繁田信一のレビュー一覧

  • 陰陽師(おんみょうじ) 安倍晴明と蘆屋道満

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    第一章 官人陰陽師と法師陰陽師
    1安倍晴明の身分 律令官人 平安貴族 陰陽寮官人 官人陰陽師 安倍晴明の同僚たち
    2蘆屋道満の身分 安倍晴明を殺した陰陽師 「僧道満」と呼ばれた陰陽師 法師陰陽師 多数派の陰陽師

    第二章 怪異を読む
    1物忌と怪異 物忌という習俗 怪異占 鼠の怪異 犬の怪異
    2怪異の諸相 牛、鹿、狐、烏、鷺、植物、虫、音、人工物の怪異
    3物忌の諸相 覆推 「軽き物忌」 「重き物忌」 式占

    第三章 禁忌を告げる
    1日時の禁忌 安倍晴明からの一報 祖父の教え 衰日 偽りの凶日 滅門日 道虚日
    2方角の禁忌 「方違」という習俗 天一神 王相神 大将軍 太白神 方違の呪文
    3禁忌と暦

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    2013年04月13日
  • 殴り合う貴族たち

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    むやみに過激なタイトルなくせに、その実、中身は肩透かしと思いきや、むしろ控え目な題名だと感じるほどに乱暴狼藉のオンパレードでした。事件のほとんどを藤原実資(さねすけ)の日記だけに根拠を求めているのはやや乱暴な気もしましたが、それでも喧嘩、集団暴行、家宅破壊その他諸々、決して微笑ましくは無いエピソード満載で、貴族の一般的な印象を見事に覆してくれます。週刊誌や夕刊紙のゴシップ記事がお好きな男性向けの内容かもしれませんが、平安朝ファンの女性にも読んでいただき、この時代の暗部をも受け止めてもらいたい気もします。

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    2012年09月17日
  • 殴り合う貴族たち

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    タイトルインパクトありすぎ。早く読みたいです!
    ※読みました。タイトル通り目からウロコな本でした。平安貴族がこんなにも粗暴だったとは…。源氏物語は当世の人々にとっても、かなり理想的なファンタジーだったのだなあ…と勉強になりました。しかし藤原氏、やりたい放題ですね。

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    2012年07月07日
  • 殴り合う貴族たち

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     ありそうでなかった、という点では、観点が面白い。
     大抵の人が持つ「王朝貴族」の概念を覆す内容だろうが、所詮、人間。いつの時代でも、こういう人々は存在するものだという良い証拠。
     付録の暴力事件年表に、一番心惹かれて購入の品。 

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    2012年02月21日
  • 庶民たちの平安京

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    資料としてなかなか読みやすい本。ここに記載されている資料からまたいろいろ探せそう。
    牛飼い童が運送業という副業を営んでいて、しかもそこそこ儲けていたらしき事は、新見である。内裏に日常的に庶民たちが出入りしていた様子や、市での取引の様子が窺える。

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    2011年10月25日
  • 御堂関白記 藤原道長の日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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     日記を記した道長だけでなく、数多の摂関家の人間を評する編者が言は、いちいち辛辣で笑える。各日付にある副題も愉快。
     「バカ貴公子の代表のような~などに比べれば、かなり優秀な方であった」はずの道長に、漢文の駄目出しが凄い。まるで漢文の出来ない兄に対する紫式部と同じ立ち位置である。確かに出鱈目には違いないがwww
     日記自体について述べるのなら、いつの時代も高級官僚って奴はこうなのかもしれない、と一種の諦めに似た気持ちにさせられる。

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    2014年08月16日
  • 陰陽師(おんみょうじ) 安倍晴明と蘆屋道満

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    古くから説話や伝説に彩られてきた陰陽師。
    近年では小説や映画にも登場し、呪術により凄まじい力を発揮する。
    世界を滅ぼしかねない超人として描かれることも少なくない。
    では実在の陰陽師たちはいかなる活動に従事していたのか。
    安倍晴明らが絶大な名声を博したのはなぜか。
    藤原道長ら同時代の王朝貴族が残した日記を手がかりに、知られざる実像に迫る。
    さらには、陰陽師を必要とした平安時代の人々の心性をも明らかにする。

    [ 目次 ]
    第1章 官人陰陽師と法師陰陽師
    第2章 怪異を読む
    第3章 禁忌を告げる
    第4章 災厄を除く
    第5章 生命を狙う
    第6章 安倍晴明と蘆屋道満

    [ POP ]

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    2011年04月06日
  • 殴り合う貴族たち

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    光源氏は暴力沙汰を起こさなかっただけでも、十分理想的な貴公子といえたらしい
    本当に「王朝貴族」はどうしようもないな。
    やれやれ。

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    2011年03月21日
  • 紫式部の父親たち 中級貴族たちの王朝時代へ

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    紫式部はなぜ30歳まで結婚しなかったのか、という話から始まり、藤原明衡の『雲州消息』から中流貴族の実態を明らかにするという内容。

