竹内均のレビュー一覧
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購入済み
科学的推論によるアトランティス
これまでアトランティスに関する本を数冊読んでいたのですが、存在論の多くは独断や無理な推論によるものでした。本書は、著者の経歴を見て、このような方までアトランティスに関心を持たれているのかと驚いて購入したのですが、科学(地球物理学)的な観点や歴史上の事実から考察してあり、多くの方々も納得される内容だと思います。古代文明に関心のある方にお勧めします。
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Posted by ブクログ
160年以上も前に出版された外国の書物がこうやって、現代日本で読むことができるのが素晴らしいと感じる著作。
明治時代に福沢諭吉の『学問のすゝめ』とともに多くの青年に読まれたベストセラーは、現在にも十分適用できる。
もっといえば現代人に忘れかけている勤勉の重要性や人格を高めることがその人の人生をより豊かにすることを思い出させてくれる。
個人的に1番心に響いたのは、祖先の生活と手本が現在の私たちに大きな影響を及ぼしていて、同時に私たちの日々の行動も子孫の人格形成に貢献しているという箇所。
自分を高めることが、自分だけでなく周りの人、そしてこれから先を生きる子孫に引き継がれると思うと身の引き締まる思いだ。 -
Posted by ブクログ
物事の明るい面を見るか、暗い面を見るかを自分で選ぶことができる。
人生で成功するためには、才能も必要だが、気質もそれに劣らず大切な要素である。
プラトンの言葉。他人の幸せを願うことは、とりも直さず自分の幸せを求めること。
朗らかであること。明朗さは人間を育てるための何よりの土壌である。
自分の務めを果たすことこそ、人生と人格を最も高い次元で具体的に表現すること。人生の中心はありふれた平凡な義務を果たすことにある。
人格は財産。
最も危険なのは暇な時間。
本物の実力者は実務能力の持ち主。
考える以上に行動すること。
人格を支える最良の柱は習慣。
物事をよい方向に明るく解釈し、人生を希望的に考える習慣は価値がある。
沈黙に勝る言葉を口にする。
良書は最良の友。
心配りは人の心に溶け込むパスポート。
礼儀正しさはいつでもどこでも役立つ貴重品。
勇気を持つ。これは内に秘めた静かな努力と忍耐力である。
決断せよ。そこから行動が生まれる。
かけ声ばかりで一生を終えてしまうみじめさ。口ばかりで何もしないなら、黙っている方がはるかにまし。
他人の助けを借りるのは意味のないこと。自分の力を信じて価値ある人間になるのが何よりも安全な道である。
度量の大きな人間は、幸運に巡り合っても、不幸があっても極端な行動を取らない。
失敗したら、素早く方向転換すればよい。
孤独を有効に使う。孤独は偉大な精神にとっての滋養分である。
自分の人生を明るく演出できるのは自分しかいない。
今、この場で本分を尽くす。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ生き方の指南書。
特にビジネスマン向け。
新一万円札にもなった近代日本経済の父、渋沢栄一の自身の経験を交えているため説得力がすごい。
論語の引用も多く参考になる。
勉強になった考え方
・人は社会の中でしか生きられないので利他的であるべしである(利己的は却って損する)
・楽観でも悲観でもなく達観(中庸)であるべし
・道徳と利益主義は両立できる
・ビジネスマンの必須スキルは簿記と文章力
・実務者の7つの素養
①実直、道徳的
②勤勉精励
③着実
④スピーディー(着実が前提)
⑤温厚、謙虚
⑥規律、秩序を重んじる
⑦忍耐力
・才知よりも徳義が大事
・水清ければ魚棲まず(厳格過ぎてもいけない)
・新世代は次の時代に相応しい資質を備えており、平均すれば後輩の方が優れている。
・現代に残る先人の教訓は実地経験を積んだ金言。先輩、先人は重んじる。
・常に修身する(行動や人格を磨き、心が乱れないように整える)
・一時に全力を集中する(ながらNG。マインドフルネス)
・七情(喜怒哀楽愛悪欲)が程度を超えないように修養を怠らず克己する
・怒る心の生じるときは、艱難を思って(試練であると受け止めて)忍耐せよ
・身体の健康が土台
・元気が一番
・元気とは人間の内部から発せられる極めて大きく強いエネルギー。大声を出すとか強情とかとは違う。
・元気の根源は物質的な条件ではなく、強健な魂から生まれるもの
・教育においても魂を育てるべき -
Posted by ブクログ
ネタバレ印象的な箇所
①自分の私利私欲のために生きるのでなく、公益のために生きるべきという一節。皆が公共のものを利用し、社会に支えられて生きている以上、自らも社会のために生きるという心構えを持つべきで、そういった生涯目標を置くべき。
