小森健太朗のレビュー一覧

  • 平成ストライク

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    複数の作家陣によるアンソロジーですが、白井智之作品のために購入
    したがって評価と感想も単品のもの

    【ラビットボールの切断 こども版】白井智之
    玉奈市
    合田まな
    ロイヤルすけべビル
    玉奈愛(たまなあい
    たまなし祭り
    玉無し探偵

    パワーワードのオンパレードでファンには⭐️5確定演出
    読み返せば1ページ目から伏線が
    真相もタイムリーで良し

    他の作家の作品は…また後で

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    2023年11月23日
  • 大相撲殺人事件

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    本格ミステリの王道。初心者におすすめ!!そんなことはありません。
    バカミスだということ以外、いまいち的を得ない噂が出回る本作。なるほど。これはバカミス最高峰だ笑

    マークという青年がこの物語のメインキーパーソンである。とんだ爆笑もんのひょんなことから、相撲部屋に入門することになる。

    さて彼がみた力士とは…土俵で爆破された力士笑。首を切断された力士笑。女人禁制の土俵密室笑。連続力士殺人事件が多発笑。黒相撲笑笑。
    しかも名探偵マーク笑。聡子と御前山の無能爆笑コンビときた。もう無茶苦茶である。だがしかし。大傑作である。

    まったくもって本格ミステリである。(いや、正確にはコメディミステリ…
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    2017年12月19日
  • 探偵小説の様相論理学

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    ネタバレ

    推理小説を様相論理学と関係づけて説明している。

    「モナドロギーからみた<涼宮ハルヒの消失>」のように具体的な作品に触れて,論を展開している。

    ラキスタにおけるツンデレの元々の意味についての紹介のように,細かいことに拘っているところがよいかも。

    探偵小説というよりは,推理小説と言った方が正確かもしれない。

    推理小説を読む前,読みながら,読んだ後の三度楽しめる本だと思った。

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    2012年11月18日
  • 大相撲殺人事件

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    大相撲の千代楽部屋を中心にした6つの短編が入っている。それぞれの短編で少なくとも1人、多いときは14人が殺される。1人だけ土俵を清める儀式を行っていた神官がいるが、それ以外は力士ばかり。犯人も力士だったりするので、角界の存続が危ぶまれるレベル。なんとなく昭和の時代の推理小説みたいと思ったけど、ノベルズ版の発行が2004年。思ったよりも新しかった。探偵役は、日本文化を大学で学ぼうと来日したのに、間違えて相撲部屋の門を叩いてしまったアメリカ人と親方の娘。帯には本格ミステリとあるけれど、本格というにはコミカルすぎる。

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    2025年08月31日
  • 大相撲殺人事件

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    ネタバレ

    相撲縛りでマダミスやってみました、ってここまで書けるのは凄い。全話相撲ならではのトリックだったり、縛りがある。
    割と猟奇的な殺人がありつつも、子供が読んでも問題ない(推理系の児童書)くらいの雰囲気。

    海外から大学と間違えてうっかり相撲部屋に案内されてしまった留学生マークが、アンジャッシュのコントのようなすれ違いで力士見習として活躍する、と思いきや名推理で犯人を見つけ出すという、相撲版名探偵コナンみたいな小説。マークのポテンシャルが凄すぎる。推理の時、拙い日本語でそれを伝えるのが面白い。
    物凄い謎解きやトリックがある訳では無いし、推理も少なく結構直ぐに犯人が割り出されてしまうのが勿体ない気もす

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    2025年06月12日
  • 大相撲殺人事件

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    あらすじで話題になった本だが、本編の文章もパワー溢れる描写が多くて面白かった。ミステリーはミステリーなんだろうけど、コントのネタかな?と思ってる。

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    2024年04月29日
  • 平成ストライク

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    ネタバレ

    平成の出来事をテーマにした連作アンソロジー。好みだったのは、青崎有吾「加速してゆく」、千澤のり子「半分オトナ」でした。平成を通過した世代としては、いろいろあったなあ、としみじと思い返しながら読みました。当時のヒット曲や流行なんかも物語の中に登場して、面白かったです。

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    2021年01月14日
  • 大相撲殺人事件

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    バカミスではあるけど、ちゃんとミステリらしくて面白かった。
    ヒロインの聡子が図太くて結構いい性格をしているのもいい。

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    2020年11月21日
  • 平成ストライク

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    平成デビュー作家が平成の事件・事故・出来事を題材にしたアンソロジー。平成を懐かしむタイプの本でないのは、最初の福知山線脱線事故についての話を読んで嫌というほどわかった。全体的に辛いけれど読み応えがある作品揃い。避けては通れない東日本大震災や原発のテーマは、天祢さんのキョウカンカクのキャラが登場したのでシビアになりすぎずとても良かった。(白井作品だけはは早々に読むのを放棄。)