    受領の話や上級貴族にたかられる中流貴族の話、息子の心配をする父の消息など、実に生き生きとした中流貴族の姿が見えてきました。

    文章もとても読みやすく、面白い一冊でした。 

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    2011年01月28日
  • 御堂関白記 藤原道長の日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    道長の字の間違いとか、このあたりから新しい漢字を覚えたらしいとかの指摘が面白かった。
    行成や実資の日記も引き合いに出しつつの補足もあり分かりやすい。

    「他ならない」を多用しすぎ。やっぱり読みづらい文章。

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    2010年10月17日
  • 殴り合う貴族たち

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    貴公子達は、わりとドラ息子が多かったんだなあとビックリしました。芥川の「羅生門」世界と繋がっているような気がします。

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    2010年09月19日
  • かぐや姫の結婚 日記が語る平安姫君の縁談事情

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    平安時代にかぐや姫と呼ばれた貴族の娘がいたという。
    こまかい記録の残っているお姫様のことを書いた珍しい本。
    父の藤原実資は、小野宮右大臣という号があり、紫式部と交流もあった人物。
    「小右記」という詳細な日記をつけていた。
    一部欠けているそうなのが惜しいが、遅くできた末娘・千古を溺愛したという。

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    2010年05月24日
  • 庶民たちの平安京

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    がっこの教授に進められて読んだのだが、これはなかなか面白い。
    平安京というと貴族が雅~に暮らしてるイメージしかない人にこそ読んでほしい。平安という時代にも確実に人間が生活を営んでいたことがリアルに伝わってくる。
    小説ではないから抵抗があるかも知れないけれど、なかなか読みやすい本です。

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    2011年08月17日
  • 御曹司たちの王朝時代

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    藤原明衡(あきひら)の編纂した書簡集「雲州消息」に収められた平安貴族の息子たちの手紙を基に、彼らの生活や世相などをうかがう。手紙は現代語訳、原文の漢文、その読み下し文を掲げる。

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    2010年02月07日
  • かぐや姫の結婚 日記が語る平安姫君の縁談事情

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    藤原道長のライバルであった藤原実資の娘、千古(ちふる)。家柄もよく、申し分ない結婚をしてしかるべき姫であったが、そう簡単にことは運ばなかった。実資の日記『小右記』から平安時代の姫君たちの真の姿に迫る。現代の話なら、スキャンダラスで生臭くなりそうなところ、王朝の話となると何だか学術的な感じになってしまうのはちょっと不思議。まあ、あまりわかりやすくちゃおもしろみがないよ、というところだろうか?

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    2011年07月15日
  • 天皇たちの孤独 玉座から見た王朝時代

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    いつの時代も、トップとは孤独なものです。
    自民党の麻生太郎さんも言ってたけど、
    孤独に耐えることのできるもしくは楽しめる人でないとトップになんてなれません。
    その組織の規模に関係なく。
    そうゆう意味で、安部さんは弱かったと感じた。
    そうゆう意味で、小泉さんは強かったんじゃないかな?

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    2009年10月04日
  • 陰陽師(おんみょうじ) 安倍晴明と蘆屋道満

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    伝承ではない陰陽師の成り立ちと、その衰退に興味があり手に取った本だったが、内容は著者があとがきに記しているように「平安時代の陰陽師に関する入門書」だった。陰陽師が全盛の頃のその地位、仕事について、貴族の残した日記を元に書かれてある。意外だったのが「式を伏す」という記述。「式を打つ」とは別の行為なのか、それとも同じことなのか不明だが、ここでは平安貴族にとっては、式神=呪物、伏す=潜ませる、「呪詛の標的の身辺に呪物を埋める事が式神を潜ませることと同じ」だったとある。なるほど、ものをこっそり隠し忍ばせるくらいなら、伝承のような超人陰陽師でなくても、出来そうだと妙に納得した。

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    2009年10月04日
  • 平安朝の事件簿 王朝びとの殺人・強盗・汚職

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    ネタバレ

    治安を司る検非違使別当の藤原公任が残した文書には、貴族社会の最下層に生きる人々のリアルな声が記されていた。暴力が跋扈する平安社会の裏の姿。

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    2025年10月13日
  • 『源氏物語』のリアル 紫式部を取り巻く貴族たちの実像

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     日本史上で最も面白みがなく、イメージがわきづらい平安時代の王朝文化の雰囲気を感じたいと思い読み始めたが、本書は光源氏をはじめとした源氏物語の登場人物の人物像を中心に記述されており、その背景として貴族の生活様式や恋愛事情の説明がなされている程度で、主観的な感想ではあるが自分が読み始めた目的に沿った本ではなかった。
     本書は、源氏物語を読んでから読むと面白みが増すのだろうが、未読の状態で読んだため内容に入り込めなかった。しかし源氏物語のさわりに分かりやすく触れられる本であった。

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    2024年11月28日
  • 平安貴族 嫉妬と寵愛の作法

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    ネタバレ

    道長は4人の娘を天皇家にと次がせた。頼通の娘を天皇の后にしたが、男児が生まれなかった。その後没落。
    役人になるための大学寮は授業料が不要だった。
    3歳までは男女とも子どもは坊主だった。
    披露宴は、結婚してから3日後の夜に行われた。3夜通い続けなければ結婚は成立しなかった。

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    2024年08月23日