あらすじ
ひゅうがが、最上美女丸に殺された。あずみにとって、最後の仲間であるひゅうがの死はショックが大き、その骸を埋めた墓の側をしばらく離れることが出来なかった。あずみが深い悲しみに沈んでいたとき、ひゅうがを殺した女装の剣豪・美女丸は次なる目標、爺の元へ徐々に近付きつつあった。
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人間として成長
徳川と豊臣の戦いの中であずみが人間として成長してきているのを感じました。爺も敵におそわれたので、これから一人になるのでしょうか
Posted by ブクログ
連載期間14年にも及んだ小山先生の大作。物語をどう終わらせるのかずっと気がかりだったけれども、第1部を終え、舞台を幕末に代えてしまったのに震えた。個人的には静音・忠音が出てくる雪国編あたりまでが何度も読み返したのでよく覚えている。登場してすぐ自爆した飛猿が、その後こんなに主要人物になるとは思わなかった。
それにしても、小山先生の描く人物は、悪人と善人の顔の描きかたの違いが凄まじい（意識的にそうしている、と「お～い竜馬！」連載後の武田鉄矢との対談で言っていた）。
魅力ある作品
暗殺者・あずみの過酷な旅路は、仲間たちが次々と消えていく展開で一層心を抉る。
キャラクターデザインの魅力と、喪失を軸にしたストーリーの重厚さが融合しているので、魅力ある作品となっている。
夏の陣
ひゅうがも敵の刺客によって殺されてしまい、あずみは仲間をすべて失ってしまった。
大坂夏の陣では燃える城から秀頼を救い出そうとするが、秀頼は切腹して果てる。
辛い展開しかない…
Posted by ブクログ
5巻でひゅうがを殺害した最上美女丸の魔の手が爺とあずみに迫る！果たしてあずみは美女丸を倒せるのか？
大坂夏の陣の様子も描かれる6巻。秀頼は最期の最期で武人として果てました。。。
