小松良佳のレビュー一覧
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ただ今、富安陽子さんの作品を読み続けて、不思議な物語の魅力を知りたい期間中です。
本書はポプラ社の「おはなしフレンズ!」シリーズ(小学校三・四年生向け)から発表された、「内科・オバケ科 ホオズキ医院」シリーズの一作目で、小松良佳さんのシンプルな絵も相俟って、分かりやすくて楽しい不思議な物語が魅力的。
色々な偶然が重なり、世界でたったひとりだけのオバケ科の専門医である「鬼灯京十郎」と出会った、丸山小学校五年二組二十八番の「峰岸恭平」だったが、その最初の印象は、『どう見ても、あやしい魔法使いか、インチキ手品師のようにしか見えなかった』と、あまり良いものではなかった上に病院の留守番を頼ま -
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"こいつなら、本当に見えちゃうのかもしれないという気がした。カゲビトも見たわけだし……。
「まじで?」
ぼくがききかえすと、京十郎はまたちょっと以外そうな顔をした。
「あれ?『そんなのうそだ』とか、『ふざけんなよ』って、いわないのか?」
「え?」
もう一度、ぼくは息をのむ。
「うそなのか?」
「いいや、うそじゃないけど……」
京十郎が、じろじろぼくを見る。
「ふつう、おれがそういうと、みんな本気にしないんだけどな」
京十郎は、ぶつぶついっていたけど、ぼくは、それどころじゃなかった。"[p.104]
小学四年生の橋本真先の学校に転校してきた双子の少年鬼灯京十郎と、鬼灯京四郎 -
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ネタバレ町の楽器博物館から横笛と鼓とマラカスが盗まれた!校外学習で見たけど、そんな物好きな泥棒がいるなんて?しかも、バナナを食べながら3人の不審者がいたという目撃情報。
恭平は学校帰りに楽器博物館に立ち寄ってしまった。そこには、恭平を連れてくるようにお使いを言いつかった座敷童がおり、またまた恭平は鬼灯先生の所に助手としてオバケ事件を手伝う事となった。
今回は、七化山の3匹の化けサルが依頼者。3匹のうち2匹が石になってしまったのだ。そしてほとんど同時にイノシシ夫婦も石に・・・。鬼灯先生は、初めての難病の原因を探るべく、恭平と七化山のオバケたちに事情徴収にまわる。2人はこの難病をなおす事ができるのか?