岩田佳代子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
実際の対立の例が色々載っていて面白かった。
ゲイリーの話(対立を調停するプロだったのに、自分が地域の政治に関わったことで対立に捕らわれていく)は読んでいて身につまされた。渦中にいると周りが見えないんだよなぁ、としみじみ思う。
以下メモ
・健全な対立
わたしたちがより良い人間となれるよう背中を押してくれる。
許すこと、屈することとは無縁
自らを守り、互いを理解しあい、向上していくことができる。
・不健全な対立 ハイ・コンフリクト
両者は敵対し、どんどん感情的になっていく
対立が自身の生存に対する脅威のように思えてくる。
対立がエスカレートすると、対立そのものが主導権を握るようになる
・集団同士の対立
それを煽るのは、物事を過剰に単純化してしまう感情と偏見
感情はどんなウイルスよりも感染力が強い
人々が対立において経験する感情の中で、タチが悪いのが憎しみだ。
憎しみのせいで、敵の本質は絶対に変わらないと決めてかかってしまうからだ
・集団には本音と建前がある
対立すればするほど、建前が幅をきかせる。対立を煽る人たちが出てくる。
・結婚における対立を避けるコツ
夫婦に、最近の喧嘩について書いてもらう。
ただし、自分ではない、「関係者全員にとって最善の状況を望む、中立的な第三者の視点」から書く。
実際に喧嘩をした時も、この第三者の視点を思い出すようにする。
・飽和点
対立の末に、得るものより失うものの方が多いと思える時点
対立から抜け出すチャンスの時期
・対立から外に出るには、時間と空間
・集団での対立から抜け出す(コロンビア内戦の事例)
サッカー中継の間のプロパガンダ放送で、多くのゲリラ兵が復員した。
元ゲリラ兵は、社会復帰サービスを受給できる。
必要なのは対立から抜け出す「道」を示す
安全で合法で、簡単に見つけられること
・対立から抜け出させるために
対立以外に残っている
アイデンティティを裏切るようなことを求めてはならない。
「己が信じるように生きる権利を否定されれば、人は社会からはみ出さざるをえない。」
・悪い対立を良い対立にするために
二項対立から抜け出し、複雑にする。多様性を持つ。
好奇心を引き起こす
相手を説得するのではなく、理解するよう努力を重ねる。 -
Posted by ブクログ
ワークなども少し載っていて取り組みやすいように感じた。ただ、この本に辿り着く時点でカウンセリングは必須のような気がする。日本のカウンセラーはあまり質が良くないと経験上感じる。海外で自身もセラピーを何十時間も受けた日本人カウンセラーは確かに実力があると感じた。
かくいう私もここで語られる内在化タイプでずいぶん苦労してきた。周りには自己愛性パーソナリティ障害のような人が多く、いつも自分の感覚を疑って生きてきたからだ。
実力のあるカウンセラーとのセラピーを何百回とも受けてきて思うのは本書で語られる通りの内容だった。押し込めてしまってきた感情を、適切なサポートのもと開放していけば、ゆっくりではあるが解決していくのでどうか諦めないで欲しい。 -
Posted by ブクログ
ダイエットの基本の基を教えてくれる本
しかし
普通は実践できないと思うが
実践しないと多分痩せない
運動では痩せない事を理解しないといけない
食事からしか改善できない
25キロ痩せて6年目だが
どの本も書かれている事はほぼ同じ
①加工食品はとらない
②砂糖はとらないもしくは控える
③小麦はとらない
④白米は食べない
⑤よく寝る
作者の追加メニュー
自然食ならどんなに食べても太らない
確かにその通りだがなかなかどうして
パック商品は買わない→自炊してね
お肉は牧草を食べている物
とうもろこしなどの餌を食べているお肉は食べない
魚からいい脂肪をとるなど
健康の為にいきているのではなく
楽しむ為に生きているのだから
食事で楽しんで太るという選択肢も悪くはない
見苦しく暑苦しく服が選べなく疲れやすく不健康で
短命で出世にも影響しモテない
というデメリットを受け止められるならいいじゃない
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Posted by ブクログ
世界を広く見る視点を持ちつつ、自分へと立ち返りこの本の中の考え方に助けてもらうこともできる。良本でした。
他人との向き合い方を今生きている私と同じ立場と歩調で考えてくれる。対立とはどういうことか、他者への敵愾心はどこから来るのか、どうしたら自分が問題の解決ではなく対立の沼に嵌ってしまっているとわかるのか、そしてそこからどうしたら抜け出せるのか。
私も対立して他人を憎み、相手を悪としか見れなくなったことがある。今も容易くそうなってしまう。
私は政治や自分の本当に好きなものについては語りたくない。譲れないものがあるから。
日本人が政治について語りたがらないのは、きっと思想が異なると対立するから。
対立を避けたい気持ちはとてもわかる。私も他人に政治を語らない。
でも、若い人がこれだけ政治に無関心なのはそのせいなのではないかなと思う。対立を避けて何も語らないことはいい状態と言えるのかな…?