②冨貴や貧賤で人生の成功を決めるべきではない。それはあくまで結果論であるため。道理に欠けず人のために生きること。それを成功と論ずることで、社会の秩序は守られる
その他
・良い習慣を身につけることで、品格、器量が養われていく。成功者ほど、小さな事を疎かにしない。
・遊びも集中して取り組む。何事にも集中することが仕事への集中にもつながる。心を散漫にするのは、何事にもおいても成功できない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ人生には足を止めて休んでいる時間はない。他人からの援助と自らのいっそうの精進はともに欠かせない。
ある人間にできることは、同じような環境に置かれ同じ目的を追求したとすれば、他の人間にも実現できること。並みの能力にもかかわらず粘り強く努力と研究を重ねた末に名声を得た者の方が多い。勤勉と努力が素晴らしい成果を生み出すことは間違いない。
偉大な成果は、決して一瞬のうちに得られるものではない。そのため、少しずつでも着実に人生を歩んでいくことができれば、それを本望と思わなければならない。
どんな仕事でも、それを好きになるよう心がけて自分自身を慣らしていこう。
諸君が天性の才能に恵まれているなら、勤勉がそれをさらに高めるだろう。もし恵まれていないとしても、勤勉がそれに取って代わるだろう。
いつも自分の不幸を嘆いている連中の多くは、自らの怠惰や不始末、無分別、そして努力不足のしっぺ返しを受けているに過ぎない。
人間の長所といっても千差万別で、その多くは中途半端で不徹底なしろものだ。だが、本当に鍛えられた優れた長所を持ち、それをいかんなく発揮する人間なら、世間が見逃すわけがない。
金をどのように扱うか、どのようにして金を手に入れ、蓄え、使うか。これは、我々が人生を生き抜く知恵を持っているかどうかの最大の試金石だ。人間のすぐれた資質のいくつかは、金の正しい使い方と密接な関係を持っている。寛容、誠実、自己犠牲などはもとより、倹約や将来への配慮というような現実的な美徳でさえ、金とは切っても切れない中にある。先見性があり注意深く心を配る人間は、優れた思慮分別を持っているにちがいない。現在の生活のみにこだわることなく先を読んで未来に備える人間には、浅はかな考えの持ち主は一人でもいないはずだ。そのような人は節制にも心がけ、いかんなく克己心を発揮するだろう。この克己心という美徳ほど、人格形成に強い力を与えるものはない。
今の生活が快適ならそれを維持し、あまりよくなければ改善していくべきだが、それには確実な方法が一つだけある。勤勉、倹約、節制、そして誠実という美徳を実践することだ。不自由に縛られた不満だらけの生活から抜け出すには、この四つの美徳を実行する以外に近道はない。しかも多くの人間が、実際にそうやって暮らしを向上させ成功とをつかんでいるのだ。金を倹約して使うというのは、優れた人格者の基礎となる資質、すなわち分別や先見性や克己心を備えている証拠だ。
本からいくら貴重な経験を学んだとしても、しょせんは耳学問の域を出ない。それに反して、現実生活から得た経験は真の知恵となる。わずかな知恵でさえ、膨大な量の耳学問よりはるかに値打ちが高い。すぐれた書物は確かに有益で、学ぶべき点が多い。だがそれも、精神をみがき上げる方法の一つに過ぎない。人格の形成には、むしろ実地に体験したり素晴らしい手本に学んだりするほうが効果が大きいだろう。
自分より優れた人間か、せめて同程度の人間を友とすべきです。人間の価値は常に、友の価値によって決まるのですから。
立派なマナーとは立派な行動の別名であり、それは礼儀正しさと親切心から成り立っている。人と人とが有意義で愉快な交際を続けるには、親切心が重要な役割を果たす。
心から親切にふるまうだけで周囲に好感と喜びを与えられる。少々親切心を出したくらいで人生ががらりと変わるわけではないが、わずかな親切でも、それを繰り返すうちに、こちらの気持ちが相手の心に蓄積され、しまいには考えもつかなかった大きな効果を生む。
適切なマナーの習得は、ビジネスで人と交渉する機会の多い人間には不可欠な条件だ。いくら勤勉で誠実を絵にかいたような人間であっても、行儀作法が落第点なら人柄の良さまで帳消しにされてしまう。
人によって考え方が違うという事実を、われわれはまず認めなくてはいけない。実際に意見が衝突したら、がまんにがまんを重ねて粘り強く話し合うべきだ。
不断に修養を積み、より多くの人間と接するよう努めれば、われわれは自分本来の人間性を少しも損なうことなく礼節や洗練された態度を身に着けられるだろう。貧富の差や、また生活条件の違いにもかかわらず、人は誰でも広く豊かな心を持てるはずだ。