あらすじ
ニューヨークは変わった街だと聞いてはいたが、これほどとは思わなかった。テキサスの田舎から出てきて一年、いまだに毎日驚いてばかりいる。宙に浮いている妖精や耳のとがったエルフ、教会の屋根にいたりいなかったりするガーゴイル……。こんなの想定外だ。でも、ニューヨーカーたちは振り返りもしない。変なのはこの街? それともわたし? ボーイフレンドはできないし、会社の女上司はヒステリーの二重人格。いい加減にうんざりしていたある日、思いもかけない転職の話が舞い込んできた。でもちょっと待って、うまい話には必ず裏がある。現代のニューヨークを舞台にした、魔法版『ブリジット・ジョーンズの日記』。(株)魔法製作所シリーズ第1弾。
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Posted by ブクログ
安心して読める現代ファンタジー、ロマンス付きという感じで楽しかった。オーウェンがキュートで素敵で素晴らしい。主人公の活躍と、ロマンス部分の発展を楽しみに次巻を読む。
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最近知って読み始めたシリーズ。めちゃくちゃ面白い!!ブリジットジョーンズを思い出す感じがある。とにかく普通の女の子というところが共感しやすいのと、とにかく読みやすい。
Posted by ブクログ
NYの人たちって本当にこんなにジョークが達者なのか......。海外ドラマ感あるシニカルな笑いの連打がなによりツボ。
あやしいスカウト、寡黙なイケメン、女子の友情......おまけに魔法、世界の危機ときた。サービス精神てんこ盛りなところもさすがエンタメの本場。
Posted by ブクログ
面白かった!
魔法の悪用を防ぐのに法律を持ってくるってすごく現代っぽい!拘束力のあるペン、ぜひ欲しいね。
オーウェンとイーサン、どっちとくっつくのかなぁ。個人的にはイーサンは会社の可愛いエルフとかとくっついて欲しい。
Posted by ブクログ
街中で羽の生えた人を見かけたり、
近所の神社の狛犬がいたり居なかったりしませんか?
もしかしたらあなたには魔法の素質が「全くないかもしれません」。
主人公は26歳の女性。
田舎を出て意地悪女性上司の元でなんとか毎日働いているがプライベートがうまく行っているわけでもなく平々凡々、疲れる日々を送っている。そんな彼女の元に怪しいスカウトメールとストーカーが現れて…?
ファンタジー現代小説。
魔法と政治と恋と仕事。普通の女の子ケイティがその普通さゆえに活躍するお話。
サムというガーゴイルがお気に入り。続編もあるみたいなのでぜひ読んでみたい。
Posted by ブクログ
最初『プラダを着た悪魔』みたいな女上司が出てきたかと思ったらローファンタジー。ローファンタジーかと思ったら大学と家業で学んだマーケティングを強みにテキサス出身の女の子がNYの魔法界で働くビジネスサクセスストーリーだった!
ケイティ、オーウェンに心ときめかせてはいるけど別に恋愛至上主義でもなく、むしろ自分の知能や経験を活かしたいところがストレスなく読めて良かった。
解決方法が『マルドゥック・スクランブル』
魔法や魔法使いがビジネスライクなところで漫画『株式会社マジルミエ』をちょっと思い出した
Posted by ブクログ
大人も楽しめるお仕事×ファンタジー小説!
平凡な女の子が、魔法ビジネスをマネジメントすることに!
魔法界の危機やラブストーリー、日常にあふれる魔法、、、
まさにこういうファンタジーを探していた私は一巻を読んだ後すぐに残り全巻を購入しました!
ニューヨークで働く主人公は都会生活を友人と楽しみながら、自分の仕事も充実させてて素敵。
海外小説なので、日本の小説とはキャラや語り方文化が違うので、それもまた面白いです。
読者の女性陣はきっとオーウェンにときめくはず…笑
Posted by ブクログ
大都会ニューヨークに魔法が隠れている……もうこれだけで本を手に取ってしまいます。
あるインスタグラマーさんが紹介されていて、私も手に取ってみました!とっても面白い!
