小松良佳のレビュー一覧
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ホウズキくんのオバケ事件簿の鬼灯京十郎とは別の、そしてオバケの専門医として登場したことのある鬼灯京十郎先生のお話。
小学生の恭平が不思議な小道を通って鬼灯医院にたどり着いてしまう。
急患のために急遽出かけてしまった鬼灯先生に留守番を頼まれた恭平は、鬼灯医院を訪れるおばけ対応に追われる。
娘はオバケ事件簿のほうが面白いと言っていたが、私はこちらも面白いと思う。
鬼に大人しく予防注射してもらうため、恭平の匂いをうちわであおいで鬼が隠れる洞窟に送る作戦をとるところは笑ってしまう。
鬼の大好物は人間の子供なのだ!
私が恭平なら絶対に逃げる!
変わり者の鬼灯先生に恭平が振り回されるのが楽しい。 -
Posted by ブクログ
中学受験の勉強に忙しくしている松山修の時間が盗まれた!
焦っているときに何かの気配を感じ、気づいたら自分の時間がなくなっているらしい。
犯人のトキノマイマイはレア度1。
つまりどこにでもいて、大人には1匹2匹ついていても珍しくない。
普段は耳の奥に隠れている(ゾゾゾ)が、忙しくしていると頭の上に出てきて貝殻をぐるぐる回す。
すると、その人に流れる時間にブレーキをかけて、外を流れる実際の時間とずれてしまう。
解決策はさらに鳥肌もの。
トキノマイマイの天敵、トキノカブリ(羽虫風)を耳の中に入れ、トキノマイマイを食べてもらうのだ。ゾゾゾ~
怖いよりも気持ち悪いおばけだ!
あまり忙しい忙しい言わ -
Posted by ブクログ
鬼灯京十郎がおばけが見えるという秘密を知る人物が、主人公の真先以外にも早くもいた!
おばけが退治をしているうちに他の人にもバレてしまい、内緒にしていく展開かと思っていたので、そうきたか!
今回のおばけはうつせみ。
普段は蝉の抜け殻に隠れていて、通りかかった人間に取り憑いて分身を作ってしまう。
早く退治しないと本人と分身が入れ替わってしまう。
うつせみに取り憑かれたミナコちゃんの分身はコナミ。
どうやらミナコちゃんが溜め込んだ怒りが膨れ上がってできたようで、怖い顔で「ゆるさない」を連発。
私のイライラ気質も、うつせみによって本人と分身が入れ替わったことによるものなのかもしれない。
きっとそ