丸井とまとのレビュー一覧
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とまとちゃんは、10代のハートに寄り添うのがほんとうにお上手だなぁとしみじみ。
誰にだって個性があって、自分の言いたいことを言うのも言わないのも言えないのも、どれも個性。
だれが正しくてだれがまちがっているわけでもなく、そういう人もいるんだって少しずつ学んで共生する練習をするのが学校という社会だと大人になってしまったわたしは思うわけです。
みんな仲良くなんてしなくていいけど、自分と合わない人を攻撃するんじゃなくてほどよい距離をとれるようになれるといいよね。
毎日同じメンバーでとお昼ご飯を食べなくたっていいんだよ。
毎日同じメニューを食べないのと同じで、誰と過ごすかだってその日その日で変え -
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ネタバレ最初はお互いがお互いのことを苦手だったがその二人が文化祭を通して成長していく物語。自分は題名の続きに「君だから」というのをつけたしたいと思った。他人から見えている自分と中身との違いや自分を相手に合わせて作っているなどの悩みが主人公と一致していてとても共感できた。また、最後のシーンがとても好きだった。まだまだ特殊と考えられてしまわれがちなlgbtの存在を青春の1ページと共に描いてくれてくださっているところが印象的だった。文化祭という1つのイベントや同じ空間、時間でも人によって視点が違ってこの本は特に登場人物の描き方がリアルで本の世界に入り込めた!
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とまとちゃんの描く高校生活はなんだか身近な感じがして好きなのです。
いや、私自身は高校生活とはだいぶかけ離れてますけども。でも、あの頃自分が味わった感覚にとても近いものを感じます。
自分の好きなものが明確になってる人って、揺るがないから素敵に見えるんだよね。
でもそれに気づいて、『素敵だね』って言ってあげられる子だって同じくらい魅力的だなとおもうのです。
朱莉も染谷もそれぞれに素敵なところがあって、それを補い合うように過ごしているのがとてもいとおしかったです。
誰かを好きになることも、もちろん素敵なことだけれど、それ以上に自分のことを好きになったり自分が好きなものを自分で見つけることも -
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読み終えて、むしょうに高校時代の写真が見たくなりました。(残念ながらわたしの高校時代の写真はそう簡単に見れないアナログ時代の産物ですが)
イベントの時って、互いへの理解が増してなんだか妙に距離が近くなるものだよね。
そういえば、後夜祭の時ってやたらと告白されたものでした(遠い目
ああ、あの喜怒哀楽がジェットコースターの目まぐるしい日々に戻ってもう一度青春したい!!
(でもやっぱり疲れるかも? 喧嘩したりベタベタしたり傷ついたり傷つけたり泣いたり喚いたりほんとにめちゃくちゃな日々だったしな笑)
彩も渉も、互いに『赤でもなく青でもない』存在が必要な時期だったんだろうな。
誰に恋をしようが自由 -
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人は簡単で楽なほうに流されるし、安易で簡単な方の言葉を信じる。
だからこそSNSでの悪意は瞬く間に浸透して人の心を壊死させる。攻撃する相手も攻撃するその人の心をも。
どうせ同じ『言葉』なら、人を貶めるより自分を腐らせるより、誰かを喜ばせたり自分が楽しくなる言葉を使いたいものです。
そして、それを『青い』時を過ごす多くの子達に知って欲しい。
これはまさにそんな物語。
そしてとても綺麗な日本語が随所に詰まっているので、どうせ同じ言葉を使うならこんなふうに物語を綴るのに使いたいと思いました。
青く、そして溺れかかっている人の手にこの物語が届きますように。
消えなくてもいい理由はいくつだって -
Posted by ブクログ
あやかしより人間のほうが恐ろしいと常々思っているですが、そんな気持ちをもゆっくりと癒してくれるような優しい物語です。
人間に何度も傷つれられた紅ちゃんは、あやかしにとてもやさしいのですよ。
それは人間よりあやかしのほうが身近な存在だからなのね。
おばあちゃんや紅ちゃんの優しさと強さにハッとさせられます。
お気に入りのお茶を入れて、少しだけ特別なお菓子を用意して、ゆっくりゆっくり読みたい物語。
あやかしさんたちはとても義理堅くてわたしはとてもすきだな。それこそ人間よりずっと人情味があるわ。
紅ちゃんがいつか檸檬喫茶を継いで、日々楽しく生きていけますようにと祈ってます。
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ネタバレ 購入済み
面白かったです。
ヒロインが鈍感で王子が男色だと勘違いするのが面白かったです。
こうゆう勘違いものも好きだなぁって思いました。
ヒーローも面白い勘違いをされているとすぐ気づくのですがすぐに訂正せず。中盤辺りではっきりします。その間のヒロインが勘違いな解釈が読んでて笑えました。
ロロットとジルダの話もあったら読みたいのになぁと思ってしまいました。