ケヴィン・ケリーのレビュー一覧

  • 〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

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    ホール・アース・カタログ(かのスティーブ・ジョブズがスタンフォード大学のスピーチで最後に話していた雑誌)やWIREDなど、世界的にきわめて影響力の高い雑誌の編集者を務めていたケリー氏が、未来へのガイドラインとして書いた本になります。副題にもあるように、未来を決める12の法則ということで、著者が考える「不可避」な動きを12の動詞で解説しています。「名詞」から「動詞」へというのも一つのキーメッセージで、これからのモノは固定的なモノではなく、常に変化していく、Flowingするモノになる、というのも本書内で記述されています。確かに、テスラの電気自動車を思い浮かべると、ソフトウェアが日々アップグレード

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    2023年04月28日
  • 〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

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    インターネットの誕生と今日における爆発的な広がりを以外12の視点から述べている。読み応えがあり、なお、まだ誰も想像できない何かの誕生を予感させる。
    1.BECOMING
    2.COGNIFYING
    3.FLOWING
    4.SCREENING
    5.ACCESSING
    6.SHARING
    7.FILTERING
    8.REMIXING
    9.INTERACTING
    10.TRACKING
    11.QUESTIONING
    12.BEGINING

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    2023年02月05日
  • 5000日後の世界 すべてがAIと接続された「ミラーワールド」が訪れる

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    次の時代の勝者は、GAFAのどれでもなく、まだ名もないスタートアップ企業になるだろうという予測は衝撃的(次に勝つのはARの会社という見方)。時代を遡れば、マイクロソフトやGAFAの登場について同じようなことが言える。過去5000日から未来の5000日を想像することは説得力があるし、とても示唆に富んでいる。

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    2022年03月04日
  • 5000日後の世界 すべてがAIと接続された「ミラーワールド」が訪れる

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    ケヴィン・ケリーは、雑誌「WIRED」(デジタルがもたらす経済の変革を追う世界的な著名雑誌)創刊編集長で、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズ、ジェフ・ベゾスなどシリコンバレーで成功した沢山の起業家たちを取材してきた人物。
    彼は「テクノロジーに耳を傾ければ未来がわかる」と言う。

    テクノロジーの進化の未来を、5000日後と日数で考えます。
    10数年というとまだまだ先な感じがしますが、日数で考えると近い将来だなとちょっと不安になりますね。

    スマホの次に来るものは、スマートグラス。
    身につけて画面を表示するウェラブル。
    ミラーワールド=(AR世界)拡張現実の世界。
    AR機能を搭載したスマートグラス

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    2022年02月06日
  • 5000日後の世界 すべてがAIと接続された「ミラーワールド」が訪れる

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    WIREDを共同設立しスティーブ・ジョブズやジェフ・ベゾス等を取材してきたケヴィン・ケリーへのインタビューによりコロナ以降の近未来社会を見通す。「テクノロジーに耳を傾ければ未来がわかる」に集約されるケヴィンの思考法により、全てのものがAIと接続されたAR世界「ミラーワールド」を描き出す。聞き手の大野和基はコーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学び米国で活躍してきたジャーナリスト。

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    2021年12月08日
  • 5000日後の世界 すべてがAIと接続された「ミラーワールド」が訪れる

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    『5000日後の世界』という表題にまず目を惹かれた。10年後とか20年後という表現ではなく、日にちだったこと。日にちで考えることについては、本書6章に答えがある。思考を止めないために日にちを数えるのだそうだ。詳細を知りたい人はぜひ本書を手に取り確認をしてほしい。
    1章から4章で、5000日後の世界を描き、5章から6章では著者の思考をたどることができる。シンプルな言葉で語られているが、真似て実践しようとしても簡単ではない。それでも、著者の思考に近づいて見たいので、『テクニウム』『<インターネット>の次に来るもの』を読み解きたい。
    著者が提唱しているミラーワールドがどのようなものかや、各産業がどの

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    2021年10月22日
  • 〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

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    SF作家になった気分

    ワクワクしながら読み進めることができます。Googleの凄さ、Facebookの価値を目の当たりにしている現在でも、ビジネスチャンスは無限にあるのではと思います。
    もっとも印象に残ったのは、ピカソが「コンピュータは役に立たない…」という発言とアインシュタインの例。良い質問こそ、我々人間がコンピュータに勝り出来ること、何処かで聞いた言葉でしたが、腹落ちしました。(p381)
    自分の思考力、創造力を鍛えて読み直すと、また違う次元で楽しめると思います。

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    2021年05月22日
  • 〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

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    インターネットが使われるようになって約30年。Windows95が発売されて一般人にも使われるようになってからは、本書出版時(2015年)でまだ20年。この20年をリアルタイムで、しかもインターネットに比較的近い仕事に携われて経験できたことは、凄いことだった。著者も言うように、これから何千年先の人が振り返ったとき、初めて人類がネットワークでつながり始めたこの時代は、必ず記録されるだろう。

    でも、まだ始まったばかり、これから加速度的に大きな変化が起きてくる。雑誌Wired創刊者の著者が、根底に流れるテクノロジーの大きな方向を12のキーワードで解説したのが本書。AI、全てがデジタル化にデータ化す

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    2021年04月06日
  • テクニウム――テクノロジーはどこへ向かうのか?

