久賀谷亮のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ■ひとことで言うと
瞑想で「今ここ」に意識を集中し、脳を休める
■キーワード
・マインドフルネス=脳の休息法
・DMN:脳活動のベースライン。エネルギーの60~80%を消費。(無意識の脳活動)
→DMNの活動を抑えることで脳が休まる
・脳疲労は「過去」「未来」に意識が向くことで生じる(「雑念」が脳を疲弊させる)
→「今ここ」に注意を向けることでDMNの活動を抑え、脳疲労を和らげるための手段が「瞑想」
・瞑想によって脳は変化する(可塑性)
・呼吸は意識の「錨(アンカー)」
→呼吸に意識を向けることで「今ここ」に注意が戻る
・前頭葉:理性、扁桃体:本能 を司る脳の部位
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Posted by ブクログ
電磁波で脳を刺激!なんて言われると、科学に疎い私は、携帯電話の電波による脳への悪影響!なんて話を思い出してしまいます('◇')ゞ
近年、「痛み」「疲れ」「気持ちの沈み」を感じていたのは、身体ではなく、「脳」だったことが解明されつつあり、こうした症状を改善させるには、「脳を整える」必要があるとのことです。
治療法の一つは、この本の主題とも言える「TMS(=経頭蓋磁気刺激)」という機器を取り入れた最先端の医療ですが、まだ誰もが身近に受けられる方法とではないので、私たち読者は、もう一つ、注目されているというマインドフルネスという方法に頼らざるを得ません。医療にも積極的に -
Posted by ブクログ
ネタバレ食べる前に。気持ちを整える。食べ物を観察し由来を想像する。呼吸に注意を向ける。どのくらい食べたいかを10段階で表す。食べ物を注視したり嗅いだ時の体の反応を確かめる。なぜ食べたいのかを思いを巡らす。食べ物の性質と量に注目する。食べ物を五感で観察する。食べ物同士の違いに注意を向ける。
食前セレモニー、ながら食いしない、早食いしない、できれば人と一緒に食べる、自分で料理や片づけをする。
空腹の理由。イライラ、ストレス、退屈、体調不良、生理前生理中、やりたくないことがある、習慣、食べ物を目にした、お酒を飲んだ、胸やけ等をおさめる。エネルギーが実際に不足で補充する必要がある。 -
Posted by ブクログ
借りたもの。
ビジネス自己啓発としてのマインドフルネス本。
それは「仕事を効率よくするために、脳をいかに的確に休めるか」という前提に立っている。
それによって得られるゆとりや活力、ブレない意識が、的確に仕事をこなす能力に繋がってゆく。
呼吸法と、自身を客観的に捉えてゆくのは、今流行りの瞑想法と何ら目新しいものは無い。
しかし、ケースによって使い分ける瞑想法の紹介が、ビジネスのハウツー本らしい体裁。
本を読むだけでは分からない瞑想の仕方を、CDの誘導によって行う。
聞き流すのではなく、誘導に合わせて呼吸をしたり、意識を向けたり……そういう能動さが大切。 -
Posted by ブクログ
「世界のエリートがやっている最高の休息法 「脳科学×瞑想」で集中力が高まる」 久賀谷亮 ★★★☆☆
大切なのは、”呼吸は「意識の錨」”。とにかく、「いまここ」にフォーカスすること。
脳は全エネルギーの20%も消費する。そのなかで、「活発な活動をしていない」ときに生じるDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)が、脳のエネルギーの60-80%を占めている。つまりDMNが過剰に働くと心身ともに疲労するのだ。
本書はこのDMNを抑える(脳を休める)方法を記している。
物語形式なので理解しやすいです。
個人的には会社でこのセミナーとかやってくれればいいのにって思います。
#引用
・心や脳の疲れは、他