小森健太朗のレビュー一覧

  • 平成ストライク
    複数の作家陣によるアンソロジーですが、白井智之作品のために購入
    したがって評価と感想も単品のもの

    【ラビットボールの切断 こども版】白井智之
    玉奈市
    合田まな
    ロイヤルすけべビル
    玉奈愛(たまなあい
    たまなし祭り
    玉無し探偵

    パワーワードのオンパレードでファンには⭐️5確定演出
    読み返せば1ペー...続きを読む
  • 大相撲殺人事件
    本格ミステリの王道。初心者におすすめ!!そんなことはありません。
    バカミスだということ以外、いまいち的を得ない噂が出回る本作。なるほど。これはバカミス最高峰だ笑

    マークという青年がこの物語のメインキーパーソンである。とんだ爆笑もんのひょんなことから、相撲部屋に入門することになる。

    さて彼がみた力...続きを読む
  • 探偵小説の様相論理学
    推理小説を様相論理学と関係づけて説明している。

    「モナドロギーからみた<涼宮ハルヒの消失>」のように具体的な作品に触れて,論を展開している。

    ラキスタにおけるツンデレの元々の意味についての紹介のように,細かいことに拘っているところがよいかも。

    探偵小説というよりは,推理小説と言った方が正確かも...続きを読む
  • 大相撲殺人事件
    あらすじで話題になった本だが、本編の文章もパワー溢れる描写が多くて面白かった。ミステリーはミステリーなんだろうけど、コントのネタかな?と思ってる。
  • 平成ストライク
    平成の出来事をテーマにした連作アンソロジー。好みだったのは、青崎有吾「加速してゆく」、千澤のり子「半分オトナ」でした。平成を通過した世代としては、いろいろあったなあ、としみじと思い返しながら読みました。当時のヒット曲や流行なんかも物語の中に登場して、面白かったです。
  • 大相撲殺人事件
    バカミスではあるけど、ちゃんとミステリらしくて面白かった。
    ヒロインの聡子が図太くて結構いい性格をしているのもいい。
  • 白黒館の殺人 平成ストライク(分冊版)
    平成デビュー作家が平成の事件・事故・出来事を題材にしたアンソロジー。平成を懐かしむタイプの本でないのは、最初の福知山線脱線事故についての話を読んで嫌というほどわかった。全体的に辛いけれど読み応えがある作品揃い。避けては通れない東日本大震災や原発のテーマは、天祢さんのキョウカンカクのキャラが登場したの...続きを読む
  • 平成ストライク
    平成デビュー作家が平成の事件・事故・出来事を題材にしたアンソロジー。平成を懐かしむタイプの本でないのは、最初の福知山線脱線事故についての話を読んで嫌というほどわかった。全体的に辛いけれど読み応えがある作品揃い。避けては通れない東日本大震災や原発のテーマは、天祢さんのキョウカンカクのキャラが登場したの...続きを読む
  • 大相撲殺人事件
    相撲を題材にした本格ミステリ。と、言ってもジャンルとしてはバカミスであり、肩肘の凝らないユーモア感覚に満ち溢れた作品で、突拍子もない展開を成立させるだけの無駄のない文章力に驚いてしまう。読後感としてはややあっさりしてはいるものの、まさにがぶり寄りのごとき勢いで押し切った感じがあり、このテンポの良さこ...続きを読む
  • 白黒館の殺人 平成ストライク(分冊版)
    福知山線脱線事故、児童虐待、新宗教、消費税、ネット冤罪、メルトダウン。平成って酷かったんだなと分かる。稀有な傑作アンソロジー。特に青崎有吾の短編は年間ベストもの。
  • 平成ストライク
    福知山線脱線事故、児童虐待、新宗教、消費税、ネット冤罪、メルトダウン。平成って酷かったんだなと分かる。稀有な傑作アンソロジー。特に青崎有吾の短編は年間ベストもの。
  • ネヌウェンラーの密室
    舞台はエジプト。なんだか、楽しくすいすい読めるストーリー。ほいほいと登場人物が死んでゆくのも、これはこれでよいのでは と想ったり・・・ 
  • ネヌウェンラーの密室
    こういうエジプトやら古代キリスト教やらの舞台設定が好きなので買ってみた作品。以後、小森作品を買うきっかけに。
  • 駒場の七つの迷宮
    2023/5/5 喜久屋書店北神戸店にて購入。
    2023/6/29〜7/6

    なんと10年ぶりの小森作品。東大駒場キャンパスを舞台に、新興宗教に関連した連続不審死などを取り扱う。展開はちょっと気に入らないところがあったが、勧誘の女王、鈴葦想亜羅のキャラが良い。続編もあるようなので期待。
  • 白黒館の殺人 平成ストライク(分冊版)
    あぁ、あったな平成の時代に、というものが題材になっている。ちょっと前のことのように思うのに、考えたらそうでもなかったりして……。
    時の流れははやい。
  • 平成ストライク
    あぁ、あったな平成の時代に、というものが題材になっている。ちょっと前のことのように思うのに、考えたらそうでもなかったりして……。
    時の流れははやい。
  • 大相撲殺人事件
    大相撲とミステリが融合したバカミス

    あらすじの荒唐無稽さが興味を惹かれるとtwitterで話題になったり
    それがきっかけでちょっと売れて増刷がかかったり
    さらにそのエピソードから、タモリ倶楽部で「文庫本の裏にあらすじあり!!ウラスジ大読書会」が放送されたりと、出版業界にちょっとした影響をもたらした...続きを読む
  • 白黒館の殺人 平成ストライク(分冊版)
    福知山線の事故、急速に発展するSNSと燃え上がる悪意、盛り上がり消えていく流行りと街の空気、凄惨な虐待や性被害、児童による殺人、増税、そして東北大震災。めまぐるしい平成の三十年の間にあった事柄を、空気をテーマにしたアンソロジー。

    青崎先生目当てで、あとは井上先生、貫井先生、乾先生は既読かなあ。他の...続きを読む
  • 平成ストライク
    福知山線の事故、急速に発展するSNSと燃え上がる悪意、盛り上がり消えていく流行りと街の空気、凄惨な虐待や性被害、児童による殺人、増税、そして東北大震災。めまぐるしい平成の三十年の間にあった事柄を、空気をテーマにしたアンソロジー。

    青崎先生目当てで、あとは井上先生、貫井先生、乾先生は既読かなあ。他の...続きを読む
  • 平成ストライク
    平成も30年、激動とまでは言えないが色々あった時代ではあった。
    それを象徴しているとまでは言えないかもしれないが以下の5作品は良かった。
    『加速していく』『炎上屋尊徳』『半分オトナ』『他人の不幸は蜜の味』『From the New World』