ジェフリー・フェファーのレビュー一覧

  • 悪いヤツほど出世する

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    「リーダーシップ」と名前がついた研修、授業、講座はありふれていて、叱られる時も、人材がいないと嘆かれる時も、足りないのは「リーダーシップを持った人材」ということになっているようです。

    リーダーになったこともない人が語るリーダーシップはうさんくさく、名リーダーが語るリーダーシップは、単なる自慢話のことが多いように感じます。

    「リーダーシップ」は再現可能な資質ではなくて、環境と人格がたまたまうまく合った時にだけ現れる状態のことではないのかなぁ、と感じていたところ、なるほど、と頷ける本に出会えた気がしました。

    卓越したリーダーであるはずの人が、実はどうにも食えない人で、社内の評価は全然違ったり

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    2017年03月26日
  • 悪いヤツほど出世する

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    「巷で喧伝されるリーダーシップ研修のような理想的なリーダーはそういない」と説く。自分自身も世間で謳われる理想的なリーダーとかけ離れているため、その乖離を嘆くことが多くあったが、結局、世の中の偉大なリーダーもひとりの人間であり、長所だけでなく、短所もあると気づかされると、少し気が楽になる。リーダーシップの一要素として、「自分らしさ」ではなく、「リーダーが演じるそのキャラクター」であることは、非常に同意。

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    2017年01月13日
  • 「権力」を握る人の法則

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    著者であるジェフリー・フェファーさんが描いた”悪いヤツほど出世する”を読んだ後にこちらの本を読みました。両作品は一貫して、一般の人々が期待するリーダー像に対する誤りを指摘しており、当”「権力」を握る人の法則”ではどうすれば「権力」を手に出来るかの具体的なアドバイスも書かれている。(第2章参照) 参考に出来る部分が多いと感じたし、実践していきたいとも感じました。

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    2016年12月06日
  • なぜ、わかっていても実行できないのか 知識を行動に変えるマネジメント

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    権力を握る人の法則 の筆者が、知識と行動のギャップを分析。
    原因①問題を話し合ってくぁけで仕事をした気になる
    原因②過去のやり方にこだわりつづける
    原因③部下を動かすために恐怖をあおる
    原因④重要でないことばかり評価している
    原因⑤業績を上げるために競争させる
    それぞれ企業の例(欧米だが)を取り上げて具体的に分析。

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    2016年08月31日
  • 「権力」を握る人の法則

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    スタンフォードのビジネススクールの教授が権力者がいかにその権力を手にしたのかを研究した成果。綺麗事ではなく、現実を見据えて淡々と打つべき手を打つ人間が権力を握っていく。
    仕事ができる、成果を残す人間が必ずしも権力を握るわけではない。上手に上の人間にアピールし上の人間を気持ちよくしていく必要がある。権力を握るための7つの資質として決意、エネルギー、集中、自己省察、自信、共感力、闘争心が挙げられていて、知能はあまり出世に関係ない。その他に上昇する部門でキャリアをスタート、リソースを確保し強力な人脈を築く、権力者として振る舞うといったコツが紹介されている。
    ただ権力を手にした人間が払う代償も大きい。

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    2016年03月09日
  • なぜ、わかっていても実行できないのか 知識を行動に変えるマネジメント

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    結局はコミュニケーション力、というか対人、なんだよね
    ただ、“会社のため”にしたことに対する見返り(保証だとか、安心・信頼感)がないとやってられないと思う
    不安をなくすの、大事

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    2014年10月12日
  • 「権力」を握る人の法則

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    著者はスタンフォード大学ビジネススクールの教授。
    本書は、長年やっている「権力への道(Path to Power )」という講座がもととなっている。

    タイトルだけを見ると、権謀術数の限りを尽くしたマキャベリズムという感じであるが
    内容はそんなに腹黒くない。

    端的に言い表せば、本書のメッセージは以下の2行である。

    ・「勤勉に活動をして良い結果を出せば、いずれ認められる」という考え方はナイーブである。
    ・自分の見せ方を意識して戦略的に行動し、アピール上手になること。


    たいていの人は、よい仕事をして規則を守っていれば
    それに見合う待遇がちゃんと用意されると無邪気に考える。

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    2013年08月29日
  • 「権力」を握る人の法則

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    出だしから権力を持つことは悪いことではなく良いことであり、権力は持つべきものだというパラダイム転換をしかけてくるような内容が目立つ。

    その理由はいくつか述べられているが、最も印象的だったのは地位が高い人ほど長生きするというデータ。
    著者も最後で述べているけど、やっぱり自分の状況を自分でどうにかできる方が心身の健康に良いということは、大手企業という上位下達が強い職場で働いてる自分にはよくわかる。上によって大きく左右される現状は心地よいものではない。

    本書のメッセージは以下のように極めて単純。

    ヒエラルキーがある限り、権力争いはなくならない。そしてヒエラルキー的な組織構造は社会から消えること

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    2013年03月10日
  • 「権力」を握る人の法則

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    ・実績と昇進の相関関係は低い
    ・有効な情報は、弱い結びつきの人的ネットワークからもたらされれる
    ・よく怒る人は出世しやすい
    など、研究結果を基に、権力が誰にもたらされるかについて書かれている。
     最も興味を持ったのは「セルフハンディキャッピング」と呼ばれる行動。失敗すると自尊心が傷付くから意図的に失敗の確率を高めるような行動をすることで、例えば試験前に模様替えを始めてしまうなどが該当する。
     自身も心当たりがあるが、この行動が成績や成果に悪影響を与えることが調査で実証されているそうだ。
     私は権力から遠のいてるのか…。

