新聞の書評にあったので、買ってみた。
普通の経営書とは異なり、実践的である。例えば、ビジョンとは社員が判断に迷うときにそのよりどころとなるもの、と説明している。以下、気に留めておきたい項目を列挙する。
1.願望をいかに目標に変えていくか
の公式
・願望+時限設定+行動計画=目標
2.リーダとは
・2流は説明して、説得させて、それなりに納得させて人を導く
・1流は喜んで人がついていく。誰もが納得しうる「トンネルの先の光」を示している
・郎動 楽しく仕事をする。
3.大局観をもつため
多・長・根
多:多面的・複眼的に物事を見る
長:長期で見通すこと
根:枝葉末節でなく根本に注意す
ること
4.倫理性
・高潔(Integrety)は「言行一致の度合いと約束を守る」
・Noblesse Oblige(自己犠牲)
5.付加価値
・顧客から見た、事前期待と事後価。
事後評価の方が大きいとリピータ(感動客)
・勝ち組企業の特徴として、リピート
率の高さ
・顧客満足でなく、顧客感動を
6.経営とは次の四つを行うこと
①いまどこだ: 現状把握
②どうなりたい: 理念と目標(理念に数字を加えたもの)
③どうやる: 戦略 経営者はWHATを、社員はHOWを考える
④どうなった: 事後評価
7.目標の正しい作り方(SMART)
S:stretch : 15-20%のストレッチ
M:Measurable :測定されるものは実
行に移される
A:Accepted : 納得できる目標
R:Resource : 資源の裏付け
T:Time :時限設定
8.コミットメント
・作る過程での巻き込みの必要性
・社員のやる気を起こすためには
①森を示す(方向性)
②なぜあなたなのかを説く(任せる)
③正しい権限移譲
④八褒め二叱り
⑤公正な評価と処遇
9.生きた戦略
1)内容
①企業理念との整合性
②成長市場で勝負している
③差異性と優位性を伴ったコアコンピテンスがある
④フォーカスとシナジーが利いている
⑤経営資源(ヒト・モノ・カネ・時間など)の裏付けがある
2)策定のプロセスと活用
⑥参加
⑦社員全員に十分コミュニケーションされ、理解と納得が得られている
⑧部門・チーム・個人の戦術に具体的に落とし込まれている
⑨現場で確実に実行に移されている
⑩事後評価とフィードバックのPDCサイクルがまわっている。
さらに、事前に撤退プランも。
10.うまい発信のため:説明責任
・そう考えるに至った根拠
・数字が導き出された「背景」、なぜ必要価値王数字の「根拠」
11 優先順位の考え方
・2軸 重要度と緊急度
12 3つの識 知識・見識・胆識
・見識=知識+自分の考え方
・胆識=見識+決断力+断行力
断行力とは情報量が少ない中で、アクションを起こすこと
13 叱り方
・人を叱らず、モノやことに叱る
14 滅私奉公から活私豊公
15 多様化マネージメント 女性・高齢者・外国人
16 採用に関する4つの質問
①なぜ今の会社を辞めてここに入りたいのか(転職動機)
②あなたが成し遂げた最大の功績は(結果が出せる人材かどうか)
③最大の失敗は(チャレンジ精神と学習意欲)
④人生の長期と短期の目標は(目標思考尾の人かどうか)
17コミュニケーション
・四つの目的
①相手を理解する
②伝える(相手にどう伝わったか)
・相手に反復してもらう(どう理解した?)
・事実に基づく、想像に基づく内容
③楽しませる
・ジョークの勉強
④行動を促し、結果を出させる
・この人の言葉をしんじれば自分にとっていいことがありそうだ
18人間関係力
・論理+感情=情理(人が動く)
・人間関係力づくりのため
丁(丁寧に接する)
褒(その場で一言軽く)
感(感謝の意を伝える)
微(スマイル)
名(会話の中に相手の名前を入れる)
・畏怖(尊敬と若干の恐れが混じった感情)の必要性
19 心の強さ
①夢を描く
②失敗という言葉を追放する
挫折
③勝海舟の氷川清話
健全な居直り
④命まではとられない
・せいぜいクビになるだけ
⑤環境を変える
気分転換の上手さ
20 スキルが高くても、価値観がい一誌しない人は後継者ではない
21 謙虚さ
・人の言葉に耳を傾ける気持ちを持ちづづける(メモを取る)
・Mentorの必要性
年配の人への相談
相談を受けるとうれしいものである