High Conflict よい対立 悪い対立 世界を二極化させないために

High Conflict よい対立 悪い対立 世界を二極化させないために

ビジネス・実用
2,530円 (税込)

12pt

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ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー作家、受賞歴のあるジャーナリストのアマンダ・リプリー 待望の最新作

意見や価値観の違いをどう乗り越えるか?
膨大なインタビューと最新の研究から導き出された「対立の力学」


対立のその先へ。
対立の構造を理解し、乗り越えるために。


対立には「健全な対立」と「不健全な対立」がある。

健全な対立は、わたしたちがよりよい人間となれるよう背中を押してくれる。
自らを守り、互いを理解し合い、向上していくために欠かせない。

対して、「善と悪」「わたしたちと彼ら」といった、
相反する関係が明確になったときに起こるのが、
不健全な対立(ハイ・コンフリクト)だ。

・論点と関係のない揚げ足取り
・思い込みによる偽りの正義
・政党同士の足の引っ張り合い

そして、こういった不健全な対立は、とても興味深い現象ではあるが、理解はされていない。

対立とはどのようなものなのだろうか?
そして、不健全な対立を健全な対立に変える方法とは?

実際に成し遂げた人のエピソードから学んでいこう。


◎こんな人におすすめ
・ニュースやSNSのコメント欄での(醜い)言い争いを目にしており、うんざりしている、心が痛む
・SNS等の炎上、組織における部署・チーム間での(感情的な)争い、組織の変容をもたらしたかったがうまく昇華できなかった経験があり、その背景や理由を知りたい
・コーチング等で、普段からコンフリクトを扱っており、理解を深めたい
・最新知見や豊富なエピソードから、対立が起こるメカニズムや解決策を知りたい

◎豊富なエピソードで、小説のように面白い!
本書では、著者インタビューをもとに、対立に巻き込まれる人々の過程がえがかれています

◎対立を紐解く、研究や実験の紹介
ストーリーの合間には、なぜそのような行動を起こしてしまったのかなど、人の本質に迫る研究や実験が多数紹介されています

例)
・魔の6秒…患者が症状を説明し始めてから、医者がその話を遮るまでの平均時間はわずか11秒。もし医者が遮らなければ、患者はその6秒後には話を終えていた。
・カテゴリー分け…集団に分かれると、それだけで、本能的に自分のグループをひいきしてしまう。
・サイバーボール…拒絶や無視をされると、人は身体と同様に「痛み」を感じる(脳で痛みを感じる部位が発火する)。
・バカ運転手反射…ルールを無視したとき、他人の行動は人格のせいにするが、自分の行動には言い訳を並べて正当化する。
・魔法の比率…肯定:否定=5:1のやりとりが、健全な関係をつくる。

◎推薦多数!
「洞察力に富み、夢中にさせる」
―ニューヨーク・タイムズ・ブック・レビュー

「熟練した取材、深いリサーチ、魅力的なストーリーを融合させた。多くの人が互いに苦しんでいるいま、まさに求められるテーマに関する素晴らしい作品だ!」
―アダム・グラント(ベストセラー著者)

「非常に示唆に富んだ内容だ。政治やメディアに携わるすべての人、そして同僚とのいさかいや家族の集まりで喧嘩をしたことのあるすべての人の必読書になるべき」
―ダニエル・H・ピンク(ベストセラー著者)

「COVIDワクチンは間もなく人類を生物学的パンデミックから解放するだろうが、本書が広く読まれれば、同じく人類に致命的な災いをもたらしている不健全な対立から解放されるだろう」
―ジョナサン・ハイト(ニューヨーク大学教授、社会心理学者)

「本書の忘れがたいエピソードは、意見が大きく異なる者同士でも、いかに心を通わせ、前進できるかを示している。未来への確信を与えてくれる本だ」
―オマー・エップス(俳優、ミュージシャン)

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High Conflict よい対立 悪い対立 世界を二極化させないために のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    実際に生活している上で、他者との対立は大なり小なり生じるもので、避けることはできません。

