かんのゆうこのレビュー一覧

  • りりかさんのぬいぐるみ診療所 わたしのねこちゃん
    あなたが、わたしに愛情を持ってシャンプーしてくれたから、わたし、美容師になろうって思ったのよ。って、言ったねこちゃん。自分にとっては、なんてことをしてしまったんだろうと後悔していても、気持ちはしっかり伝わっていたんだね。さよならしてしまった、いつも寝る時にそばにいてくれたくまちゃんは、わたしにとって...続きを読む
  • ふゆねこ
    窓の外は雪。この絵本のようにまっしろなねこがたずねてきそうな夜です。

    亡くなったお母さんに頼まれてやってきたふゆねこは、へやにあがりホットミルクを飲むとここへきたわけを話します。

     あみかけの ももいろのてぶくろを
     おかあさんのかわりに あみあげて
     ほしいとたのまれ やってきた

     さいごに...続きを読む
  • ふゆねこ
     かんのゆうこさんの物語と、様々な絵描きさんとの組み合わせによって、それぞれに異なる味が生み出される『四季ねこシリーズ』だが、本書は、シリーズもの関係なく、ひとつの作品としての素晴らしさを感じられた、喪失から再生への物語である。

     上記のような絵本と聞いて、私が思いつくのは、湯本香樹実さんの『くま...続きを読む
  • ソラタとヒナタ おはなしのバトン
    お話だけどお話じゃないような…、夢だけど夢じゃないような…。その夢のようなお話の中では、壊れたおもちゃを直し……。『りりかさんのぬいぐるみ診療所』を思い起こすような物語でした。この『ソラタとヒナタ おはなしのバトン』から『りりかさんのぬいぐるみ診療所』が生まれたのかしら?(⁠^⁠^⁠)フフフ…
  • ソラタとヒナタ ともだちのつくりかた
    『はりねずみのルーチカ』『りりかさんのぬいぐるみ診療所』を読んできて、かんのゆうこさんの作品が好きになり、こちらのシリーズも読んでみることに!

    優しいくまのソラタときつねのヒナタ。ふたりは仲良し!

    1つだけ言わせてもらえれば、ベランダの窓枠にいたちいさなさなぎのところ。絵をモンシロチョウではなく...続きを読む
  • はるねこ
    何度読んでも素敵な絵本◎
    春をとても感じられ、「春一番の風」の表し方にも驚嘆!
    春になると読みたくなる素晴らしい一冊です。
  • はりねずみのルーチカ ちいさな夜の音楽会
    『りりかさんのぬいぐるみ診療所』にルーチカが出て来て....コレは次に出る『はりねずみのルーチカ』の話には、がちょうのモーツァルトが出てくるはず!?( ̄ー ̄) と思っていた。で、最新刊の『はりねずみのルーチカ』買っちゃいました!

    「ひとびとの国」から「フェリエの国」にやって来たモーツァルト!ぬいぐ...続きを読む
  • マルーシカと12の月
    スラブ民話「森は生きている」を下敷きにしたお話だそう。創作が入っているので、話の筋がしっかりしていて読みやすかった。継母・12月の精霊・王様からの褒美など昔話要素満載でした。結末も凄く良かった。出来過ぎなところがマイナス要素になるかも。
    絵もとても素敵で私の好み。このお二人で他の絵本も出ているような...続きを読む
  • はりねずみのルーチカ 人魚の島
    シリーズ9冊目。(私個人としては4冊目。順番に読んで行きたかったが、貸出中だったので、これを借りた。夏のお話なので、いま読めて良かったかな) 

    暑い夏の日、ひみつの島へ出発して行ったルーチカ達。たどり着いた小島では、少年リクが一人で暮らしていたり、人魚がいたり...。最後の挿絵を先に見てしまったの...続きを読む
  • はりねずみのルーチカ ふしぎなトラム
    シリーズ3冊目。妖精の輪で小さくなっちゃったところは、私が好きな場面。人形の修理屋!?『思い出の国』って先に読んだ、『りりかさんのぬいぐるみ診療所』でも出て来たじゃない!?なんかこんな風にお話が繋がっているのって好き!泊めてもらったくまのコリアタおじさんと息子のプチアタ。次の新月にお祭りに行くことに...続きを読む
  • はりねずみのルーチカ
    『りりかさんのぬいぐるみ診療所』の2作目で、『はりねずみのルーチカ』が出てきて、読んだことがないシリーズだったので、手に取る。

    不思議なことがたくさん起きて...。トムテとか、小さな妖精の楽団員が出て来た時は、このお話好きだ!と思った。北見葉胡さんの挿絵がかわいい。
  • りりかさんのぬいぐるみ診療所 わたしのねこちゃん
    シリーズ2作目。今回は3つのお話。

    取材をしに来た美和子さんの体験...とても素敵!ぬいぐるみってお役目の引退があるのね。『思い出の国』なんと素敵な国に行けるのか。私のぬいぐるみたちもいつか『思い出の国』に行く日が来ちゃうのかな?私が死んだ時、一緒に棺桶に...なんて思うこともあるんだけど。

    ...続きを読む
  • りりかさんのぬいぐるみ診療所 空色のルリエル
    私には、今年で48年一緒に過ごして来たくまのぬいぐるみがいる。ぬいぐるみ病院に入院させようか悩んでいた頃にこの本に出会った!迷わず借りた。

    春夏秋冬、季節ごとの患者さん。それぞれに草花が出てきて花言葉で終わる。温かい気持ちになるお話でした。

    高原の風がキンモクセイのあまい香りを運んでくる季節に来...続きを読む
  • はりねずみのルーチカ 絵本のなかの冒険(上)
    ルーチカシリーズで初めて読みました。

    ルーチカはじめ、登場人物(?)がみんなかわいくて、すっかりファンになりました。

    漢字全てふりがながついているわけではありませんが、挿絵も多いので、3年生ぐらいから読めるでしょう。
    私の勤務先では、4年生の男の子がはまっています。

    下巻も楽しみです。
  • はりねずみのルーチカ 絵本のなかの冒険(下)
    上巻に続いてあっという間に読み終わりました。

    ハラハラドキドキする展開。危険を克服していく様子に、日本や世界の昔話の要素が盛り込まれているのもよかったです。

    他の作品も全部読みたいですが、まずは子どもたち優先で。
  • えほん はりねずみのルーチカ りんご とれるかな?
    5才の娘が大好きな絵本。字数が少ないし、もっと小さな子向けだろうけど、ルーチカ読む!と絵のとりこみたい。お話も可愛らしい。
  • はこちゃん
    やっと読めました。『はこちゃん』は葉子と書くんですね。名前は両親が色々と考えて付けてくれるものなんだな、と思わせてくれる絵本です。江頭路子さんの絵がかわいいです。
  • はりねずみのルーチカ
    はりねずみの上にりんごをのせています。いつもでかけるときにかならずのせます。そこがおもしろかったです。
  • なつねこ
    美しい絵と昭和っぽい設定。

    風鈴というものに
    新たな価値を吹き込む

    自分がどんな絵本を好むのか
    改めて認識できた。
  • はこちゃん
    はこちゃんの名前の由来にもなっている
    「葉」の色使いが、とても綺麗です。
    さまざまな色を使いながらもごちゃごちゃせず、
    透明感があって、人物も可愛く、とても好みの絵です。
    お話も、素直で可愛いです。