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    2019年06月27日
  • 白黒館の殺人 平成ストライク(分冊版)

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    平成デビュー作家が平成の事件・事故・出来事を題材にしたアンソロジー。平成を懐かしむタイプの本でないのは、最初の福知山線脱線事故についての話を読んで嫌というほどわかった。全体的に辛いけれど読み応えがある作品揃い。避けては通れない東日本大震災や原発のテーマは、天祢さんのキョウカンカクのキャラが登場したのでシビアになりすぎずとても良かった。(白井作品だけはは早々に読むのを放棄。)

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    2019年06月27日
  • 大相撲殺人事件

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    ネタバレ

    相撲を題材にした本格ミステリ。と、言ってもジャンルとしてはバカミスであり、肩肘の凝らないユーモア感覚に満ち溢れた作品で、突拍子もない展開を成立させるだけの無駄のない文章力に驚いてしまう。読後感としてはややあっさりしてはいるものの、まさにがぶり寄りのごとき勢いで押し切った感じがあり、このテンポの良さこそ本作の最大の魅力だろう。加えて、非常に読みやすいため、人を選ばずにオススメできる作品であり、キャッチーでもあるため、Twitterでバズったのも理解できる。

    立ち会いとともに爆死する力士を皮切りに、密室となった女人禁制の土俵上など、相撲であるという設定を活かした異形異様の事件のオンパレード。力士

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    2019年05月30日
  • 平成ストライク

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    福知山線脱線事故、児童虐待、新宗教、消費税、ネット冤罪、メルトダウン。平成って酷かったんだなと分かる。稀有な傑作アンソロジー。特に青崎有吾の短編は年間ベストもの。

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    2019年05月01日
  • 白黒館の殺人 平成ストライク(分冊版)

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    福知山線脱線事故、児童虐待、新宗教、消費税、ネット冤罪、メルトダウン。平成って酷かったんだなと分かる。稀有な傑作アンソロジー。特に青崎有吾の短編は年間ベストもの。

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    2019年05月01日
  • ネヌウェンラーの密室

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    舞台はエジプト。なんだか、楽しくすいすい読めるストーリー。ほいほいと登場人物が死んでゆくのも、これはこれでよいのでは と想ったり・・・ 

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    2010年05月11日
  • ネヌウェンラーの密室

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    こういうエジプトやら古代キリスト教やらの舞台設定が好きなので買ってみた作品。以後、小森作品を買うきっかけに。

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    2010年02月26日
  • 神の子の密室

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    ネタバレ

    「神の子」と呼ばれたイエス。反乱罪に問われ十字架にかけられたイエスな死体は密室状態の洞窟から消え、救世主として復活した。

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    2025年09月29日
  • 大相撲殺人事件

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    ネタバレ

    あらすじがSNSで話題になっていた本。
    とにかく力士が死にすぎ!対戦予定の力士が連続で死んでいくけど防げない。警察は何やってるの 笑
    マークが主人公でメインかと思ったが、後半は聡子と御前山のコンビが活躍(?)
    マークが名探偵すぎる。そして、マークが来たことにより角界で大量殺人が……コ〇ンくんか?
    御前山、最初は何言ってんだこいつレベルのキャラだったが、読み進めていくうちに憎めないキャラに。

    人が死んでも驚きの少ない人たち。聡子、度胸ありすぎ。
    死人の生首を使って検証するなんて!(ここは笑うポイントか?)
    黒相撲館で千代楽親方が寝込んでしまった時に、やっと少しの人間らしさを感じた。

    最終的に

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    2025年08月08日
  • 平成ストライク

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    平成という時代をコンセプトとする短編アンソロジー 実際に起きた事件、流行った物事をテーマとして

    「加速していく」青崎有吾
    JR福知山線脱線事故を題材として
    事故当事者とならなかった少年の心象を描きながら、当時の安全管理労働環境を

    「炎上屋尊徳」井上夢人
    通信機器の変貌とネット環境の普及
    運動部の体罰体質を隠蔽する学校とコーチへの報復 YouTubeバイトテロ等踏まえて

    「半分大人」千澤のり子
    平成の二分の一成人式」への反抗
    私もこの家庭状況までカーストされるようなこの儀式は好きでない
    ネグレクトと性虐待に苦しむ小学生達の策略
    なかなか読ませる

    「bye bye blackbird」 遊

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    2025年08月07日
  • 平成ストライク

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    平成っていろんなことがあったな…
    千澤のり子さんの「半分オトナ」の話の感じ好きだった。あとは遊井かなめさんの話の舞台も懐かしい感じ。

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    2025年06月08日
  • 白黒館の殺人 平成ストライク(分冊版)

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    平成っていろんなことがあったな…
    千澤のり子さんの「半分オトナ」の話の感じ好きだった。あとは遊井かなめさんの話の舞台も懐かしい感じ。

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    2025年06月08日