    その際、できる限りよい対立に持っていくにはどうしたらよいか? その疑問に対する答えが、多くのストーリーとともに語られていきます。

    本書では、悪い対立の特徴、よい対立の特徴を具に捉え、さまざまな例とともに読者に語りかけています。特に、悪い対立の特徴である二項対立の話は納得感が高いです。

    結局は、相手との対話によって賛同せずとも理解し、よい対立としていこう、という話ではありますが、この「相手を理解する」というところは佐藤優氏がいう内在的理論を知るところと似ていたりします。

    今後の生き方の示唆を与えてくれる良書でした。

    0
    2026年01月12日

    Posted by ブクログ

    あらゆる場所で分断(対立)が叫ばれる昨今、分断を避けるには、相手の声に耳を傾け、背景を理解し、思い込みをやめて人は複雑であると知ることが大切。そしてそれを継続すること。

    相手に一方的にレッテルを貼って二項対立に持ち込む方が圧倒的にラクだし(しかもそこで相手を打ち負かせば即効性のあるアドレナリンというご褒美がもらえる)、分断や紛争は絶対になくならないだろうなあと、この本を読み終わったいま、改めて思う。でも読んだ自分は少しだけでもそれを避ける知恵を得たのではないか、と微かな希望を持った。全人類が読むべき良作。

    0
    2025年09月13日

    Posted by ブクログ

    私たちは職場や社会や家庭など、あらゆる場面で不健全な対立を目の当たりにしている。時には自分も渦中にある。不健全な対立から脱却するためには、双方共に相手の話を聞き、違う考えも受け入れることが大切だ。第二次トランプ政権になり、より分断に進みがちな風潮の社会には、とても示唆に富んだ内容だった。多くの人に読んでもらいたい良著だと思います。

    0
    2025年08月18日

    Posted by ブクログ

    人はなぜ対立するのか。「私たち vs 彼ら」の線引きなど、語り尽くされたテーマをいくつかの事例をノンフィクションとして取り上げており、いわばNHKスペシャル書籍版のような本。サンフランシスコ郊外のミュアビーチという自治会の話、シカゴのギャングの話、コロンビアの麻薬ギャングの話、ニューヨークのシナゴーグとミシガンの刑務所の刑務官のグループ交流の話、が折り重なって収録。元同僚Mさんが教えてくれて良本。

    0
    2025年08月06日

    Posted by ブクログ

    歴史も、世の中のニュースも、どれも「対立」でできている。
    対立という視点でいろんな出来事をみると、構造が分かりやすくなるのかもしれない。
    悪い対立は避けるべきというのは分かりやすい。どうやって「よい対立」をするのかは難しいけど、この本の終わりにはよい対立の事例が載っている。
    「ネットはなぜいつも揉めているのか」も併せて読むといいと思う。

    0
    2025年09月01日

    Posted by ブクログ

    会社の読書会の課題図書となったため購入して読んだ。あまり期待せずに読んだのだけれど、本当に素晴らしい本だった。

    0
    2025年04月26日

    Posted by ブクログ

    実際の対立の例が色々載っていて面白かった。
    ゲイリーの話(対立を調停するプロだったのに、自分が地域の政治に関わったことで対立に捕らわれていく)は読んでいて身につまされた。渦中にいると周りが見えないんだよなぁ、としみじみ思う。


    以下メモ
    ・健全な対立
    わたしたちがより良い人間となれるよう背中を押してくれる。
    許すこと、屈することとは無縁
    自らを守り、互いを理解しあい、向上していくことができる。


    ・不健全な対立 ハイ・コンフリクト
    両者は敵対し、どんどん感情的になっていく
    対立が自身の生存に対する脅威のように思えてくる。
    対立がエスカレートすると、対立そのものが主導権を握るようになる


    ・集団同士の対立
    それを煽るのは、物事を過剰に単純化してしまう感情と偏見
    感情はどんなウイルスよりも感染力が強い
    人々が対立において経験する感情の中で、タチが悪いのが憎しみだ。
    憎しみのせいで、敵の本質は絶対に変わらないと決めてかかってしまうからだ


