あらすじ
【「脳疲労」がすぐ消えて、頭が冴える】「疲れがとれない…」こんなに休んだのになぜ?――アイドリング状態でも勝手に疲労を溜めていく脳には「科学的に正しい休ませ方」があった! 集中力や行動力を高める究極の休息メソッドを、イェール大で学び、米国で18年診療してきた精神科医が明かす。
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Posted by ブクログ
マインドフルネスについて詳しく書いてある本。
現代人はSNSが普及されドーパミン中毒になっている。
自分も集中力が無く、すぐに他のことに目が移ったり、考え事をしてしまったりしていた。
しかしこの本のマインドフルネスを実践してみてたった1週間ほどで心も穏やかになり、スマホをいじらなくても良くなり、焚き火やお散歩などの自然を楽しむことができるようになった。
とてもいい効果を実感している。
そして過去や未来を考えることは不安につながりやすい。
見落としがちな今起こっていることに目を向ける方が安心自分が何をしたらいいかわかり、安心できる。
これをきっかけにマインドフルネスや瞑想に興味が湧いたので少しずつ自分のペースで学んでいきたいと思った!
↓本書から引用した詩
人間も余裕がないと感情のコントロールまで手が回らなくなる。自分と見つめ直す時間や、気の許せる人と笑い合うような余白が、1日の中に5分でもあることで、明日も頑張ろうと思える。
火
火が燃えるとき
木のあいだには空間がある呼吸する空間がある
すてきなことも
火を焚く木々も
あまりにぎっしり詰めたなら
炎は消えてしまうだろう
ちょうどバケツで水をかけたみたいに
Posted by ブクログ
瞑想には興味がなかったがやってみてもいいかもと思った。習慣にしないと効果もなさそうなので、朝の時間にやってみよう。DMNを減らし今に集中する。過去の出来事に対する思い、未来への心配、これらの頭に浮かぶ考えは信じられないくらい脳みそに負担をかけている。今に集中することで、DMNの活動を減らし、脳が休まる。徐々に脳も構造が変わってくるような変化があるとのこと。自分の脳の変化が気軽に測れたらいいのに。体脂肪計みたいに。
Posted by ブクログ
瞑想
今に集中
無駄に何かしない
脳は現代に適合していない
加速と減速のバランスが必要
自分を労われ
人と比べるな
自分が満足できるかどうか
→その基準に人を介入させるな
感謝、思いやりあるのみ
Posted by ブクログ
最初の数十ページに具体的な瞑想の方法がイラスト付きで解説されている。今まで読んだ中で、瞑想のバリエーション数もシチュエーションごとに用意されていて。読書が苦手な人でも、最初の数十ページを読む事ができれば方法論は知ることができる。
できれば、全ページ読破した方が、瞑想の本質やエビデンスにも触れる事ができるし、物語形式になっているので後々記憶にも残りやすいのではないかと思う。
Posted by ブクログ
脳(心)と体はリンクしており、疲労感は脳を休息させることで回復できる。その為にはマインドフルネス=瞑想の実施が不可欠。
何もしていなくても、無意識に脳が活動してしまう(デフォルトモードネットワーク)ので、脳は休まらない。
マインドフルネスによって、脳の活動を抑制して、リラックスすることができ、集中力等も向上し、脳の性能が上がる。
これらは科学的な研究によって明らかにされており、マインドフルネスを習慣化することで、ストレス社会である現代を乗り切ろう、という内容。
Posted by ブクログ
■ひとことで言うと?
