繁田信一のレビュー一覧

  • 御堂関白記 藤原道長の日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    今ふたたび「光る君へ」の世界に立ち返る!
    この世を我が世って思ってるパーフェクト道長ではなく、日記をサボったり字が思い出せなかったり文法がぐちゃぐちゃだったりの道長w飄々とした感じが文面から伝わってきて、柄本佑さんのキャスティングぴったりだったと思う★

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    2025年12月01日
  • 御堂関白記 藤原道長の日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    解説で背景がわかり、わかりやすくおもしろかった。単に道長の日記だけでは無味乾燥、おもしろくなかっただろう。入門書としてのビギナーズ・クラシックスの利点だ。

    今まで、定子、清少納言、枕草子側からの道長像を見ることが多かったので、弱点もある道長も知れて親近感がわいた。
    また当然のことながら枕草子などにも登場する人物がたくさん出てきて、それらの人々の当時の立場も知ることができた。

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    2023年11月22日
  • 御堂関白記 藤原道長の日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    すごく好き
    道長も人間だったのだなぁと感じる
    注釈でちょいちょい道長のこと漢文かけないだのなんだのdis ってるのも面白い

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    2023年09月26日
  • かぐや姫の結婚 日記が語る平安姫君の縁談事情

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    『小右記』でしられる実資の末娘はかぐや姫と呼ばれていたそう。当時の貴族の娘の結婚事情がよくわかり興味深かった。

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    2015年10月31日
  • 御堂関白記 藤原道長の日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    ネタバレ

    春に京都博物館で陽明文庫名宝展へ行ったので、
    その繋がりで今更ながら読んで見ようと思いました。

    読みながら博物館へ行く前に読めば良かったなぁと思いました。
    面白すぎです。

    解説に助けられてなのですが、
    行間にある背景を知ると思わず吹き出してしまう事柄が続きます。

    ライバル達の動向や、頼りない親戚、苦手な漢文、
    そしてとうとう後世の一族子孫のために書き残しているはずの『日記』を
    読まれたくないと言い出す始末。

    現代との価値観は異なることもあり、自分で何を理解できているか分かりませんが、
    人間らしい喜怒哀楽が垣間見えて道長という人が好きになりました。

    日記に書いたこと、書かなかったことと思いを馳せると楽しいです。

    一息に読み進めるというよりは、ゆっくり、ゆっくりと味わいながら読みました。
    もっと読みたかったです。

    でもまさか、自分の日記が国宝になっているなんて、道長もびっくりでしょうね。

    (追記:そしてついにユネスコの世界記憶遺産に登録されましたよ、道長さん
    2013/09/15)

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    2013年09月15日
  • 殴り合う貴族たち

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    現代人からみると、しょぼい動機で殴りあうどころが暴力沙汰を起こす貴族たち。たいへん読みやすく、歴史の知識がなくても十分楽しめます。

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    2013年03月14日
  • 殴り合う貴族たち

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    歌人として名高い藤原定家さんが年下の少将相手にマジギレして、プロレスのヒールよろしく凶器で相手の頭カチ割ったって話を知った時「芸術家は気難しいからね」などと思ったんですが、間違ってました。
    定家さんは王朝貴族としては平均的な気の短さと血の気の多さの持ち主だっただけみたいです。

    タイムスクープハンターでも取り上げられた「後妻(うわなり)打ち」。
    あの番組見た当初は「さすが戦国・江戸時代は武闘派だね」と思ったんですが間違ってました。
    平安時代のルール無用流血どんと来いなノリの後妻(夫)打ちを、武士道精神に則って文化的なものにした結果の風習だったらしいです。

    帝の御前でパンツレスリング(意訳)はじめる公卿の御曹司たち。
    男相手に肉弾戦しかける宮仕えの女房さん。
    自分をコケにした相手は物理でボコる皇子様。
    バカかDQNしかいない殿上人。
    イカレたメンバーばかりの王朝貴族たのしいです。
    やっぱり生の根源は闘争本能だよねって、読んでてなぜか安心できます。
    そんで、読み終わった頃には良識人の藤原実資さんにいつの間にか惚れてるという、賢人右府のステマ本()

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    2013年02月25日
  • 庶民たちの平安京

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    内容紹介:貴族の牛車を操る牛飼童は、運送業が副業で、おまけに博打好き! 平安京の人口の大半を占める庶民たち。その生活を明らかにすることによって、はじめて見えてきた王朝都市の実像。(TRC MARCより)

