城田真琴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
TVコマーシャルでも「クライド」という言葉が流れている今日この頃。「クラウド」が何時までも雲の向こうでは面白くないので、読み漁っているクラウド関連の本の一つ。少し前に読んだ『クラウド化する世界』は、ビジネス面が主であったが、本書は、ビジネス面+技術面で理解することができた。
クラウドサーバの専門家からすると物足りないかもしれないが、サーバ仮想化Xen、分散処理技術MapReduce、Hadoop、エラー忘却型コンピューティングを支えるSawzall、Dynamo、分散ストレージBigTable、GFS、Webアプリ・フレームワークDjango、そのプログラミング言語Pythonのクラウドサーバを実現する上での位置づけが理解できた。
しかし、登場するクラウド関連企業が、ほぼ米国企業であり、日本企業が無いのは判ってはいるが、今後、ますます付加価値が機器+組込ソフトからクラウド上のサービスに移る中、日本企業はなんとかしなければならないと痛感する。また、スケールメリットによるコスト力で、従来のパッケージソフトやHDDに対して、クラウド上のソフトやストレージの利用コストの安さは利用者としては嬉しいが、クラウドを利用する毎に、お金が海外に流れていくと思うと、セキュリティ面も含めデータセンターの国内設置等を推進していくべきだと思った。 -
Posted by ブクログ
クラウドの中は雷鳴が轟く。今この時代がコンシューマー向けクラウドサービスから、エンタープライズ向けへと成熟している真っ只中にいることが、よくわかる。各社凌ぎを削り、将来への投資を惜しまず競い合っている一方、課題も多いがコンシューマーは緩やかに受け入れている。特に黒船を待つだけの日本では。
残念ながら当社は、サーバーの拡充を検討しなければならない程のITサービスを提供しているわけではないため、クラウド化する必要性はさほど感じない。従業員の目の前におかれているPCの活用用途はほぼコンテクストだが、コアコンピタンスはマーケティングノウハウ。よってと言うのも変な話だがミッションクリティカルは残念ながら人材である。その点が強さにも弱さにもなる。ノウハウが個々に蓄積されてしまう傾向が強い。その為社としてはPaaS同じく、従業員にしていて十分な性能と環境を与えねばならない。アーカイブすらできていない企業に未来はあるのか?
雇用条件が低下すれば優秀な人材から流出して行く。それも社の資産であるはずのノウハウと共に。必ずしもクラウドを活用する必要はないが、ナレッジセンターの開設と、将来に向けた業務フローの改善が急務である。
またそのナレッジを活用したBtoCサービスは創造できないだろうか、、、。その時こそクラウドであることは間違いない。 -
Posted by ブクログ
2011年10月の現在では、いささか古いこともあるが、出版の2009年2月の時点では、クラウドの本質をとらえて、その可能性と危険性を上手にまとめた良書だと思える。
基本的なクラウドの方向性に変わりはないが、例えば巻末のネットブックがこれからクラウド時代の主役に近いのではという表現は、現在では、スマートフォンとタブレットが席巻しているなど、2年半前では想像もできない状況の変化は読めないのは仕方がないと思う。
HaaS、PaaS、SaaS、事業規模における利用の可能性など、クラウドをしっかりと学びたい人にはお勧めではないか?
what is cloud(computiing)?には答えてくれるが、 How to use?には答えてくれないので、その点は別途当たる必要があると思う。 -
Posted by ブクログ
最近、AIエージェントを作った。
いつも報告書をミスする部下に、
私に提出する前に、このAIエージェントと壁打ちするように、
と指示したのだ。
通常のAIは相手に寄り添う。
どんな文章を書いても、まず褒める。
私のAIエージェントは褒めない。
曖昧さ、主語のなさ、数字のなさ、根拠のなさ、見積もり時間の甘さ、
それらを突っ込む。突き返す。
そういうAIエージェントを作ったのだ。
半ば偶然。
もともとはシステムテストをしたことのない部下のために、
わかりやすいテストシナリオをAIを使って作ってあげようとしたのだ。
そこでAIに話しかけるうち、部下のミスの度合いなど相談に乗ってもらううち、
これはAIエージェントを作ればいい、ということになり、
部下とのエピソードを思い切り食べさせた結果、AIエージェントが出来上がったのだ
一週間はかからなかった。もちろんフルフルかかりきりではなく。
というわけで、本を読んでおさらいしようと思ってこの本を入手したのだが、、
AIエージェントの効用はたくさん書いてある。
それも、朝起きると前夜のメールを整理して返信文まで考えてくれる、と、、
そりゃそういう姿はすごいし、アラン・ケイの言っていたdynabookの世界だけど、
それをどう作るのかについては全く触れていなかった。
なんなんだろ。
第1章「指示待ちAI」の終焉
-チャットGPTは“革命”の序章だった
-「自律的に動くAI」の正体
-あなたとAIの“チーム時代”が始まる ほか
第2章 専門職AIが会社を変える
-あなたの会社にもいる「AI従業員」
-ケーススタディ①顧客体験の革命
-ケーススタディ②管理部門の自動化 ほか
第3章 デジタル執事が働き方を変える
-ケーススタディ①営業担当者の仕事はこう変わる
-ケーススタディ②マーケターの仕事はこう変わる
-ケーススタディ③中間管理職の仕事はこう変わる ほか
第4章「動くAI」が突きつける5つの問い
-問い①責任:「AIが決めた」は言い訳になるか?
-問い②思考:思考を委ねた先にある“思考能力の停滞”とどう戦うか?
-問い③格差:「エージェント・デバイド」をどう乗り越えるか? ほか
第5章 AIエージェント時代のキャリア再設計
-「もう一人の自分」と働く時代の生存戦略
-問いを立てる力を鍛える3つのトレーニング
-「エージェントマネジメント」という新しいスキル ほか
第6章 AIが「会社」になる日
-「AI株式会社」の誕生
-現実になった「AI店長」
-あなたは、どのプレイヤーを目指すのか? ほか