新将命のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
*実のところ、めざす方向性がはっきりしていて、右肩上がりだった時代にも、いく度も逆境はあった。そして、伸びる会社というのは、実はそういうときに伸びたのだ。逆境のときにこそ、会社は伸びたのである。そしてそのときに伸びたのは、誰にでもできることをやった会社ではない。簡単に人ができないことを愚直までにやった会社が成功したのである。
*危険を冒さない会社、何か新しいものに挑戦しない会社は前進しないということだ。全員が向こう傷を恐れていては、ロクな会社にならない、社会的な存在意義などないといっていい。
*本当に伸びる会社や、伸びる人材は、どういうときに伸びるのか。間違いなく、環境がネガティブ、マイナスな -
Posted by ブクログ
ジャパネットたかたの創業者の高田明氏と経営コンサルタントの新将明氏の2人が経営において任せるという事について2人の思いや実践してきたことを書いた一冊。
本書を読んで経営者にとって事業をまかせるということがいかに重要でかつ難しい事であるかということを学ぶことができました。
社長退任の裏側や高田氏のテレビでは見るキャラクターとは全く違う一面と経営に対する深い考えを知ることができました。
そして、「まかす」という事について経営者と経営に精通した方の双方の視点から学ぶことができて勉強になりました。
また、信念について形骸化しないためにどうするべきかという事も知ることができました。
信用と信頼の違い -
Posted by ブクログ
・97%が理念・ビジョンを使っていない。理念・ビジョンに魂を吹き込んで仕事上の道具として使い、経営や業務判断の基礎となっていて、社員の価値判断や行動の基準となっていることが望ましい。
・情熱は経営者にとっての必要条件であり、十分条件ではない。調味料は料理の味をおいしくするが、調味料だけで一年間暮らせるわけではない。しかしそれでも、大義に基づいた情熱がトップの胸の内にみなぎってさえいれば、これだけで経営者に求められる能力の51%は満たされている。情熱がなければ、偉大なことは何一つ達成できない。
・願望+時限設定+行動計画=目標。願望を願望のままで終わらせない。
・情熱の火を燃やし続ける方法