    資料番号:011051406
    請求記号:210.3/ シ
    資料区分:一般書

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    2009年10月04日
  • 陰陽師(おんみょうじ) 安倍晴明と蘆屋道満

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    腰帯に「これが彼らの本当の姿だ」とありあますが、本文203ページのうち92ページ目を読んだ段階では腰帯の「彼ら」は「平安朝貴族」と読んだ方が良いです。陰陽師の姿はほとんど描かれていない。
    論の進め方も乱暴。

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    2009年10月04日
  • 御堂関白記 藤原道長の日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    現存する世界最古の直筆日記【国宝】
    の現代語訳版

    現代語訳・原文・解説が載ってます
    解説が素晴らしく、わかりやすい

    約千年前の、時の最高権力者の日記が
    読めるなんて、文字や文学の凄さを再認識

    ただ、藤原道長公、漢文苦手の様で
    誤字脱字多めです
    漢詩文が得意な一条天皇の頃は
    頑張ってた道長公だけど、
    あまり、そういうのに興味がない天皇になると、
    特に気にしなくなっちゃう(笑)

    今と昔はだいぶ価値観が違ったんだな〜と
    科学的な事を認識しようがないから、
    もののけや、呪いの類や、風水等を
    信じ込んでて、それらの対処やお祓い等で
    陰陽師などが、かなり政治に関わってる様で、
    安倍晴明とか普通に出てきたし、
    実在してたんだな〜と
    安倍晴明に関するある日の日記が
    謎に黒塗りされてたり、不気味な部分も

    あとびっくりしたのが、
    庶民が天皇の内裏に普通に出入りしてるようで、
    内裏であっても、たまに遺体が転がってたり、
    衝撃だった

    なかなか興味深く、当時の事が知れて良かった

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    2025年09月03日
  • 日本の呪術

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    主に今昔物語集などから日本の歴史の中にある呪術について解説をおこなっていく本。
    安倍晴明ら陰陽師や、密教僧などについての話題が多い。
    歴史書は往々にして上流階級が書くものなので、陰陽師として触れられるのは彼ら自身も貴族であった官吏の陰陽師が多いが、庶民に頼まれていた法師陰陽師もこれはこれで結構いい商売だったというのは面白い。
    陰陽師、なかなか手堅いメシの種だったようだ。

    呪術を昔の人たちがどう捉え、どのように接してきたかを楽しめる本であった。

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    2025年08月22日
  • 『源氏物語』のリアル 紫式部を取り巻く貴族たちの実像

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    ネタバレ

    札幌で「あさきゆめみし(源氏物語)」大和和紀先生の講演・原画をみて再読を目論んでいますが、NHKでも原典を説明するものまで読んで、大河ドラマもあるのでひたすら源氏物語の世界を勉強中
    本書は源氏物語の登場人物を当時の実際貴族と照らし合わせ、似通う部分を人間関係やエピソードを比べる嗜好
    また本書で兼家の例を挙げて当時の妻問婚を『待つ女』として時姫や道綱母の関係を解説・・・ヒドイ奴だな
    嫡妻問題も説明欲しかった
    リアルと違い源氏物語では火災・強盗・疫病・陰陽師が描かれていない

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    2024年03月22日
  • 『源氏物語』のリアル 紫式部を取り巻く貴族たちの実像

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    他の研究者の本よりも読みやすいので、スラスラ読める。
    源氏物語の筋を知っていて、平安時代に興味のある人向け。
    源氏物語の読者目線で登場人物と実在の人物のつながりを解説する形で面白い。

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    2024年01月23日
  • 『源氏物語』のリアル 紫式部を取り巻く貴族たちの実像

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    来年の大河ドラマの主人公が紫式部ということで、勉強の意味も込めて。
    平安時代は詳しくないですが、今では考えられないくらい男が女に積極的であり、女性もまた決して弱い存在ではなかった。皇后ともなると男の出世を左右したり、光源氏の立場にも影響を与えたり。
    結婚後は、男が女の家族と生活するというのは発見でした。
    光源氏のモデルにもなったという藤原道長のことを知りたいと当時に、貴族文化が華やかな平安時代を知るきっかけになればと思う。

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    2023年12月18日
  • 『源氏物語』のリアル 紫式部を取り巻く貴族たちの実像

