ばったんのレビュー一覧

姉の友人

ばったん

　三つの短編がそれぞれ別の視点から、今日子という人物を描き出す構成なっている。一本の出来映えもさることながら、三本合わせることで完成する物語の全体像が好きだ。
　最後の二編は書き下ろしだと思うけど、これがあることでまた、更に異なった視点から今日子を描くだけじゃなく、るりこにとっての彼女を改めて位置づけ直すことにも成功している。良い連作短編集だった。

まばたき【電子版特典付】

ばったん

独特だけどエキセントリックでなく、動きがあるが整理された絵柄。テーマは女性同士の感情の交流が多い。百合ものというより、女性の私的な独白がそれぞれの女性登場人物のかたちをかりて作品内で反響しているかのようなドラマである。そのため、たとえば男性の視点は描写やストーリーテリングの面からもほとんど描かれておらず、作品世界が閉ざされているような印象も受ける。

いてもたってもいられないの【電子限定特典付】

ばったん

[s]

無料分のみ

アラサーにしてこの行動、え？と思いましたが、そうでした、いてもたってもいられないの、ですよね、これ。
この人故の行動なのでしょう。
何年も友達だと思っていた人が、実は自分を好きだと気付き、自分も急に意識し始めることって、私はありましたね。
確かにその瞬間、あんな、キラキラと言うか、スパークというか、感じがしましたね。
そしてついでに！？結婚しちゃいましたね、ははは。
うまく言えませんが、あの感覚的な所？表現方法？私は結構好きです。

＃胸キュン

まばたき【電子版特典付】

ばったん

読み終わった後に、いくつかの言葉が頭に残った。それくらい印象に残る言葉が多い漫画だった。だからかは分からないけど、少し小説的な漫画だな、と思った。もちろん絵も素敵。面白かった！

かけおちガール（４）

ばったん

[みん]

あっという間だった。
これからの2人、紺ちゃんが生まれるまでの2人を見たかった。
でも、描いてないからこそ想像で浸れるんだろうな…
たずねくん、別に悪い人なわけじゃないんだよね…ただやっと本音を言えた時にはもうみどりちゃんの心は離れてしまってたんだよね。
ももちゃんの気持ち、みどりちゃんの気持ち、小毬ちゃんのあれから…色々気になるけどもし読めるのなら番外編とかで読めたらなぁと思いました。
何回か読みながら泣きました。

かけおちガール（３）

ばったん

[みん]

たずねくんの顔が怖い…嫌だよ…みどりちゃんのことこれ以上傷付けないでほしい。
勝手に写真撮ったり見せる職場の子も好けない。
でもみどりちゃんも本当に相手が好きじゃないって気付いたのに仕返しってそりゃ…隣にいる子にちょっと失礼じゃない？って思っちゃった。
笑ってくれてるからいいけどさ…

かけおちガール（２）

ばったん

[みん]

こういう男ってやだやだやだやだと思いながら読みました。
なんで小馬鹿にしてるの？？笑ってるのも本当に好きなら心からの笑いと乾いた笑いと嘘の笑いと諸々微妙に違くない？！
自分が馬鹿にされたくないだけ、見下されたくないだけ、自分中心の自分しか見てないのほんと腹立つうううう
でももしかしたらこの続きでまだ色々明らかになるかもしれないのでそこまで嫌わずに読みたいと思います。彼の事は苦手ですけどもっっ

かけおちガール（１）

ばったん

[みん]

勧められて読んでみました。辛い時笑ってごまかしちゃうのわかる…わかるよ…！泣
寂しいから一人でいたくない、自分の思う幸せの形や、それが本当に幸せなのかで悩む気持ち…女の子同士での葛藤。
色々ささりすぎて切ない。続きを買って読もうと思います。

かけおちガール プチキス（２）

ばったん

[nyaonyao]

うう・・・なんか、気持ちが、うだうだもぞもぞする感じです。それがこの作品の道味なんだろうとは思うけど。ううって思いながら、先が気になってしまいます。

けむたい姉とずるい妹 プチキス（３）

ばったん

[ゆう]

切ないですがすごく好きな雰囲気でした！めちゃ続きがきになります！絵柄も素敵なので早く続き読みたいです！おすすめ

けむたい姉とずるい妹 プチキス（１）

ばったん

[ゆう]

雰囲気がすごく好きです！絵も綺麗なので読み応えがありました！早く続き読みたいです！テンポも良いので読みやすかっです

オトナの秘め事フェア カラダの性・ココロの性・戸惑うわたし 無料試し読みパック

天野しゅにんた / 坂井恵理 / 丸木戸マキ / 犬井ナオ / 木原音瀬 / 六花チヨ / ばったん

[匿名]