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    すでに面白い。テクノロジーやクリエイティブに対する捉え方が柔軟で新鮮。社会の動向を描いた本の中でも何歩も先を行く内容だと思う。

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    2021年03月17日
  • 〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

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    いわゆる未来予測に関する本で、
    これまでの30年のテクノロジーの進歩から
    テクノロジーの持つ本質的な性質、
    それがもたらす傾向を解き明かし、
    これからの30年に起こる変化を予測した本。

    2016年に刊行されたため、刊行当時から
    考えると2021年は5年後の未来になるわけですが、
    かなりのことが本書の予測した通りに
    進んでいるのには驚きました。

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    2021年02月01日
  • 〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

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    インターネットを活用した次なるサービス(ストリーミング配信やサブスクなど)について説明がなされていて、実際にそのサービスが台頭してきてるところに、著者の先見の目を感じた。

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    2020年09月26日
  • 〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

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    世界がどこに向かっているのかの楽観的な見通し。これらが実現していく世界において,人間とは何か,生きることの意味とは何か,と考えざるを得ない。インターネットの次に来るのは人間の終わりかもしれない。

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    2020年09月23日
  • 〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

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    若林恵「さよなら未来」からたどり着いた本書。しばらく積読だったのですがSTAYHOME読書でやっと取り掛かりました。こんないい本、さっさと読んどけよ、ですが自分にとってのタイミングはベストだったかも。緊急事態宣言後のNHK ETV特集でイアン・ブレマー、ユヴァル・ハラリ、ジャック・アタリへのインタビュー番組のエンディングで道傳愛子キャスターが語っていた「パンデミックに向き合うことはあるべき未来を私たち自身が手繰り寄せること」という言葉の「あるべき未来」がこの本に書かれている、と思いました。そういう時、ついついDXとかが変化の主役だ、とかいう話になってしまいますが、その先にある人間とテクノロジイ

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    2020年06月07日
  • 〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

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    インターネットは現在の生活にはなくてはならないものとなった。現在インターネットなしでは生活ができない環境の中、今後のネット社会、進化するデジタルテクノロジーを使ってどのような将来になっていくのだろうかと言うことを書いているのが著者の話である。大変内容が奥深く示唆に飛んでおり普遍的な真理を非常に感じさせられる深い内容の本である。著者は今後のデジタルテクノロジーがもたらす世の中を12の傾向の動詞の名称になぞらえて語っている。私たちは今まさにデジタル革命の本質を読みとこうとしているこの本に置いて、このデジタルの環境が何を現しているのか、人類に何をもたらしているのか、深く考えられないでいる。内容的には

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    2020年05月10日
  • テクニウム――テクノロジーはどこへ向かうのか?

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    人類は様々な技術を駆使し発展を遂げてきた。その歴史の中で、状況に応じまるで生物のように進化を続けているテクノロジーの変遷から垣間見たその畝りをテクニウムと定義し、過去から現在の流れを俯瞰する事で良き未来を見据える。重厚な展開に深い感銘を受けた。良書。

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    2020年03月29日
  • 〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

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    ‪『インターネットの次に来るもの』‬
    ‪1.個人のアテンション
    益々重要視される。個人も企業も。
    なぜならば、情報が増えすぎて、個人が本来見つけたい情報、コンテンツの価値が相対的に高くなってるから。

    ‪2.コネクト→タグ→意味づけ‬
    そのために自分が作成保存した情報も、外部情報にもタグづけが益々進む。
    タグづけ→関連づけ→注釈リンクという具合に、便利になる。

    ‪3.解答<質問推測‬
    Google検査。解答を見つけるではなく、あなたの探し物、質問、これですか?
    そう、質問への重要度が増してくる。

    ‪4.n分母の変化。‬
    ‪大衆統計→自分自身‬
    僕は周りと比較して、、、ではなく、たとえば医療

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    2020年02月09日
  • テクニウム――テクノロジーはどこへ向かうのか?

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    ‪テクノロジーの本質について、生物の進化史を敷衍しながら解き明かす革命的名著。テクノロジーを動詞的で「生命を持った精神」と措定し、その普遍的構造や進化のベクトルについて詳らかにしていくプロセスは圧巻の一言に尽きる。ケリー氏の慧眼にただただ瞠目。‬

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    2020年01月13日
  • テクニウム――テクノロジーはどこへ向かうのか?

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    近年読んだ書籍で最も影響を受けた一つ。ケヴィン・ケリーが本書で語る「テクノロジーの進化は生物が進化してきた歴史の延長にある」という主張は慧眼だと思う。その主張に至るまでの例証もどれも興味深い。この本を読み、テクノロジーの進化というものが善悪論を超えて、ある種冷静に一つの現象として観察できるようになった気がする。

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    2019年07月25日
  • 〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

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    「人工知能のための哲学塾」の感想のところでも書いたけど,この本も大学の頃を思い出させてくれる本。著者のケヴィン・ケリーは初めて読んだ洋書。収穫逓増の法則とか書かれてたのを思い出す。
    著者のこれからの社会を見つめる視線は先端をいっているのに,楽観論でもなく悲観論でもなく,まっすぐさを強く感じる。実際にそうなるかはわからないけれど,書かれていることは信じられる。なんとなく進もうとして,よくわからなくなったときに立ち戻りたくなるような本だ。

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    2019年01月27日
  • 〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

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    これほど骨太な本を読んだのは久し振りだったから年始から中々の体力が持ってかれた。。
    昨今のテクノロジー進化の流れから、未来を決める12の法則を見出しており、それはあらゆる先進的なテクノロジー企業が持つ優位性を分析するのにも役立つ。

    抽象的思考もここまで究めると未来予測の領域まで行くんだなーと感心。もっと『本質って何ですか』って自分に問い続けていかないといけないなーと痛感。

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    2019年01月20日