生島遼一のレビュー一覧

  • 三銃士 下

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    訳者生島遼一氏のあとがき
    詩人・作家の木坂涼氏の「陰謀と勇気と恋の大ドラマ」つき

    長い話を抜粋しているので物足りない感があるが、長編を全部読むほどの気力もなかったので、岩波少年文庫版で。
    さし絵が長沢節氏だが、私の三銃士のイメージとはちょっと違った。

    ダルタニャンもいいが、三銃士の活躍をもっと見たくなった。

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    2015年09月17日
  • 三銃士 上

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    Les Trois Mousquetaires 1844

    Alexandre Dumas(アレクサンドル・デュマ)

    D'Artagnan(ダルタニャン)
    Athos(アトス)
    Porthos(ポルトス)
    Aramis(アラミス)

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    2015年09月17日
  • 三銃士 下

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    ネタバレ

    子供の頃に子供向けは読んだことがあったけど、きちんと原作を訳したのを読むのは初。
    子供向けの本やアニメ版(NHKの)や映画版(私が見たのは三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 (2011))とはやっぱり、かなり違ったのですねぇ。
    特にミレディ、ルパン三世の峰不二子系悪女キャラとして描かれる事が多いけれど、原作はもっと情熱的で苛烈!
    コンスタンスのオチもまさかの…。うわぁ。
    まぁ確かに、子供向けは原作に忠実には書けないわけだ。

    1970年発行なので、武士や匕首などなど翻訳は古め(笑。
    しかも岩波文庫版は三銃士シリーズの第一部しか出てないんですね。
    第二部、第三部まで翻訳版が出てるのは講談

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    2025年05月28日
  • 三銃士 下

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    上巻がやっと終ったという印象で、下巻こそ盛り上がるだろうと予想して読み始めてみる。上巻に比べて物語に動きがある分どんどん読むことが出来た。しかしミレディーの復讐劇を読んでいると『モンテクリスト伯』を思い出し、そうなるとどうしても比較してしまい、『モンテクリスト伯」の方が壮大で痛快と思ってします。解説にもあったが、この両者を比べるものではなく、『三銃士』の方はドタバタ劇と割り切って読むのがいいのかもしれない。最後があっさり終るが、それは次巻以降にも続く『ダルタニャン物語』の序章だからだと割り切ることにした。
    『ダルタニャン物語』の完訳は現在は復刻版のみしか手に入らないし、それも高価で訳もなんだか

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    2014年10月04日
  • ボヴァリー夫人

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    想像したよりもずっと楽しんで読めた。
    エマはゾラのナナのような根っからの奔放な女性では無かったように思う。では誰が犯人か?夫であるボヴァリー医師その人だろう。社会的に高い立場にいながら(この職を得ることが出来たのも母のお陰なのだが)、誰からも尊敬をえられず、その自らの立場にも気づかず、何とか起死回生を狙った手術のただ一回の失敗に自信を無くし、あげくに最後まで妻の不満や不貞にも気づかない愚鈍さ。エマは結婚という契約に縛られながら、自分を決して満たすことのない夫から離れ、女としての憧れや夢を外の愛人達に求める。結果、期待は裏切られ、最後には自滅へと至る。無知と田舎者特有の富や贅沢への憧れ故に悲劇的

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    2014年09月02日
  • ボヴァリー夫人

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    ネタバレ

    細部まで磨き上げられた作品。トルストイ『アンナ・カレーニナ』を意識させられた。悲しい話だが、文学の良さを再認識させてくれる。数多くの作家に影響を与えた作品。

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    2014年03月01日
  • ボヴァリー夫人

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    面白かったー!

    話の内容としては美人な妻が夫とのありきたりな生活に飽きてしまい、不倫を繰り返すと言う
    単純なお話なのですが、もう描写が凄い!

    細かくて丁寧で、それでいて飽きない。
    長く読まれている理由がわかります。

    ボヴァリー氏、滑稽ではあるけど、愛すべき人だと私は思うけどなぁー。

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    2013年07月28日
  • 三銃士 上

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    デュマ代表作の一つ。三銃士の一人ダルタニアンが幾多の試練を乗り越えながら成長していく、革命期のフランスを舞台にした冒険活劇。最近NHKで三谷幸喜の手により人形劇化された。原作は結構込み入っている部分もあるのでとりあえず人形劇あたりに軟着陸(笑)するのもおすすめ

