空知英秋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読みきりが入っているので収録話数は6話と少なめです。
社会科見学後半は、サンタ勝負の悪夢ふたたびな残念巨編でした。前編のラストで不安には思ってたんですよー…。やっぱりねー。こうなったよねー(笑)
でもそのあとのなぐられ屋でオールキャスト勢ぞろい、さらに次の銭湯前半はジャンプ誌上でアニメ再開が告知されたというのもあって、空知せんせーがものすごく楽しんでいらっしゃるのが伝わってくる気がしました。アニメ再開おめでとうございますー!
ただ、好きな方には申し訳ありませんがわたし蜘蛛編以来(くわえて最近本誌に掲載されていたK点突破編のために)月詠という人をできるかぎり見たくないので、今回の表紙 -
Posted by ブクログ
“なんというか、まあ、アンチテーゼに満ちた教師ではある。坂田銀八という人は。
教室だろうがどこだろうが、平気でくわえ煙草。さらには、教育者とは到底思えない、その死んだ魚のような瞳。
「つーか、おめーらよぉ、俺の登場までに原稿用紙十九枚も使ってんじゃねーよ。待ちくたびれちまったよ」
小説内の人物とは思えない、この不穏な発言。
野放図というか、破格というか、PTAの信頼度ゼロというか、とにかく教師の典型から大きく逸脱した人物なのである。
だが、この人が不思議な求心力のようなものも備えていることは事実で、今こうして銀八が教室に登場しただけで、あれだけ騒いでいたクラスメイトが、とりあえずは席に着き、彼 -
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Posted by ブクログ
正直、このかぶき町四天王編は私はちょっと…。
単に好みじゃないというだけですが、その度合いがかなり深刻。毎週ジャンプ読むのがつらかったのを思い出します。
「どんな人間ものみこむのがかぶき町」といいながら、その信念に相容れない人間は排除するって矛盾してません?
それを言うなら、今回は敵に回った華陀様や、天人、春雨ですら、最終的には受け入れるべきなんじゃないの?
さらにこの描かれ方では、かぶき町の危機という時に、武器をとって加勢に来た人々だけが「かぶき町の仲間」のように見えます。
鍛冶屋の女の子やキャバ嬢、ホストが、どの人もケンカしてるのも納得いきません。それぞれにそれぞれの戦い方はあるし