スティーヴン・マーフィ重松のレビュー一覧
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「私は死につつあります。」
「それから、私は生きています。」
まぎれもない事実なんだけれど、「死につつある」と言われたら否定したくなるし、言われなければ「死につつある」ということも考えず、「生きている」という実感にも乏しい。
著者のマインドフルネスについての本も読んでいて、この本が目にとまり、読んでみた。
死について、きちんと考えてみたいタイミングでもあった。
現代の文化では、死を遠ざけ、否定しようとする。死の話などするべきではないとされる。
しかし、それでむしろ、死をよけいに恐れるような状況になっている。
本書では、死と向き合い、いうなら死を友人のように親しく身近に感じるようにしていく -
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【評価】
内容 :★★★★★
読みやすさ:★★★☆☆
難易度 :★★☆☆☆
ボリューム:★★★☆☆
【所感】
リーダーシップは「リーダー」だけでなく「全ての人」が持つべきスキル。皆リーダーになれるのだ(We are the Leaders)。なるべきリーダー像は『アサーティブリーダー』であり、そうなるためのリーダーシップの要素を学べる。特に『オーセンティックリーダーシップ』はその基盤となるリーダーシップとなり、非常に重要と感じた。それらに必要な考え方と合わせて具体的なtipsまで書いてあるのがイメージをする上で非常に良かった。『貞観政要』と合わせて読み返したい在るべきリーダー像の本。 -
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大野和基 / アンデシュ・ハンセン / ロルフ・ドベリ / ジャック・アタリ / ネイサン・シュナイダー / ダニエル・コーエン / ダグラス・マレー / サミュエル・ウーリー / ターリ・シャーロット / スティーヴン・マーフィ重松4.0 (2)
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総評
「We are the leaders:私たちは皆リーダーである」の考えをベースに、世界屈指の教育機関であるスタンフォード大学で実際に講義として提供している内容が盛り込まれているため、事例とロジカルのバランスがよく、丁寧に理解しながら読み進めることができます。心理学の専門家である著者らしく「人はシステムやロジックだけではなく心で動く。心理への洞察こそが肝心である」という考え方が終始大切にされているため、読み進めながら自身の心も熱くなります。本書への向き合い方として認知行動療法に関連づけて、知識を得ることだけでなく、行動を起こすことで考え方も行動も変わる好循環につながる。「知の書であり実 -
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スタンフォード式 最高のリーダーシップ
著:スティーヴン・マーフィ重松
リーダーシップを身につけることで自分を成長させる。実際のリーダーとして、チームや組織で成果をだせるようになる。それが、本書で紹介している「スタンフォード式最高のリーダーシップ」である。
リーダーシップを備えた人がお互いに影響を与え合う職場は、組織として強くなる。また、リーダーシップを発揮する働き方は、その人個人を成長させる。ポジションや報酬など、具体的な成果ももたらしてくれる。
本書の構成は以下の8章から成る。
①リーダーシップの原則
②残酷な集団
③求心力ある先導者
④人心を掴む「土台」を築く
⑤本物の「信頼」をた -
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ネタバレleadershipを身に付けるための土台となる考え方を学ぶことが出来た。
リームのリーダになる前に、自分自身に対してリーダーシップを発揮することが出来ればチームでも求心力のあるリーダーとして存在を発揮することが出来るとは、まさに自分自身に強くなることではないか?と感じた。
まずは自分自身に対して「強み」「弱み」を理解・把握した上で、明確な「目的」を意識してリーダーシップを発揮していくためのアクションプランを考えてみる。
<要 約>
プロローグ
リーダーシップの原則=「we are leaders」(私たちは皆リーダーである)
この考え方がリーダーシップの基盤であり、原理原則となる。
つま -
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リーダーシップとは何かを述べた本。
私たちはみな、リーダーである。
目指すべきリーダー像はアサーティブリーダー。自分自身を尊重し、人を否定することなく、自分とチームの利益のために行動できるリーダーである。
アサーティブリーダーに必要な4つのスキルは以下。
1.オーセンティックリーダーシップ
人心を掴む土台を築く
2.サーバントリーダーシップ
本物の信頼をたぐり寄せる
3.トランスフォマティブリーダーシップ
チームに変容をもたらす
4.クロスボーダーリーダーシップ
持続的な最良の関係を確立する
あとチーム構築に必要な要素は以下8つ。
1.ビギナーの心 -
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・①積極的なリーダーに必要な個人としての土台→authentic leadership
②部下を前に出す謙虚さ→servant leadership
③自分の力で変えられるものを変えていく勇気→Transformative leadership
④人もの価値観などさまざまな違いを理解するための知恵→Cross-border Leadership
・自己を知って他者を知る。自己とは自分から一番近い人間であり、その心理メカニズムを把握してこそ、初めて他者の気持ちが見えてくる
・プレイングマネジャーこそ、アサーティブリーダーを目指そう。自尊感情なしにできることなど何もないのだから。
・弱さと本 -
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日本生まれ、米国で育ちのスタンフォード大学在籍の心理学者の著書。
マインドフルネスとは、瞑想習慣であるとともに、「覚醒した瞑想」と説明。それは集中力、感情のコンントロールなど、ビジネスパーソンに必要な資質全般にわたって影響を及ぼすものである。また、マインドフルネスは私たちを人間たらしめる多くの重要な性質、たとえば、先天的に備えている共感力、思いやり、親切心によって私たちが互いに深くつながっていることを理解する能力にも作用する。
ゆえにマインドフルネスは自分が何者であるかを探り、自分の世界観と自分のいる場所を問いながら、意識を目覚めさせて自己や世界と調和して暮らすことを可能にしてくれる。
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ずっと積読になっていたけれど、読んでみたら結構よかったです。
自分自身を尊重し、人を否定することなく、自分とチームの利益のために行動できるリーダー【アサーティブリーダー】になることを推奨しています。プレイングマネジャーだとこのマインドを見落としがち。そもそもアサーティブネスはどんな人にも必要なマインドですね。
アサーティブ・リーダーに大切なのは、エゴと謙虚さのバランス感覚であり、 そのバランスをとるには、下記の4つのリーダーシップを組み合わせるのがよいとのこと。
① Authentic Leadership(本質的なリーダーシップ)
② Servant Leadership(支援するリー