そういうことも考えさせられた。(だからと言って明日から友達とレスバしようとは思わないが)
本書は対立を悪とは言っていない。いい対立は自分を成長させてくれる。
相手の話を聞いて、相手を尊重する。そのとき自分の意見を譲る必要は、ない。
しっかり相手の話をきく。要約して「こういうことですね?」と相手に確認する。自分で勝手に相手の話を解釈しない。相手の話をきかなければ、相手は自分を尊重してはくれない。
すぐ対立の沼に嵌ってしまう私が偉そうなことなんて言えないけど、この本における「いい対立」を心に持っておきたい
でも譲れないものや好きなものについて語ることは相手に心の柔らかいところを晒すことでもあって、やっぱりちょっとこわいのだ…。仮に憎んでいる相手なら尚更に…。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【なぜ】親から過去かけられた言葉、行動を自己分析の際に振り返った、なぜ親はそんな接し方だったかを分析したかった。
【ここだけ】未熟な親に育てられた人でも、自身の子供との接し方を良好に保つことはできる。これは勇気が出ることば。
【感想】自分の身の周りに起こったことと非常に近いことが書かれていた。私は子であり、親である。子供にとって荷物とならないような親で居続けるためにどうしたらいいか考え続けたい。
【メモ】
p68 秀でた共感力には想像力も求められる。それはメタライゼーションと称されるもので、人にはそれぞれ独自の心と思考プロセスがあると言うことを想像できる能力のことだ。
p78 泣いて不安や悲しみを発散する際、凄さも親に悪のやめさせられると、自然なリズムで最後まで泣くと言う経験をしたことがない子供になってしまう
p100 ミラーリング 思いやりのある親は、子供に対してに感情の何たるや他の人たちとの自然な関わり方を教えていくことができる
p111 内政は時間かけて、自分の思考や感情、行動分析して考える能力だ。今この瞬間だけに意識を向けている人は、十分な時間的概念が抜け落ちているための内省ができない。彼らは、人格がバラバラなままだ。極端に具体で言葉のままにしか考えられない傾向もある。
p190 上っ面しか支えてもらえない。これは注意したい。
p214 人が認めたがらない2つの感情。それは誰かのことを恋と思う感情と嫌いと言う感情
p219-220 これは大切。親の未熟さを受け入れることと、自分の良さに目を向けること。
p266以降
精神的に成熟した人は、どういう人か?
1現実的で信頼できる。
2現実にうまく抗わず、折り合いをつけている。
3感じることと考えることが同時にできる。
4ぶれないから信頼できる
5すべてを個人的な攻撃と受け取ったりしない
6思いやりを持ち、自分も相手も大切にする
7相手との境界線を尊重する
持ちつ持たれつの力
1融通がきいて、きちんと歩み寄れる
2気分にムラがない
3勉強されることを厭わない
4嘘をつかない
5謝り償いをする
反応力
1安心させてくれる共感力
2なぐさめるのも、なぐさめられるのも好き
3自分の行動を省みて、変えようとする
4声上げて笑い、陽気
5一緒にいると楽しい