    ・集団には本音と建前がある
    対立すればするほど、建前が幅をきかせる。対立を煽る人たちが出てくる。


    ・結婚における対立を避けるコツ
    夫婦に、最近の喧嘩について書いてもらう。
    ただし、自分ではない、「関係者全員にとって最善の状況を望む、中立的な第三者の視点」から書く。
    実際に喧嘩をした時も、この第三者の視点を思い出すようにする。


    ・飽和点
    対立の末に、得るものより失うものの方が多いと思える時点
    対立から抜け出すチャンスの時期


    ・対立から外に出るには、時間と空間

    ・集団での対立から抜け出す(コロンビア内戦の事例)
    サッカー中継の間のプロパガンダ放送で、多くのゲリラ兵が復員した。
    元ゲリラ兵は、社会復帰サービスを受給できる。
    必要なのは対立から抜け出す「道」を示す
    安全で合法で、簡単に見つけられること


    ・対立から抜け出させるために
    対立以外に残っている
    アイデンティティを裏切るようなことを求めてはならない。
    「己が信じるように生きる権利を否定されれば、人は社会からはみ出さざるをえない。」


    ・悪い対立を良い対立にするために
    二項対立から抜け出し、複雑にする。多様性を持つ。
    好奇心を引き起こす
    相手を説得するのではなく、理解するよう努力を重ねる。

    0
    2026年06月19日

    Posted by ブクログ

    世界を広く見る視点を持ちつつ、自分へと立ち返りこの本の中の考え方に助けてもらうこともできる。良本でした。
    他人との向き合い方を今生きている私と同じ立場と歩調で考えてくれる。対立とはどういうことか、他者への敵愾心はどこから来るのか、どうしたら自分が問題の解決ではなく対立の沼に嵌ってしまっているとわかるのか、そしてそこからどうしたら抜け出せるのか。
    私も対立して他人を憎み、相手を悪としか見れなくなったことがある。今も容易くそうなってしまう。
    私は政治や自分の本当に好きなものについては語りたくない。譲れないものがあるから。
    日本人が政治について語りたがらないのは、きっと思想が異なると対立するから。
    対立を避けたい気持ちはとてもわかる。私も他人に政治を語らない。
    でも、若い人がこれだけ政治に無関心なのはそのせいなのではないかなと思う。対立を避けて何も語らないことはいい状態と言えるのかな…?
    そういうことも考えさせられた。(だからと言って明日から友達とレスバしようとは思わないが)
    本書は対立を悪とは言っていない。いい対立は自分を成長させてくれる。
    相手の話を聞いて、相手を尊重する。そのとき自分の意見を譲る必要は、ない。
    しっかり相手の話をきく。要約して「こういうことですね?」と相手に確認する。自分で勝手に相手の話を解釈しない。相手の話をきかなければ、相手は自分を尊重してはくれない。

    すぐ対立の沼に嵌ってしまう私が偉そうなことなんて言えないけど、この本における「いい対立」を心に持っておきたい
    でも譲れないものや好きなものについて語ることは相手に心の柔らかいところを晒すことでもあって、やっぱりちょっとこわいのだ…。仮に憎んでいる相手なら尚更に…。

    0
    2025年08月31日

    Posted by ブクログ

    健全な対立と不健全な対立について物語調で綴った作品。引き合いに出される例が素晴らしく興味をそそるものだった。具体的な解決策について触れられていないのは惜しい点だった。

    0
    2025年05月25日

    Posted by ブクログ

    不健全な対立には魅力があり、人はしばしばその罠に捕えられてしまう。それを自覚し、罠にはまらない、または抜け出す方法を知ることが大事。
    なるほどと思ったのが、対立はシステムであり、システム自体が維持されるように人々を駆り立てる、という視点。渦中にいるとそれに気づけないから、より過激化してしまう。
    日本はアメリカほどではないが、メディアやSNS上では分断や対立を煽る声が目立つ。そうした煽りへの免疫や解毒剤としてだけでなく、より良い対立への可能性を開く、価値ある一冊だ。

    0
    2025年02月19日

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