かんのゆうこのレビュー一覧
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かんのゆうこさんの絵本ですね。
絵は、北見葉胡さん。
まいとし なつになると、なみこの いえの
のきしたには、ふうりんが かけられます。
なみこは、ふうりんの おとが
だいすきでした。
「あの おとは、かぜが うたを
うたっているんでしょう?」
なみこが おかあさんに たずねると、
「あら、あれは ガラスの ゆれる
おとよ。」と いいます。
けれども なみこには、ガラスの ゆれる
おとの おくから、すきとおった かぜのうたが
きこえる きがして なりません。
そんな あるひ ゆうぐれのこと。
なみこが いつものように、
すずしげな ふうりんの おとに
み -
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夏の風物詩である風鈴。
なんとも言えない軽やかな涼し気な音に癒される風鈴。
毎年夏になると軒下にかけられる風鈴の音が大好きな、なみこ。
なみこは、「あのおとは、かぜが うたを うたっているんでしょう」とおかあさんにたずねるけれど
「あら、あれは ガラスの ゆれる おとよ。」という。
ある日、庭のむこうから聞こえてくる音に誘われて
出ていくと、こなつというねこが風鈴工房へ案内してくれて、にいさんのなつねこにかぜのうたの話を聞く。
ひかりのつぶをあつめて作るということを…
それは透き通ったやさしいこえでうたっていた。
風鈴の音、大人ならおかあさんと同じ答えをしていただろう。
だけどなみこは、 -
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かんのゆうこさんの童話ですね。
絵は、北見葉胡さん(神奈川県生まれ)
武蔵野美術短期大学卒業。画家、絵本作家、イラストレーター。
にんきシリーズ『はりねずみのルーチカ』の低学年版シリーズの一冊目です。
ルーチカは、げんかな はりねずみの
おとこの こ。
フェリエの もりで、くらして います。
ほら、ルーチカが たのしそうに あるいて
きますよ。
あたまに、ちょこんと りんごを のせて。
フェリエの もりは、ふしぎが いっぱい。
さて、きょうは なにが おこるかな。
ルーチカが うっとりと
あじさいを ながめて いた とき
あじさいの しげみの そばで、
なに -
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ネタバレ四季ねこシリーズの『ふゆ』の絵本ですね。
かんのゆうこさんの、四季ねこシリーズ『ふゆねこ』
絵はこみねゆらさん(1956年、熊本県生まれ)
絵本作家、イラストレーター、人形作家。
あきも おわり、
ひんやりとした ふゆの かぜが、あたりに
ふきはじめたころ、
ちさとの おかあさんが なくなりました。
そんなあるひ。
まるで ゆきのように まっしろな ねこが、
ちさとの いえを、たずねてきたのです。
「ちさとちゃん、こんにちは。わたしの
なまえは、ふゆねこです。
きょうは、ちさとちゃんの おかあさんに
たのまれて やってきました。」
ふゆねこは、おかあさん