竹内均のレビュー一覧

  • スマイルズの世界的名著 自助論

    Posted by ブクログ

    将棋の菅井竜也八段の愛読書ということで読んでみた。高尚な人生訓、金言が散りばめられていた。人生に迷ったらまた読み返したい。優しさと思いやりが大事。

    0
    2022年06月17日
  • 渋沢栄一「生き方」を磨く

    Posted by ブクログ

    江戸文化をプロテスタント(キリスト教)を以て工学処理したのが、明治政府。
    労働と時間観念の構築が、最もはっきりした形。

    日本列島という枠の中から西欧の概念を使って青写真を作り、精緻な張り子細工として再生した時代。
    現状、二十一世紀の今を見ると、変化量の最大出力が、レプリカ次元までしかダメったんだろうな。

    0
    2022年01月22日
  • スマイルズの世界的名著 自助論

    Posted by ブクログ

    自分でやれ、他人に頼るな。国に頼るな。世界を変えたいなら、自分を変えろ。神は自らを助ける者を助ける(英の格言)。自分を助けることができる人は、他人も助けることができる。

    努力・忍耐だ。労働は義務であり、必須の人間行動。神からの恵み。呪われた宿命のように感じるのは怠け者だけ。わずかな時間も無駄にするな。今日の仕事を明日に残すな。天才は後天的に作られる。才能を努力で磨け。あきらめるな。最も困難な道こそ、最も成功に近い道。うまく行かないのは自分に原因がある。

    経験・体験を大切にしろ。読むより働く、文学より実体験、学問より行動、伝記より生身の人間との交流。

    0
    2021年07月23日
  • スマイルズの世界的名著 自助論

    Posted by ブクログ

    自己修養の本。勉強、実務、人格の大事さ、良心の大事さを説いている。ヨーロッパの偉大な人物の例がよく出てくるが、戦争関係のリーダーにあまり興味がわかなかったせいか若干の読みづらさを感じた。

    0
    2021年07月17日
  • 渋沢栄一 うまくいく人の考え方

    Posted by ブクログ

     渋沢栄一?知らないなぁ。 
    多くの方がそうであったように(そうであってほしい)、私も渋沢栄一なんて人は知らなかった。
     しかし、お札に載る人なのだから、きっと日本国に多大な貢献した人なんだろなぁ、くらいに思っていた。
     だから、常識程度に知っておこうかなぁ、程度に渋沢栄一関連の書籍を読もうと思った。
     普通、渋沢栄一というと、後から知ったことだが、『論語と算盤』が有名であるようだ。関連書籍は多数ある。
     しかし、私の電子書籍アプリにお勧めで載ってたのが本書であったため、本書を読んだ。それ以上の意味はない。
     結論から言うと、私個人的には、難しかった。渋沢栄一の文体や内容が難しいのではなく、論

    0
    2021年06月16日
  • スマイルズの世界的名著 自助論

    Posted by ブクログ

    当たり前の事を当たり前のように描いてある本。
    何回も読みたくなるし、原点に返れる。

    勤勉、感謝、努力を続けて、決して近道はしないこと。回り道が最大の近道になる。

    他人のことではなく、自分で自分を律すること。

    積み重ねが最良の結果を生む。コツコツと積み重ねていくことの大切さ。

    時間は今でも刻々と過ぎていく、失った時間は取り戻せない。今をどう生きるか。よく考えて見ること。

    考えて、すぐ行動に移す。そして失敗したら、反省してまた行動。

    成功には6個の原則がある。
    注意 勤勉 正確 手際良さ 時間厳守 迅速
    自分はこの中でも、時間厳守、迅速はいつも気にしている。

    お金を目的にしては、いけ

    0
    2021年04月25日
  • 向上心

    Posted by ブクログ

    1859年に英国で出版され、日本語訳がでたのが12年後の1871年、福沢諭吉「学問ノススメ」と並ぶベストセラー本として明治の人たちに読まれていた事実は、やはり当時の日本人の知的好奇心の高さを物語っています。
    そして、現代では本を1か月に1冊も読まない学生が多くいるという落差は近年日本の凋落と符合しています。
    本書の内容を簡潔に表した言葉があります。(P53)
    「物資的にではなく精神的に豊かになり、世間的な名声ではなく真の名誉を求め、学問を修めるよりは徳のある人間になり、権力を笠に着て権威を振り回すのではなく正直で誠実で高潔な人格を目標にしなければならない」
    また、随所にはっとする言葉も。
    「人

    0
    2021年03月09日
  • 孔子 人間、どこまで大きくなれるか

    Posted by ブクログ

    今度お札の顔になると言われている、日本実業界のパイオニア渋沢栄一氏の論語解説本である。
    高校時代に漢文の授業で論語は多少勉強したが、きちんと読んだことはなかった(というか、原文は難しくて読めない)。渋沢栄一氏は孔子の論語や、歴史を本当によく研究し、論語論のような本をたくさん出版している。興味深いのは、孔子の説く道徳をいかに実際のビジネスの場面に応用していくかという観点で解説されているところである。とても分かりやすく、ありがたいお話が詰まっている。
    この本の読みどころはもう一つあり、明治維新前後の歴史上有名な人物本人たちとの交流を通じて、○○はこういうタイプの人だ、と生の印象が書かれている。大隈

    0
    2021年01月26日
  • 向上心

    Posted by ブクログ

    常に明朗であることを選ぶ。
    明朗さは人間を育てる為の何よりの土壌である。

    訓練次第で明るい気質にも病的な気質にもなり得る。
    物事を良い方に解釈し、希望的に考える習慣は、ほかの習慣と同じように育てられるもの。

    日常生活で起こる現実的な出来事を公平に判断し、思いやりのある慎重な行動ができる人が、思慮分別のある人。愚かで心の狭い人は執念深く、偏った考え方しかできない。

    人生は、そのかなりの部分を自分の気の持ちようで作っていける。

    ウォルタースコットの死の床での息子への言葉
    徳を持ち、神を信じ、正しい人間であることだけが、最後に満足感を与えてくれるものだ。

    悲しい出来事や災いは、向上させるた

    0
    2019年10月27日
  • スマイルズの世界的名著 自助論

    Posted by ブクログ

    豊富な事例で執拗に「勤勉」を薦めている。
    古典と現代書を比較するのもどうかと思うが、この手の話で有れば、「非才」に適うものはない。勤勉と努力は重要だが、単に努力すればよいというものでもないからだ。

    0
    2021年08月08日