小森健太朗のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大相撲とミステリが融合したバカミス
あらすじの荒唐無稽さが興味を惹かれるとtwitterで話題になったり
それがきっかけでちょっと売れて増刷がかかったり
さらにそのエピソードから、タモリ倶楽部で「文庫本の裏にあらすじあり!!ウラスジ大読書会」が放送されたりと、出版業界にちょっとした影響をもたらした本作
ちなみに、文庫のうらすじ
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ひょんなことから相撲部屋に入門したアメリカの青年マークは、将来有望な力士としてデビュー。しかし、彼を待っていたのは角界に吹き荒れる殺戮の嵐だった!立合いの瞬間、爆死する力士、頭のない前頭、密室状態の土俵で殺 -
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福知山線の事故、急速に発展するSNSと燃え上がる悪意、盛り上がり消えていく流行りと街の空気、凄惨な虐待や性被害、児童による殺人、増税、そして東北大震災。めまぐるしい平成の三十年の間にあった事柄を、空気をテーマにしたアンソロジー。
青崎先生目当てで、あとは井上先生、貫井先生、乾先生は既読かなあ。他の方は名前はわかる程度。ちょっとわたしには消化不良の短編が多いかな。まとまりよくて読みやすいのは青崎先生。平成の空気感を一番感じたのはさすがに主宰の遊井先生。この感触を懐かしく哀愁を感じるのはもはや一定以上上の世代で自分もそちら側だと思うと不思議だな。あらゆる小ネタをしこむのが好きなタイプの作家を集め -
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福知山線の事故、急速に発展するSNSと燃え上がる悪意、盛り上がり消えていく流行りと街の空気、凄惨な虐待や性被害、児童による殺人、増税、そして東北大震災。めまぐるしい平成の三十年の間にあった事柄を、空気をテーマにしたアンソロジー。
青崎先生目当てで、あとは井上先生、貫井先生、乾先生は既読かなあ。他の方は名前はわかる程度。ちょっとわたしには消化不良の短編が多いかな。まとまりよくて読みやすいのは青崎先生。平成の空気感を一番感じたのはさすがに主宰の遊井先生。この感触を懐かしく哀愁を感じるのはもはや一定以上上の世代で自分もそちら側だと思うと不思議だな。あらゆる小ネタをしこむのが好きなタイプの作家を集め -
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Posted by ブクログ
タモリ倶楽部の「ウラスジ大読書会」の回で紹介されていたので。小森健太郎自体は13年ぶり。初期作品を読んだことがあるので、そのあたりの、タイトルにカタカナが入っている作品を想像しながら読み始めたものの、まったく異なる印象。冷静に考えれば分かることだけれど、黒相撲がもしかして史実なのかと思って調べてしまって、作者の思惑にまんまとはまった形。巻末の解説にもあるように、一体何人の力士が亡くなっているのかを考えると、現実にはこんな大量殺人は起き得ないけれど、フィクションだと割り切って考えればリアリティは置いておけるのかもしれないという考えに至った。
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Posted by ブクログ
以前、ネットで話題になって一瞬入手困難になった本。普通に古本屋で買えました。
簡単にいえばバカミス。事件それぞれにインパクトがあるし、お話の中心人物になるマークも最初は派手でツカミはOK(後にだんだん目立たなくなるけど)
バカミスがどういうものか分からない人には分かりづらいノリかもしれないけれど、マンガでミステリーを表現しようとすると絵面勝負でヘンテコでツッコミどころの多いものができることがある(コナンや金田一少年であっても)
そういうのがずっと続く。馬鹿馬鹿しいまま。そんなノリ。
で、この小説はもちろん作者が狙って書いている。だから読みやすい。でも読み終わっても何も残らない(いや、インパク