山口つばさのレビュー一覧
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購入済み
アニメがきっかけで知って、青春ものが好きだから読んでみて思っていた以上に良くて、元々、下手だけど絵を描くのは好きなのもあって引き込まれたし、頑張って勉強してやれば人に見せられるような作品を作れるんじゃないかと思える1巻だった。
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ネタバレ 購入済み
周囲の人が結構ちゃんと見ている
主人公の矢口がDQN扱いされていたり、他にもユカちゃんや美術部員の趣味とか第一印象が個性的/強めのキャラが多い。でも、自分の思っていることを言葉に出来る人が多かったり、人の中身(努力や性格)をしっかり見ている人が多い印象。
例えば1話に「これ、早朝?」って当てた友人とか。絵について気になり出している矢口に対して3人のコメントもからかうより肯定的なコメントだし。
母は自分の願望押し付けるタイプで今後揉めるかと思ったら、間接的に息子の努力認めていて、息子の思いも汲み取れる親なのかとちょっと驚いた。
全体的に空気感も、言葉選び(無音の絶叫とか)も好きなので、今後どうなるか楽しみ。
ひとまずアニメ見 -
Posted by ブクログ
アニメ始まりましたね。カラーなのやっぱいいなぁ。
こないだはじめて東京藝術大学に行ってちょっと感動した。入口すぐの美術館だけなので大学ぽさはほとんどなかったですけど、卒業生の作品ですみたいのがそこここに紛れているので藝大すご!ってなりました。
原作のほうは春休みのお絵かき教室ですが、そしてアニメ1話でも思ったけど佐伯先生がやっぱり素敵。とても難しいけどこういう大人になりたいよね。
橋田くんも好きなので頑張ってほしい。
ピカソの晩年になって子供の絵云々のあれですが、南フランスのアンティーブにアトリエ兼住居だった城をそのままピカソ美術館にしてるとこがあって、そこにあった絵がいわゆる子供の落書 -
購入済み
とにかく熱くなれる
美術とスポ根をうまく絡めた漫画で最高に熱くなれます。絵を描く人も絵を描かない人も、ピカソの絵の良さがわからない人も読んで欲しい。人間なら感じたことであろう感情をリアルに描いてるので、登場人物の誰かしらに感情移入してしまうと思う。私は桑名マキちゃんが好きです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ漫画でここまで泣くのは初めてってくらい泣いた。
ここに出てきたさえちゃん、翔也くんどちらも
自分の子供の時を見てるようで、
子供の時の自分を佐伯先生や八虎や橋田くんが救ってくれたような気分になる。
自分の子供の時にこんな大人がいたら今は違っていたのだろうと思う瞬間もあったが、
それ以上に翔也くんが八虎きっかけで楽しく描けるようになったことや
描き下ろしの多分さえちゃん?が絵画教室に戻ってきた部分が見えて嬉しくなった。
特にさえちゃんと橋田くんの話はすごく面白かったし、共感できる部分が多くあったが心に何とも言えない切なさを残すようなそんな終わり方が秀逸だった。
最も心に来たのは翔也くんのシ -
ネタバレ 購入済み
人の気持ちに寄り添うということ
11巻は、八虎が2回生に進級するまでの春休みを描く。
物語は前巻で八虎が電話をかけたシーンから再開され、そこからは絵画教室に通う子どもたちと向き合う八虎、絵画教室に仲間入りする橋田も交えて進んでいく。
ストーリーを読み進めていて、橋田の知識や見識の深さに尊敬の念を覚えたのだが、そんな彼でもコンプレックスに思っていることがあって、そこは意外だったが、いつも表情を崩さない彼の人間らしい面だと思った。
小枝ちゃんのお父さんの無意識さは誰でも持ち合わせていそうで怖いと感じた一方で、小枝ちゃんが追い詰められていく様を見ているのは辛かった。しかし、最後に「あ、自分と向き合えたのかな」と思えるシーンが -
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描いてくれていることに感謝
最近で一番大好きな作品
いつ読み返しても、暑苦しいわけじゃないのに、違う視点をくれたり成長させてくれる
なるべく多くの人に呼んで欲しい -
ネタバレ 購入済み
お絵描き教室でのアルバイトを通して八虎は色々得られた模様。
橋田は飄々としているイメージだったけど、表に出さないだけで、たくさん悩んでいるんだろうな。
早く続きを読みたい。 -
Posted by ブクログ
泣いた。
翔也くんと話す八虎のモノローグや、小枝ちゃんの慟哭に。
絵を描くのってこんな哲学的だっけ…?
と改めて思ったブルーピリオド。今回の舞台はいつもとは違うフィールド。
最近のブルーピリオドは、ぴりぴりひりつく緊張感があったので11巻は久しぶりに和やかでいられそうと翔也くんのくだりが落ち着いたところで思っていましたが、小枝ちゃんの件で ぼんやりとした不安がちらついています。
誰かが悪いとは思いません。親御さん達それぞれにも悩みはあるでしょうし、頑張って生きていると思います。
親子だから近しい人だから100パー常に分かり合えて仲良しなんてことはなく、時に家族と衝突して友達と/知人と/行き