ケヴィン・ケリーのレビュー一覧
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ホール・アース・カタログ(かのスティーブ・ジョブズがスタンフォード大学のスピーチで最後に話していた雑誌)やWIREDなど、世界的にきわめて影響力の高い雑誌の編集者を務めていたケリー氏が、未来へのガイドラインとして書いた本になります。副題にもあるように、未来を決める12の法則ということで、著者が考える「不可避」な動きを12の動詞で解説しています。「名詞」から「動詞」へというのも一つのキーメッセージで、これからのモノは固定的なモノではなく、常に変化していく、Flowingするモノになる、というのも本書内で記述されています。確かに、テスラの電気自動車を思い浮かべると、ソフトウェアが日々アップグレード
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ケヴィン・ケリーは、雑誌「WIRED」(デジタルがもたらす経済の変革を追う世界的な著名雑誌)創刊編集長で、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズ、ジェフ・ベゾスなどシリコンバレーで成功した沢山の起業家たちを取材してきた人物。
彼は「テクノロジーに耳を傾ければ未来がわかる」と言う。
テクノロジーの進化の未来を、5000日後と日数で考えます。
10数年というとまだまだ先な感じがしますが、日数で考えると近い将来だなとちょっと不安になりますね。
スマホの次に来るものは、スマートグラス。
身につけて画面を表示するウェラブル。
ミラーワールド=(AR世界)拡張現実の世界。
AR機能を搭載したスマートグラス -
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『5000日後の世界』という表題にまず目を惹かれた。10年後とか20年後という表現ではなく、日にちだったこと。日にちで考えることについては、本書6章に答えがある。思考を止めないために日にちを数えるのだそうだ。詳細を知りたい人はぜひ本書を手に取り確認をしてほしい。
1章から4章で、5000日後の世界を描き、5章から6章では著者の思考をたどることができる。シンプルな言葉で語られているが、真似て実践しようとしても簡単ではない。それでも、著者の思考に近づいて見たいので、『テクニウム』『<インターネット>の次に来るもの』を読み解きたい。
著者が提唱しているミラーワールドがどのようなものかや、各産業がどの -
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インターネットが使われるようになって約30年。Windows95が発売されて一般人にも使われるようになってからは、本書出版時(2015年)でまだ20年。この20年をリアルタイムで、しかもインターネットに比較的近い仕事に携われて経験できたことは、凄いことだった。著者も言うように、これから何千年先の人が振り返ったとき、初めて人類がネットワークでつながり始めたこの時代は、必ず記録されるだろう。
でも、まだ始まったばかり、これから加速度的に大きな変化が起きてくる。雑誌Wired創刊者の著者が、根底に流れるテクノロジーの大きな方向を12のキーワードで解説したのが本書。AI、全てがデジタル化にデータ化す -
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若林恵「さよなら未来」からたどり着いた本書。しばらく積読だったのですがSTAYHOME読書でやっと取り掛かりました。こんないい本、さっさと読んどけよ、ですが自分にとってのタイミングはベストだったかも。緊急事態宣言後のNHK ETV特集でイアン・ブレマー、ユヴァル・ハラリ、ジャック・アタリへのインタビュー番組のエンディングで道傳愛子キャスターが語っていた「パンデミックに向き合うことはあるべき未来を私たち自身が手繰り寄せること」という言葉の「あるべき未来」がこの本に書かれている、と思いました。そういう時、ついついDXとかが変化の主役だ、とかいう話になってしまいますが、その先にある人間とテクノロジイ
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インターネットは現在の生活にはなくてはならないものとなった。現在インターネットなしでは生活ができない環境の中、今後のネット社会、進化するデジタルテクノロジーを使ってどのような将来になっていくのだろうかと言うことを書いているのが著者の話である。大変内容が奥深く示唆に飛んでおり普遍的な真理を非常に感じさせられる深い内容の本である。著者は今後のデジタルテクノロジーがもたらす世の中を12の傾向の動詞の名称になぞらえて語っている。私たちは今まさにデジタル革命の本質を読みとこうとしているこの本に置いて、このデジタルの環境が何を現しているのか、人類に何をもたらしているのか、深く考えられないでいる。内容的には
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『インターネットの次に来るもの』
1.個人のアテンション
益々重要視される。個人も企業も。
なぜならば、情報が増えすぎて、個人が本来見つけたい情報、コンテンツの価値が相対的に高くなってるから。
2.コネクト→タグ→意味づけ
そのために自分が作成保存した情報も、外部情報にもタグづけが益々進む。
タグづけ→関連づけ→注釈リンクという具合に、便利になる。
3.解答<質問推測
Google検査。解答を見つけるではなく、あなたの探し物、質問、これですか?
そう、質問への重要度が増してくる。
4.n分母の変化。
大衆統計→自分自身
僕は周りと比較して、、、ではなく、たとえば医療