　ヒヤマケンタロウの話が読めて良かった。男性が妊娠する話しなのに、すごくリアルな気がした。この作家の他の作品も読んでみたい。

一万回話しても、彼女には伝わらなかったこと

加藤千恵 / ばったん

マッチングアプリで出会った男が好きすぎて殺しちゃった妹を庇う話が衝撃的だった。

あと、中国茶店を営む女性のもとに現れた昔の職場のアルバイトの女の子の話とか。

そこそこおもしろかった。

そしてヒロインはいなくなった 分冊版 ： 5

ばったん

[カラり]

電話

前の男からの電話で動揺する妙子。
折電しても出ない。
そんなに未練あるんかねぇ。
折電しても出ない、かけなおしても来ないってとこで答え出てんのに。

そしてヒロインはいなくなった 分冊版 ： 4

ばったん

[カラり]

男

新たな男の出現。
佐伯、いかにも遊び慣れてそうな感じじゃんねぇｗ
これに気付かないってさぁｗ
もう顔が嫌だわｗ

そしてヒロインはいなくなった 分冊版 ： 2

ばったん

[カラり]

デート

知り合った爺さんとデート。
ちゃんとエスコートされてお金もかけてもらったけど気に入らないばあさん。
今更不倫って感じでもないと思うんだけど。

そしてヒロインはいなくなった 分冊版 ： 2

ばったん

二話目

昔別れた男の愚痴を飲み屋でずっと言い続けているド派手なおばあさんであるトラさんはある日、その愚痴を聞きすぎて我慢ならなくなった若い女性の嵯峨根妙子に文句を言われたことからその後彼女と飲み屋で一緒に飲んだりするようになっていた。
そんなある日トラさんは参加した合コンで重岡さんという素敵な男性と出会った。
他の男性はトラさんの派手な爪の色をあまり良く思っていないが重岡さんだけは褒めてくれたのだった。
そんな彼と花火大会に行く約束をしたトラさん。
当日おしゃれをして待ち合わせ場所にいたトラさんは重岡さんにおしゃれだといわれるが彼女はそれを素直に受け取らずいつもの調子で返すのだった。
そんな二人は重岡さんのエスコートでスカイツリーから花火を見るが、彼女の心の中はかつての男の人でいっぱいで……。

忘れられないんだなぁとちょっと共感してしまった。

そしてヒロインはいなくなった 分冊版 ： 1

ばったん

一話目

嵯峨根妙子はよく行く飲み屋にいつもいるおばあさんのことが気になっていた。
赤やピンクや紫といった派手な色を身に着けていつも男の愚痴を言っているトラさんという彼女のその愚痴はいつも自分のことを世界一不幸なヒロインと言っていて男に逃げられて沈んだまま前に進めていない妙子はつい彼女に自分のほうが不幸だと言ってしまう。
それから会うたびに話しかけられ一緒にお酒やつまみを食べるようになってしまった二人。
クールにふるまっていて男に逃げられてもそこまで落ち込んでいないように見える彼女を見て、長年離婚に対して踏みとどまっていた同僚が背中を押されたと言っていたが、肝心の妙子は家にある男の私物を捨てられずいつまでも出会ったころの思い出を心の中でなぞっているが……。

不思議な雰囲気のお話だった。

けむたい姉とずるい妹（１）

ばったん

真逆な姉妹

教師をしているじゅんは母親を病気で亡くし葬儀に喪主として参列していた。
じゅんにはらんという妹がいるのだが彼女も彼女の夫である律も葬儀に遅れいていて他の親族たちからあきれてみられていた。
その後伯母と話し今住んでいる物件を引き払って実家に住むことを決めたじゅんだったがらんたちも同じ考えらしく三人で暮らさなければいけない状況になってしまった。
昔から自由で奔放ならんに色んなものを勝手に借りられたり奪われてきたじゅんはついには恋人だった律も奪われてしまいそれで仲がギズギズしているのだった。
しかしらんもまた小さい頃からじゅんに対して色んなコンプレックスがありそれを解消できないまま年を重ねていたが……。

人間の感情描写がとても生々しかった。

けむたい姉とずるい妹 プチキス（３）

ばったん

過去

病気の母を亡くしたじゅんは葬儀で妹のらんと8年ぶりに再会する。
小さいころからキラキラしていたらんはじゅんの色んなものを欲しがりだめだと言っても勝手に借りたりしてそのまま奪っていく。
ついには高校時代の当時の彼氏の律まで奪われたうえに結婚してしまう。
そんなわだかまりのある二人だが色んな事情が重なりじゅんとらんと律は三人で姉妹の実家に暮らすことになる。
元カレが妹と夫婦として生活しているのを見なければならないのはとてもストレスがたまるうえに勝手に家のなかのものを捨てたりするらんにいらだつことをやめられないじゅん。
そのイライラは律に対しても思うようになるが二人でたばこを吸っているときに弾みでキスをしてしまい……。

このままどうなるのかとても楽しみ。