脳の休息が心身の「疲労感」を緩和する
■キーポイント
- マインドフルネス
- 脳とココロを休ませるための技術群
- 呼吸法、ボディ・スキャン、ムーブメント瞑想、、、
- 解決すべきは 肉体疲労 < 脳(ココロ)の疲労
- 脳の休息が心身の「疲労感」を緩和する
- 脳の疲れは過去・未来から
- DMNの過剰活性が原因
- 「現在(いまここ)」に集中することでDMNの活動を抑制する
- マインドフルネスの究極系は「社会貢献」
- 他者・社会への感謝の気持ちがネガティブな感情を和らげる
Posted by ブクログ
注意散漫、集中力継続なし、多動力、飽き性
そんな自分は常にいろんな雑念が入り、ずーっとデフォルトモードネットワークが動き続けて脳は休息を通っていない状態であった。
マインドフルネスを通して、今に意識を向けて、集中力を高め、脳を休め、より脳を活発化させるためにも、取り入れたいと思う
Posted by ブクログ
物語形式でわかりやすく、マインドフルネスの必要性や取り入れ方を学べました。
無意識に脳が多大なエネルギーを使っていて、その無意識な作動を抑えるのにマインドフルネスが有効とのこと。「いま、ここ」に集中すること、感謝の気持ちを持つことを取り入れたいです。
Posted by ブクログ
最近、タスクが重なりキャパオーバーで心が疲弊している自覚があった。
そんな時、こちらの本が目に入って読んでみた。
マインドフルネスについて、ストーリー形式で解説されている。
方法や知識自体はネットで検索すればわかると思うが、実際にどのような場面でどの方法を使うかというのが、ストーリー形式をとってある事でわかりやすかった。
巻末には5日間の休息法の例も載っており、試してみやすいと思う。
今までマインドフルネスのことは何となく知っている程度で効果については半信半疑だったため、手を出せなかった。
これを機に試してみようと思う。
Posted by ブクログ
【マインドフルネスとは】
瞑想などを通じた脳の休息法の総称。意識を「今ここ」に向けることで、脳の疲労やストレスを軽減する。
【継続が大事】
1日5〜10分でもいいので、毎日同じ時間・場所で続けることがポイント。脳は習慣を好むため、ルーティン化が有効。
【歩行瞑想】
歩きながら行う瞑想も効果的。動きと呼吸に意識を集中させる。
【DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)】
何もしていない時でも働いている脳のアイドリング状態。ここで生じる「雑念」が脳疲労の主因であり、瞑想はそれを抑える手段。
【過去と未来が心を疲れさせる】
ストレスの多くは「今ここ」ではなく、過去の後悔や未来の不安から生まれる。マインドフルネスは現在に意識を戻すための技法。
【睡眠の質を高める工夫】
・悩みは紙に書き出してから寝る
・起きたらすぐベッドを出る(ベッド=睡眠と脳に認識させる)
【呼吸は心の錨】
呼吸に意識を向けることで、現在にとどまり、衝動や怒りへの反応をコントロールできる。
【衝動と感情への対応】
甘いものやタバコを欲する衝動、怒りなども「事実」として受け入れ、体の変化を観察することで流せるようになる。
【レジリエンスを高める祈り】
「世の中はそういうものだ。どんなこともありのまま受け入れられますように。」と繰り返すエクアミティ(平静の祈り)が有効。
【日常の中でできること】
・日光浴をする
・自然に触れる(好奇心を持って)
・お風呂に入る
・ストレッチやヨガをする
・SNSなどのデジタルから離れる
【オンオフの切り替え習慣】
決まった音楽やアロマなどを用いて「休息モード」に条件付けする。ヘアカットなどもリセットに効果的。
【ボディスキャン瞑想】
・体が床に触れている感覚を意識する
・呼吸に合わせて体の各部に意識を向ける
・つま先から頭までスキャンするように注意を巡らせる
Posted by ブクログ
マインドフルネスの効果や仕組みを、経験談だけでなく脳科学・心理学の側面から学べる。物語形式で進むため、学術的な内容が分かりやすく理解できる。
心が疲れてる人にぜひ読んで欲しい。読みやすく根拠も必ず書かれているため納得できる。この納得感が実行に移すモチベーションになった。読んだだけにならない実用書。
Posted by ブクログ
ストーリーも読みやすく面白かったです。
今まで半信半疑だった瞑想の効果が、裏付けられた感じです。なんとなくだった瞑想を、しっかりと生活に取り入れてきたいと感じました!
Posted by ブクログ
脳を休ませるためにマインドフルネスは有効。過去でも未来でもなく今に在るためのメソッドが紹介されている。悟りを目指すならマインドフルネスは通過点で、無作為、無努力の坐禅や瞑想に移行するのがいいと思います。
Posted by ブクログ
ストーリー仕立てて瞑想のやり方、効果の理解を深める本。
なにかと精神論的、定性的なイメージが強い瞑想の効果を科学的な視点からも解説しており(難しい用語は理解できないが)納得感があった。
瞑想は自分の世界に閉じこもるものでなく、メッタ(他者へ慈愛)などにより、外界を含めてありのまま受け入れ、感謝するものだと理解。
頭と心の筋トレだと思い、自己投資の一環で習慣化してみようと思う。
Posted by ブクログ
マインドフルネスを脳科学の文脈から具体的な方法論を紹介している良書。つい思い出してイライラしてしまうことや、気がつくと色々考えて疲れてしまう人は試してみる価値あり。物語形式で読み進められるのと、冒頭にやり方をコンパクトにまとめてるので読みやすさも◯
Posted by ブクログ
イマココに持ってくる精神
脳は働きすぎ→意図的に頭のモンキーたちを鎮める
物事をジャッジしない
競争しない
まぁごちゃごちゃ考えすぎなくていいってことよね!
