいと思う。匿名 -
服部さん・・・・落ちぶれたなぁ・・・。
まだ年齢一桁であろう子供にまであずみ暗殺をさせようとするとは。
敵だけどかっこよかったのに・・・。匿名 -
この作品では徳川家の立ち位置はわかりやすい。すなわちあずみにとっての敵。徳川家最後の将軍も権力に固執する血筋と身分だけの無能として描かれている。匿名