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    2012年09月02日
  • 三銃士 下

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    ミレディが生々しい。というか迫力ありますね。

    ボナシュウ夫人が殺されてしまうのはかわいそうだ・・(´-∀-`;)
    殺されるんじゃなくてただ、眠らされるだけかと思っていたので・・。

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    2012年01月07日
  • 三銃士 上

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    貧乏ながらも4人が旅続けるんですねっ

    アトスもイイですが
    ダルタニャンも行動的だなぁと思えて、良い♪

    下巻もいつか読みたいですね。

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    2011年11月09日
  • ボヴァリー夫人

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    いいひとなんだけどすごくつまらない人っている。
    善良すぎて毒気がないというか。
    そういうひとと結婚したら退屈だろう。
    エマのように、刺激が欲しくなって、
    異常な量の贅沢な買い物に走ったり、
    舞踏会に繰り出したり、不倫愛に狂ったり。
    そういう気持ちもわからないではない。

    けれど人生のほとんどは舞踏会とか熱い恋愛で
    構成されているわけではなく、
    生活で構成されているわけであって。
    その生活を人々は愛し、あたたかな気持ちを持つ。
    そういう気持ちがわからないと
    ずっと現実逃避を続けることになるのかなと思った。

    でもエマは逃避しきって終わったから
    それはそれでいいかと思う

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    2010年12月16日
  • 三銃士 上

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    アニメ・漫画でよく聞くワード「三銃士」の原点です。上下とも読みましたが、ざっくりいえば若者達の剣と誇りを賭けた冒険活劇といったところでしょうか! 主人公ダルタニアンの勇敢だけど無鉄砲ともとれる性格は熱血漫画の主人公に通ずるものがあるなと個人的に思ってます(ちなみに三銃士はダルタニアンの仲間であって主人公ではない)。でもこの中で私が一番好きなキャラは三銃士の1人のアトスかなぁ。 …上編で一番好きなのはイギリスまで命がけで手紙を届けに行く話。その後散り散りになった仲間達と再会するエピソードも結構可笑しい。 一癖も二癖もある三銃士のメンバーも魅力的ですし、お話のテンポも良くて楽しめるので、何度もリメ

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    2010年07月19日
  • ボヴァリー夫人

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    エマの人生を一言で表すとすれば、現代の昼メロドラマ。出版当時は風紀上の問題を引き起こしたようだが、不倫も浮気も珍しくない今となっては、内容はそんなにすごいというわけではない。でも、全体的に綺麗なのと、本能の赴くままに突き進むのは少しばかりうらやましい。

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    2010年04月03日
  • 三銃士 下

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    後半ミレディーのインパクトが凄くて主役のことを忘れてました。
    自分の為に男を騙して地獄に突き落とす悪女は、ある意味主役です。

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    2009年12月21日
  • 三銃士 上

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    読み易いけど、岩波の『モンテクリスト伯』の訳の方が好きかな。
    意外とお金に苦労したり、間抜けな感じのある三銃士とダルタニャン。
    これからの展開が気になります。

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    2009年12月12日
  • 三銃士 上

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    田舎から出てきた貴族のダルタニャン。パリに向かう途中、父親がしたためてくれた手紙が盗まれた。手紙を盗んだ謎の男と親しげにする謎の女。ダルタニャンの将来を左右する出会い。権力争い、陰謀、恋愛いろいろな要素を盛り込んであります。話の筋が見えてきたと思ったら、またもつれて下巻に突入。脇役にまで細かい配慮がなされていて隙がない。う〜ん、ミレディーが気になる。

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    2011年09月28日
  • ボヴァリー夫人

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    昼ドラ好きにオススメ。学校の講義で読まされた本ですが、当時流行ってた『真珠夫人』思い出しました。

    結局、一番おいしいのは薬剤師。

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    2009年10月04日
  • 三銃士 下

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    単純な勧善懲悪ではなく、敵味方双方にそれぞれの思惑が描かれ、それぞれに感情移入できる。
    また、今日の敵は明日の友というさわやかな姿は 読んでいて気持ちが良かった。
    そのなかにあって、ミレディーの悪女っぷりが映えること映えること(笑)
    皆は一人のために、一人は皆のために。
    ダルタナニャンと三銃士達との、熱い友情が羨ましい作品。

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    2009年10月04日
  • 三銃士 上

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    最初、ダルタニャンて弱そう…と思ったが、すぐにやとら強いことが分かった。
    彼らが友情や忠誠を胸に戦う姿は、時代劇に通じるものがあって、実に小気味良い。

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    2009年10月04日
  • 三銃士 上

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    言わずと知れたデュマの作。ナインスゲートを読み終わったらこれを読みたくなったのです。はっきり言ってこれのほうがかなり面白いです。

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    2009年10月04日