【感想・ネタバレ】雄飛 3のレビュー

あらすじ

昭和26年、まち子と剛士と暮らしていた雄飛は、まち子が連れ去られた事件をきっかけに、侠客・大垣と出逢った。多くの部下を束ね、弱者の味方として生きる大垣。だがそんな大垣もまた、戦争で二人の息子を喪い、悲しみを抱えていた。大垣は雄飛を見て、その真っ直ぐな心に亡き息子を重ね、まち子に「自分の息子として育てたい」と申し出る。すでに雄飛を弟のように思っていたまち子は、当然猛反対するのだが…!?
戦後を激しく生きる少年・雄飛の物語、待望の第3集!!

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Posted by ブクログ

雄飛が大垣親分のところに引き取られる。北原慎一は名前が売れて来て、人気もあるが、本人はクールで売春婦の母親を助ける。ダメ母親ぶりと慎一の冷静さが対称的に描かれる。雄飛は試合を重ねる。最初の試合では相手が父親を亡くしてどうしても勝ちたいという応援をバックに戦う。このあたりの哀しみが小山ゆうらしいところ。ちょっと古いのかもしれない。さらに坂東勝太郎という自己中の無神経男が出てきてこれが強いという設定。これで三者のキャラが明確に出てきて軸が固まったので面白くなってきた。

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2016年09月17日

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