ひとつ残念なこと……公式ホームページに誰とくっつくのかが書かれていた…それは知りたくなかったな〜
Posted by ブクログ
魔法が好きなら楽しめると思う。
CEOの名前も魔法が好きならふふっとなるはず。
とりあえず続刊を予約したので楽しみ。
しかし続刊のあらすじに盛大なネタバレを食らったのが物悲しい。
リアルタイムじゃない弊害だなぁ。
Posted by ブクログ
魔法を使うんじゃなくて、魔法は使えないし、魔法に全く影響されない平凡な女性が主人公という設定が面白い。
酷い上司ミミのいる会社で働くケイティ。
ケイティの精神はボロボロ。
そこに運命のメールが。
目くらまし、妖精、ドワーフ、社長はマーリン!?
オーウェンがかわいい。
現実とファンタジーと境界線があいまいで、本当にあるかも、って思えて楽しい。
Posted by ブクログ
ニューヨークが舞台の大人向けファンタジー。
羨ましすぎる仕事環境…!
私にもスカウト来ないかな~
ケイティを通して見るオーウェンが素敵できゅんきゅんしてしまった。
ケイティにはいろいろ共感できるところが多くて、私にも素質があるのでは…なんて。
私も巻き込まれたい!
シリーズものなんて嬉しい( ´∀`)
20201218
再読。
イーサンもいいやつ。仕事できる~!
Posted by ブクログ
能力があるものの理解のない上司に阻まれてうだつの上がらない生活を送っていた主人公が、ひょんなことで才能を見込まれ転職し、仕事に恋にと充実した活躍をするようになる… 王道のオフィスストーリー。キャラクタービルディングが巧みで、とても魅力的。何より主人公に好感が持てるのが非常に良い。
ただあらすじがマジでゴミ。"魔法版『ブリジット・ジョーンズの日記』"て。日本文学史上最低でゲロカス以下のセンス。本当に気味が悪い。
Posted by ブクログ
本のあらすじ紹介に書かれてる魔法版『ブリジット・ジョーンズの日記』という文章がまさにピッタリな作品。特にルームメイトとのトークとか毎週末のブラインドデートの辺りはハリウッドのラブコメ見てる気分になりました。
舞台は魔法の世界ですが、主人公は魔法の才能全くなし。しかしそこが魔法の影響を受けない稀少性に繋がり、その稀少性を見込まれ魔法製作企業に入社。その特異性を武器に物語は進むのかと思いきや、マーケティングや法知識等で活躍する主人公。マーケティングはともかく法知識って悪役に通じるのか⁉︎と思いましたが、現代社会で共生してる世界観なので有効でした笑
ロマンス要素とビジネスドラマ要素が入り混じる大人版ファンタジーって感じでした。
イーサンやオーウェンとの関係がどうなるかこれから楽しみです
Posted by ブクログ
読後はニンマリ笑顔になりました。
ニューヨークが舞台の大人のファンタジーとでも言いましょうか。
現実とファンタジーの世界が混在している設定は新鮮で面白かったし、思っていた以上に読み応えもありました。
最初は横暴な上司に振り回される現代社会中心の展開だったのが、だんだん魔法世界へと変化していく。
新たな職場で活躍を見せるケイティも、クスッとしたりハラハラする展開もおもしろかった。
Posted by ブクログ
22/10/23〜11/15
一人称なので、ケイティがめんどくさいキャラに感じる。思ったことをすぐに口に出し過ぎ。いつか大失敗するのでは、とハラハラする。長いシリーズなので、だんだん成長するのかな。
サムがいい感じ。
オーウェンよりイーサンの方が私は好み。
ケイティ視点ではないのがみてみたい。
とりあえずワクワク読めたので、2作目も読む。
Posted by ブクログ
SNSでお薦めされていたので読みました。ハリーポッターとはまた違う魔法の世界。世界観がしっかりひていて、引き込まれました。ただ、物語の本題に入るまでが少し長かったような気がしました。
でも長いシリーズだと考えるとこのくらいのペースでよいのかも。
全編ケイティのモノローグで進んでるあたりが、ブリジットジョーンズなのでしょうか。このタイプはどうしても主人公が理屈っぽく感じてしまう(笑)
ちょっと冷静で分析好きな感じが面白いです。
Posted by ブクログ
