今泉敦子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ニューヨークって本当におかしな街。宙に浮いてる妖精はいるし、教会の屋根にはガーゴイルが出没する。テキサスから出てきて一年、毎日が驚きの連続だ。わたしって、そんなに田舎者?ところがある日、思いもかけないチャンスが舞いこんできた。でもちょっと待って、うまい話には絶対に裏がある・・・。おしゃれでキュートなファンタジー、魔法版『ブリジット・ジョーンズの日記』。
著者はハリポタを読んでいるときに、自分の好きな働く女子の自立も描くストーリーがないから自分で書き始めたらしい。魔法といっても、主人公は全く魔法が使えない一般人だが、免疫があってめくらましに騙されない体質。読者はケイティに自分を重ねてわくわくし -
ネタバレ 購入済み
軽妙
主人公は魔法使いの目眩しにごまかされない特異性を買われ、「魔法界のマイクロソフト」のような会社で重要ポストを得る。ニューヨークという街をうまく使った軽妙なストーリー。この会社のイケメン有能魔法使い君がすごくシャイという設定が、米国作品には珍しい気がする
-
-
-
Posted by ブクログ
大好きなシリーズの最新刊!!
もうあれで完結かと思っていたので、続きが出て本当に嬉しい!
ニューヨークにある魔法の会社(MSI)を舞台に、そこで働くイミューン(魔法にかからない人)である主人公ケイティと、その仲間たちの話第8弾。
今作では魔法界のマフィアのような謎の組織がMSIを乗っ取ろうと接触してくることから始まる。
敵を知るために内部にスパイを送りこみ、陰謀を阻止しようとするが・・?
敵のことが全然わからない。
もったいぶるように、少しずつ少しずつわかっていく構成がもう早く知りたい!という思いを募らせ、読む手が止まらない。
イミューンの目がどうなっているのか、魔法使いとの差が面白い。
-
-
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
魔法製作所のシリーズで人気だったシャンナ・スウェンドソンの新シリーズ。
またニューヨークが舞台ですが、今度は魔法使いでなく、妖精のお話。
妖精界との交流が、スリルもありつつチャーミングに描かれます。
妹のエミリーが行方不明に。
ミュージカル女優として成功したまさにその夜、失踪するなどありえない。
エミリーと同じアパートに住む友人の刑事、マイケルが捜査を始めますが?
エミリーの姉のソフィーが、駆けつけます。
ルイジアナの田舎町に生まれ育った二人、ソフィーも才能あるバレリーナだったのですが、町を出ることは諦め、妹を送り出し応援してきたのです。
長身のエミリーに比べると小柄で一見普通なソフィー。 -
-
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
妖精にさらわれた妹を助け出すため、ソフィーは持ち前の鉄の意志と知識をフル活用して妖精に対抗する。
現代のニューヨークを舞台としたフェアリートーク。人間界とは別の世界として妖精の世界があり、そこを行き来することにより物語は展開します。妖精たちはそれぞれのグループごとに年代の違う人間の流行を取り入れた様相をしていたり、妖精界の食べ物を口にした人間は元の世界に帰れなくなることや、妖精は鉄を苦手とすることなど、伝承として広まっている妖精の特徴とこの作品ならではのルールが相まって世界観が形成されています。そして昔話でお馴染みの要素も散りばめられています。なのですぐに妖精たちの世界に入り込めるのですが、肝 -