【感想・ネタバレ】あずみ 15のレビュー

あらすじ

きくと再び旅を開始したあずみだったが、突然きくが病に倒れてしまう。医者を求め、ある藩に立ち寄ることにしたのだが、そこは通過する予定の幕府の金塊を狙う浪人集団に占拠され、無法地帯となっていた。幸い、あずみときくはある武家の屋敷に世話になることに。だが、あずみが剣の達人であるという情報を入手した浪人集団の参謀格・板倉は、その存在が金塊奪取計画の邪魔になると考え、ある行動に出るのだった……

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匿名

購入済み

昔、よく昼食を食べていた喫茶店で、全巻完読しました。
その頃は、どちらかというとあずみの超人的な活躍を楽しみにして読んでいたような気がします。
三十年後、電子版であらためて読み進めると、人の死についてこんなにリアルに描かれていた作品だったんだなと思い、違う作品を読んだような気になっています。

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2025年06月21日

Posted by ブクログ

連載期間14年にも及んだ小山先生の大作。物語をどう終わらせるのかずっと気がかりだったけれども、第1部を終え、舞台を幕末に代えてしまったのに震えた。個人的には静音・忠音が出てくる雪国編あたりまでが何度も読み返したのでよく覚えている。登場してすぐ自爆した飛猿が、その後こんなに主要人物になるとは思わなかった。

それにしても、小山先生の描く人物は、悪人と善人の顔の描きかたの違いが凄まじい(意識的にそうしている、と「お~い竜馬!」連載後の武田鉄矢との対談で言っていた)。

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2011年12月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

決意の行動ののち、きくは病に倒れてしまう。あずみはきくを看病するため、とある街道沿いの城下町で下級武士の家でやっかいになることにするが、そこにも徳川幕府の陰謀は渦巻いており、きくと下級武士の母をさらわれてしまう。あずみはどう動くのか。

登場する浪人衆が極悪すぎてサブタイトルどおり、きくがあまりにも無残で哀れです。あとあずみに登場する秀忠はホントにゲスですね…(笑)。秀忠好きなんだけどなあ…。

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2011年10月07日

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