更科功のレビュー一覧
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ダーウィンにあらずば人にあらず
進化生物学関連の著作をいくらか読んだが、ダーウィン礼賛にはじまり、いかにダーウィンを正解させるかに腐心する内容が散見された。著者は一線を引いているものの、進化論関連のページの半分近くはやはりダーウィンである。巻末もまたダーウィン批判への自己弁護のようだ。
著者は否定しているが進化生物学界隈はダーウィンの呪縛に未だ囚われており、まず一礼がマナーなのだろう。
毎度ダーウィン礼賛を読まされる読者の気持ちになってほしい。
自然選択は好ましい変異の原動力になり得ないと述べながら、いや自然選択、自然選択とのたまう。
分子レベル、遺伝学的新発見はいくらでもあるのにダーウィンを超える体系的なキャッチワードを見 -
匿名
思い込みと説明不足
一夫一婦制度の導入がアウストラロピテクスが草原で生き残り、サピエンスが他の人類より生き残った魔法の理由らしいが、いつから導入されたのか、全く推論でしかない。アウストラロピテクスが多産が故に生き残ったんなら、その後の人類も同じ形質のはずで、サピエンスが生き残った理由にならない。
根幹部分で説得力がない、良くある科学的に見せかけた未熟な推論