岩田佳代子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
家族関係で悩んでいて、親子、夫婦を多角的に関係を見てなんとか解決や克服できないかなぁと様々な本にあたって見つけた一つがこの本。我が家は子供と決定的に親子関係が悪い。反抗期の重症レベルで肺炎拗らせまくり!?みたいな状態かも(我が家のヤバさをなんとかお伝えしたい)。夫婦関係もイマイチなのかな。まぁ我が家はわりと個人主義で家族の会話が極端に少ないし、みんなが行動を共にする場面がきわめて乏しい。子供ながらに気を遣われていたんだなぁ、と情けなくも反省する。まさにinsightにあふれていて、そうかぁだから問題だったのかとだいぶ理解できた。それと同時に家族システム論という影響関係を多角的に考えるアカデミッ
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購入済み
心に残る一冊
本書の魅力は、ニューマンの人間臭さに加え、関係者の証言が多角的な視点を提供している点にあります。
マーティン・リット監督が彼の「危険な香りとセックスアピール」を称賛し、ジョアンを「非の打ちどころのない女性」と評する言葉は、夫妻の特別な存在感を際立たせています。また、トム・クルーズら同業者からのコメントは、ニューマンがハリウッドでどれほど尊敬されていたかを物語っています。 一方で、彼の飲酒問題や政治活動への傾倒など、スター像から逸脱する側面も包み隠さず描かれ、彼の複雑な人間性も浮き彫りにしています。
本書は、ニューマンのファンだけでなく、成功の裏にある人間の苦悩や人生の複雑さに興味を持つ読者にも -
Posted by ブクログ
私の母は傍から見ると愛情があり、面倒見がよく、行動力も人脈もあって、よく友達からも羨ましがられる人だったけど
私は母とは絶対に分かり合えないと感じていて
最近10年振りに共同生活を送るようになってから、またその気持ちが大きくなってきたのでタイトルに惹かれて読んでみました。
小さいころから、なんとなくモヤモヤしていた感情が、私のペースを乱し、上手くコントロールしようとされていたことに気づくことができて、心がスッキリした感覚になりました。
また、本著では親子関係に焦点を当てて書かれていますが、パートナーや友達、職場の人間関係なども改めて考えさせられ、また自分の弱みも知り、モヤモヤが少しずつ言 -
Posted by ブクログ
精神的なサポートと肉体の健康や衣食住のサポートを切り分けて良いとやっと赦された気がする。
自分の方が感情のコントロール(押し込むこと)が得意で、
親と子の関係が逆転していた。
でも凄く仲がいいし、好きなため「親といるとなぜか苦しい」というタイトルに抵抗感が最初はあった。
だけど、確かに自分は役割を全うすることで自分が大好きな親を笑顔にしたかった、平和でいたかったが自分の押し殺した感情が積もり続けて自分の孤独感は強くなってしまった。
好きなままでいい、親を否定することでもない。
でも、精神的なサポートをするのが得意ではない親と精神的なサポートに飢えていた自分がそこにいたんだと現実を受け止めれた -
Posted by ブクログ
自己愛が強く日常の不満を子どもへの理不尽な怒りとして発散する父親。一見優しく振る舞っているものの実際は何事も自分で決めることができず、結局は家父長制の負の部分を助長する母親。
そんな親に育てられる中で、どうにか逃れようと良い大学に入り新卒でも親の年収を超える初任給の会社に入り、やっと自分の人生が始まると感じていたのに、どこか拭い切れない親への暗澹たる思い。
そして、ふとした時に親から受けた理不尽に頭を占領され苦しむ。
そんな私にとって処方箋となった一冊。
親は未熟であり、それに怒ることは何もおかしくないと肯定してくれる本書にはとても助けられた。
親との関係に悩む人は一度でも良いから手に