更科功のレビュー一覧

  • 化石の分子生物学 生命進化の謎を解く

    Posted by ブクログ

    テーマは面白いのだが、科学的に正しく記述しようとするあまり、専門用語が頻出し、一般の読者としては読みづらい。たとえ話も唐突にでてきたりして(またそれがわかったようなわからない話だったりする)面食らうこともしばしば。現代新書よりもブルーバックスの方がよかったのではないか。
    ポピュラー・サイエンスの書物は難しいことを平明に書かなければならないので、著者の文章力が問われる。その点、スティーヴン・ジェイ・グールドはつくづく偉大だ。

    0
    2012年08月26日
  • 進化論はいかに進化したか(新潮選書)

    購入済み

    ダーウィンにあらずば人にあらず

    進化生物学関連の著作をいくらか読んだが、ダーウィン礼賛にはじまり、いかにダーウィンを正解させるかに腐心する内容が散見された。著者は一線を引いているものの、進化論関連のページの半分近くはやはりダーウィンである。巻末もまたダーウィン批判への自己弁護のようだ。
    著者は否定しているが進化生物学界隈はダーウィンの呪縛に未だ囚われており、まず一礼がマナーなのだろう。
    毎度ダーウィン礼賛を読まされる読者の気持ちになってほしい。
    自然選択は好ましい変異の原動力になり得ないと述べながら、いや自然選択、自然選択とのたまう。
    分子レベル、遺伝学的新発見はいくらでもあるのにダーウィンを超える体系的なキャッチワードを見

    #笑える

    0
    2023年09月14日
  • 絶滅の人類史 なぜ「私たち」が生き延びたのか

    匿名

    思い込みと説明不足

    一夫一婦制度の導入がアウストラロピテクスが草原で生き残り、サピエンスが他の人類より生き残った魔法の理由らしいが、いつから導入されたのか、全く推論でしかない。アウストラロピテクスが多産が故に生き残ったんなら、その後の人類も同じ形質のはずで、サピエンスが生き残った理由にならない。
    根幹部分で説得力がない、良くある科学的に見せかけた未熟な推論

    #笑える

    0
    2021年07月04日