Posted by ブクログ
「今ここ」に集中することの大切さを改めて感じた。
とても読みやすかった。
複数のことを考えていると脳が疲れる。
少しの時間であってもマインドフルネスやるしかない!と思った。
Posted by ブクログ
瞑想など東洋的なものを脳科学で解説し、実践に導く一冊。こういったノウハウものをいくつか読んできたが、ストーリー仕立てで読み進めるのは斬新。最初はうさんくさいストーリーに思えたが、だんだん面白くなっていき、普通に筆者がああしろ、こうしろというよりはずっと入り込みやすかった。
実践をしてみないと効果があるかはわからないが、実践しやすそう、かつ、やってみようと思えるものが多い。
Posted by ブクログ
瞑想についての本。物語形式で様々な瞑想の方法が紹介されている。瞑想によって脳のどの部分がどう反応するかの説明もあり。習慣化することで脳をつくっていきたい。
Posted by ブクログ
つまり、エリートが行っている脳の休息法は、マインドフルネスだった。
今までは、マインドフルネスに対して、敵視はないが、別に瞑想を行おうという気にもならなかった。しかし、この本を読んで、いかにしてエリートは、脳を休め、脳をフル活用しているかが分かった。
マインドフルネス、いいよ〜、なんて言われても、何がいいのかわからない人は、この本を読んでみると良いと思う。
自己啓発本といっても、物語形式で話が進むため、小説が好きな人は読みやすいのではなかろうか。
Posted by ブクログ
マインドフルネスについて調べている中で読んだ本です。アメリカで長年活動されてきた精神科医が書かれた本です。大半はストーリー仕立てになっているので、読みやすいのではないでしょうか。端的に読みたい人は前半部分だけでも良い気がします。
休んだのに疲れがとれないのは脳が疲れているからで、その疲れをとるには瞑想が効果的らしいです。『Search Inside Yourself』と同じく、瞑想の科学的効果が紹介されています。
Posted by ブクログ
脳科学系の類似本と重複する内容が多い。
ほぼ知っている内容だが、一部視点の異なる文章は参考になった。
<アンダーライン>
★★★★★
美しいというかん感覚は、脳の報酬系へ作用する
★★★★★
大切なのは「考え」に対して傍観者であり続けること
Posted by ブクログ
瞑想やマインドフルネスの重要性をポップに説いてくれるのが良かった。できることから始めよう!と思わせてくれる。一読の価値あり。
ただストーリー仕立てなのがなあ、、、ちょっとベタな印象を受けました。読みやすさは認めるが、、、
Posted by ブクログ
向上心のある方が、大体瞑想を取り入れていたのでそれで興味を持って本書を手に取った。
マインドフルネス、瞑想についてのやり方・科学的根拠が示されていてどのような効果あるのか分かった。
一日5分でもいいので取り入れて見ようと思う。
Posted by ブクログ
「世界のエリートがやっている最高の休息法 「脳科学×瞑想」で集中力が高まる」 久賀谷亮 ★★★☆☆
大切なのは、”呼吸は「意識の錨」”。とにかく、「いまここ」にフォーカスすること。
脳は全エネルギーの20%も消費する。そのなかで、「活発な活動をしていない」ときに生じるDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)が、脳のエネルギーの60-80%を占めている。つまりDMNが過剰に働くと心身ともに疲労するのだ。
本書はこのDMNを抑える(脳を休める)方法を記している。
物語形式なので理解しやすいです。
個人的には会社でこのセミナーとかやってくれればいいのにって思います。
#引用
・心や脳の疲れは、他人に対するやさしさの欠如という形で現れる
・理性によってストレスを抑え込むのではなく、理性と感情がうまく調和する脳状態をつくる
・「疲労感」を脳現象としてとらえる
・人間は「考え・気持ち・行動」の3つから成り立っている
・「目の前の1歩1歩にフォーカスすること」能力が重要
・将来のことを不安に思って、それに煩わされるのは馬鹿げている。それでは板面に脳を疲労させるだけだ。このままではいけないことがわかっている以上、何か対策を講じればいい。