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    2012年08月23日
  • 「権力」を握る人の法則

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    ネタバレ

    この本を読むまで、僕は社内での政治ゲームに軽い嫌悪感を抱いていた。
    嫌いではあるが無関心ではなかったので、権力を握るということの意味を知りたくて本書を手に取った。

    本書は、決して全員が全員権力を握るべく努力することを勧めるものではない。ただ、権力というものに対し少なからず知識を持った上で自分なりのスタンスを決めるべきだと訴えている。そのため権力を握るとどんな良いことがあるか、あるいは逆にどんな悪いことがあるかということが具体例を交えた上で解り易く説明されている。
    僕は現在エンジニアをしているが、この本は出世に興味のないエンジニアのような人にも強く勧めたい。これはどちらかと言うと何かを得るため

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    2012年06月24日
  • 「権力」を握る人の法則

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    欧米風、日本にあわない、というレビューもあったけど、そうでもないかと。
    成功しないのは、自分が何者か、何をできるのかしらないのでは?という問題提起。

    戦略的に自分を理解し、自分にあった戦略的ポジショニングをつくれ、って感じですかね。

    さっそくかんがえてみよっと。

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    2012年06月13日
  • 「権力」を握る人の法則

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    実力があれば、黙っていても認められ出世をすると考える人が多い。しかし実際は実力はあって当然で、その上で如何に印象に残って引き上げられるかが重要と言う事を数多くの実例から紹介されている。確かに、良く知らない人を重要なポストに引き上げる事はしないだろうと考えれば、当然の結果だろう。
    またこの本では、自分でネットワークを築くことの重要性を説いている。特に弱い結びつきの橋渡し役になる役割の位置してそれを維持することで成功した人の例がいくつも載っている。

    印象に残った個所
    P50 自分を変える努力に必要なこと
    1.自分を変えることは可能だと信じること
    2.自分自身を客観的に見つめ、良いこと、悪いことを

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    2012年04月25日
  • 「権力」を握る人の法則

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    高い地位に到達する人とそうではない人の違いをあげています。
    大きく二つ、まずは困難に挑戦しようとする意志と、そして、二つ目は、その意志を目標達成に結びつけるスキルだという。ここであげられる項目をリストアップして、自己チェックに使えそうです。

    ◎決意
    ◎エネルギー
    ◎集中
    ◎自己省察
    ◎自信
    ◎共感
    ◎闘争心

    また、権力を手にした時の代償まで記載がある。これは、これから役員になる人たちに送りたい項目かと思います。

    ◎一挙手一投足を監視される
    ◎時間の自由を失う
    ◎多大な時間とエネルギーを取られる
    ◎人を信じられなくなる
    ◎権力は中毒になる

    特に、後半の二つになってしまっている人を、最近見

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    2012年03月24日
  • 「権力」を握る人の法則

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    書かれていることはけっこうえぐい。知っているのと知らないのとでは見える世界が違ってくる。人によってはまったく受け入れられないと思うけど。

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    2012年02月23日
  • 「権力」を握る人の法則

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    ネタバレ

    権力を握る必要性を主張し、どうやって権力を握るか
    何人もの経験を事例に出してそれを説明している

    私は多少強引なところもあるような気がした。
    読む人それぞれの感想が出てきやすい本だと思います。

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    2012年02月22日
  • 悪いヤツほど出世する

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    世間で言われる理想のリーダー像と実態の乖離について。
    アメリカの話だから日本だとちょっと違いそうだけど、理想と現実が違うということを認識するきっかけとして大事。

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    2025年11月03日
  • スタンフォード大学の人気教授が明かす 教養としての権力

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    豊富な実例は面白いが、
    こういう振る舞いができる人が
    権力を握れると言われても
    イヤな人はイヤだろうなと
    思う。
    読み物として楽しむもので
    マニュアルではないと思った

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    2025年10月19日
  • 出世 7つの法則

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    権力を良いことに使うためには、良い人に権力を与えなくてはならない。これが始まりの言葉です。
    分析とデータを活用し続けることで、権力を手に入れることができます。権力は万能なツールであり、政治的スキルの有無によって今後の出世が左右されます。この本では、それらを身に付けるための法則が紹介されています。

    まずは自分の物語を書き換えることから始めます。何が何でも成功すると言う決意、権力から逃げないことを肝に銘じ、自分自身をブランディングしていくことが大切です。

    たまに、自分らしさやオンリーワンを主張する人がいますが、唯一や希少性と言うものは、集団の頂点に位置するものこそが、真のオンリーワンを意味しま

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    2024年04月06日
  • ブラック職場があなたを殺す

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    長時間労働ほど非効率かつ自分の健康を害するものはない。仕事に生きがいを感じること自体は悪いことではないと思うが、自分の健康や本当の幸福感を犠牲にしていないか見つめ直す必要があると思う。
    自分のは仕事のやりがいは感じているが、仕事に生きがいは求めていない。自分の健康は自分で守るしかないと自覚できる一冊です。

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    2023年08月28日
  • 悪いヤツほど出世する

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    上に立つ奴がろくでなしばかりなのは何故なのか?
    それが知りたくて手に取りました。
    やっぱりそうか、と納得しました。

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    2021年09月02日