ワクワクさせてくれる本
本来絶対にありえないのに、自分も見えてないだけ?と思わせるリアル感がある。
カエルに変えられてる王子にキスするくだりや
カエルだと思い込んでるジェフにキスして
当分付き纏われるシーン面白すぎた
結局元カエル2人は親友のルームメイト2人と付き合うのも面白い。
魔法界の仕事はなんだかんだ最高なんじゃないか
上司も周りもすごい評価してくれて優しい
敵はまた何かめんどくさい魔法薬をつくってきそうだけど
個人的にはオーウェンが全然ケイティーを恋心ないところが寂しかった、でもそこまでハッピーだとかえって出来すぎてるからこの終わり方でいいかな
つぎも楽しみ
Posted by ブクログ
ニューヨークって本当におかしな街。宙に浮いてる妖精はいるし、教会の屋根にはガーゴイルが出没する。テキサスから出てきて一年、毎日が驚きの連続だ。わたしって、そんなに田舎者?ところがある日、思いもかけないチャンスが舞いこんできた。でもちょっと待って、うまい話には絶対に裏がある・・・。おしゃれでキュートなファンタジー、魔法版『ブリジット・ジョーンズの日記』。
著者はハリポタを読んでいるときに、自分の好きな働く女子の自立も描くストーリーがないから自分で書き始めたらしい。魔法といっても、主人公は全く魔法が使えない一般人だが、免疫があってめくらましに騙されない体質。読者はケイティに自分を重ねてわくわくしたりハラハラドキドキを楽しめる。赤面症のイケメンというヒーローもなかなかいないタイプだが、すぐにくっつかずケイティが悩むところも可愛い。少しご都合主義的なところがなくもないが、それを言うのは野暮というもの。この手の小説はきゅんとして笑顔になれるときめきの源ですから。特別美人ってわけでもなくデートが苦手なケイティがどんな幸せをつかむのか、これは完結までしっかり見届けなくては。
軽妙
主人公は魔法使いの目眩しにごまかされない特異性を買われ、「魔法界のマイクロソフト」のような会社で重要ポストを得る。ニューヨークという街をうまく使った軽妙なストーリー。この会社のイケメン有能魔法使い君がすごくシャイという設定が、米国作品には珍しい気がする
Posted by ブクログ
海外のロマンス小説って、すぐキスとかメイクラブになる。そういうのが苦手、むしろプラトニックなジリジリした展開が好きな人にオススメ。
魔法は使えないけど魔法世界を見ることができる免疫者(イミューン)である主人公ケイティが㈱MSI(魔法製作所)に入社し、普通の感覚を重宝がられ……とちょっとご都合主義的な展開だけど、気軽に楽しめる。舞台はあくまで現代のニューヨークだし、MSIの社員は魔法を上手く使いながら現実世界に溶け込んでるので、普通の女の子のラブストーリーと変わらない。
なんと言っても、ケイティが恋する魔法使いオーウェンが魅力的。美男子なのに、その魅力が自分でわかってない、too shyな青年。なのでケイティとの関係はなかなか進まない。お互い好意を持ってるのは間違いないのに。
だからかな、本国アメリカより日本で人気があり、続編は日本から出ている。
Posted by ブクログ
シリーズ一作目。
ケイティ・チャンドラーは、テキサスからニューヨークへ出てきて1年。
学歴も経験も役に立たず、ヒステリックな上司の気まぐれを堪え忍ぶ日々。
ニューヨークは全く変わった所だと思っていた。
というのは、教会の屋根にはガーゴイルが出没し、背中に羽根をつけている服飾学校の生徒や、宙に浮いている大道芸人がいても、誰も驚きもしないで通り過ぎるのだ。
実は、それはすべて、実在する妖精や魔法。
ケイティは自分にしか見えていないと気づかないままだったのだが…
ある日、地下鉄で知り合った男性二人に、転職の申し出を受ける。
なぜか回りじゅうの女性の注目を集めているが、ケイティには全く魅力が感じられない男性ロブ。
一緒にいたオーウェンのほうがよほど魅力的だと思うのだが、長身でハンサムな彼は伏し目がちで異様にシャイで控え目。仕事では有能だが、それ以外はろくに口もきかず、目が合うと真っ赤になる始末。
それにはある理由が…
ケイティが思い切って訪ねた会社は、魔法制作会社だった!
辞めた社員が、悪意のある魔法を売りさばこうとしていると知って、それを止めるために働くことになる。
楽しく読めるファンタジー。
地味なワーキング・ガールの現実から、一気に面白おかしい世界へ。
「ブリジット・ジョーンズの日記」よりも普通なヒロインはなかなか感じが良いです。
Posted by ブクログ
ファンタジーを読みたい気分で、そういえばお気に入りの創元社のツイッターでなんか魔法なんとかシリーズって見たことあるな…と思い手に取った。
20年ほど前の話だけど、これぞアメリカという語り口をぎゅうぎゅうに詰め込んでいて、もうアメリカすぎて面白い。ジョークや行動のどれもがアメリカの煮凝り。
あることに怒った主人公が、その怒りをぶつけるためにオフィスを闊歩するとき「ハリケーン・ケイティの襲来よ」と書いていたのおもろすぎる、全然わからないユーモアすぎて…
でも全てがアメリカ的なので深く考えずに読めて楽しかったし、物語も魔法が全く使えない主人公が魔法回に飛び込むというちょっと意外な設定だった。読む前はてっきり主人公もゴリゴリの魔法使いだと思ってた。
あとはオーウェンがキュートなんだよな…絶妙なキャラ設定してると思う。
とりあえず続きは読む。
Posted by ブクログ
コミカルでライトなファンタジー、だが舞台が現代のニューヨークという設定が面白い。魔法使いなどがしれっと人々と共に生活しているのだ。
魔法を使ったバトルなどの要素もありつつ話が進んでいくのはいいが、後半は似たような展開が目立つ。クリフハンガー→脱出→クリフハンガー……の繰り返しなので、「どうせまた助かるんだろ?」と先が読めてしまう。ラストはなかなかに盛り上がるので悪くないのだが。気になるシリーズの一つではある。
Posted by ブクログ
面白かった〜!最後の方を読むまでシリーズものだと気づいてなくて、え??これあと数十ページしかないけどどうなるの??となってたので、続きがあるの嬉しい!
いくつになっても魔法には憧れるので、主人公ケイティが平凡で魔法とはほど遠い存在であることが更に刺さる。
恋に仕事に魔法に大忙し!みたいなファンタジーラブコメとみせかけて、マーケティングや知的財産の話などやや大人向けの内容なのもとても良い。
一つ難点を挙げるなら、文庫本の文と文の行間が狭すぎて読みづらいところだろうか。
Posted by ブクログ
魔法で味付けをした女性のビルドゥングスロマン。
というには、まぁ、軽いか。
現代ニューヨークを舞台とした魔法使いに魔法が使えない会社員の女性が関わってゆく話。
アメリカのドラマシリーズにありそうな展開で楽しく読めました。
ファンタジー読みたいけれど、さすがにハリーポッターはちょっと子供過ぎるって女性には特にお勧めかも。
Posted by ブクログ
面白かった。
ドジっ子魔法使いがニューヨークで奮闘する話かと思ったら、、、全然違った。
魔力を持たない女の子ケイティーの話。魔法メインというより、働く女性の奮闘や恋バナ。
シリーズものなので、ケイティーの今後が楽しみです。