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    <目次>
    はじめに
    第1章   色好みの貴公子たちのリアル
    第2章   淑やかなる貴婦人たちのリアル
    第3章   恐るべき妃たちのリアル
    第4章   偉大なる帝王たちのリアル
    第5章   男君を待ち続ける女君たちのリアル

    <内容>
    『源氏物語』の登場人物のモデルや紫式部の想像上の人物の造形と似ている実在の人物を列挙したもの。いろいろと知らない話がたくさん出てきて、平安時代を語るのがまた楽しくなる。

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    2023年10月27日
  • 御堂関白記 藤原道長の日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    華麗なる貴族の日常を想像していたが、日記を読む限り全然楽しそうではなかった(笑)

    権力はあるが、しがらみも多く、気苦労は絶えず、常に忙しそうだった。

    結局最後は仏にすがるようだった。

    普通の人間だった。

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    2023年06月10日
  • 小野篁

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    あの世とこの世を井戸を使って行き来した…など、本当なの!?と言う様な人間離れした話がいくつもあったから興味を持って読んでみた。
    史実としての話も、何もかもに秀ていてとても魅力的な人物であった。

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    2021年10月10日
  • 平安朝の事件簿 王朝びとの殺人・強盗・汚職

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    平安時代中期に検非違使別当を務めた藤原公任の残した公文書をもとに、この時代の刑事事件と社会について考察する。紹介されている事件には、地方の下級貴族や豪族などの「武者」が関わっており、武士の世の中になる前の、この武者たちに焦点を当てている。
    「今昔物語集」や藤原実資の日記「小右記」への言及も多く、事件の背景にある当時の社会について分かりやすく解説されていて、面白かった。

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    2021年03月25日
  • 庶民たちの平安京

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    平安時代と聞いて何を思い浮かべるだろうか?
    大体の人は源氏物語、優美な世界、王朝文化、煌びやか…などなど、貴族の生活をイメージするのではないかと思うし、わたしもそうだった。
    そんな中、平安時代の庶民たちに焦点を当て、当時に書かれた日記などの史料を読み解き庶民の生活を分析していく本書、めちゃくちゃ面白い。

    序章から「庶民たちが内裏であばれた!」というような目を引く話で心を奪われる。
    数々の文献や史料から、庶民の生活や主人である貴族との関係性、実際にどのように働いていたか、家や住所など、どんどん読み解かれていくのがとても面白い。
    小右記や池亭記など、なかなか普段読めない日記や、庶民が書いたとされる古文書から解説してくれるのがすごくありがたいし貴重だと思う。

    平安京は当たり前だが貴族だけのものではなくて庶民も生きていたんだなぁと改めて感じた。
    そして平安時代に生きるなら貴族にならないとほとんど死んだも同然だなと…。
    乞食の話も出てくるが、ある程度の地位にいないと生きていくのも大変そうだった。
    すごい勉強になったし面白かった。ぜひ読んで欲しい。

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    2021年01月24日
  • 天皇たちの孤独 玉座から見た王朝時代

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    ネタバレ

    角田文衛に比べると、格段に読み易い、繁田信一の文章。ま、いつもこの人のネタは「小右記」ですが。どれだけ藤原実資が好きなの(笑)
    円融帝の前に一条帝が配置されていることで、時代が前後してちょっと混乱。時系列の方がとっつき易いです。

    摂関時代、天下の天皇家と言えども、結局は兼家やら道長やらに振り回される。政治力とは地位名声とは別物、かなり非情。ロクに物心もつかないうちに、即位だ元服だ入内だ譲位だ…って、大人の都合で。実の娘だって駒の如くよ〜!
    しかも、道隆vs詮子とか、親類縁者のごく狭い世界の人間関係の中だけに容赦ないし。


    円融帝って、母の安子が末妹を産死した時(964年)には5歳。長兄の冷泉が14歳で、次兄の為平が12歳。安子の同母兄弟は沢山いたのに、面倒を見てくれたのは登子と兼通だったのね(村上帝が登子を入内させたのは息子達の為ではないけどw。選子内親王は兼通/昭子女王の堀川殿で媓子と育ったらしい)。伊尹も兼家も知らん振りだったのか?祖父母(師輔と藤原盛子)も居ないしな。
    父方(村上帝)の同母兄弟…ったって、保明親王も康子内親王も朱雀天皇も、更に祖父母(醍醐帝と藤原穏子)も既に鬼籍。
    村上帝も3年後に崩御(967年)。長兄は即位、自分は9歳で立太子。次兄は元服時(965年)に源高明んちに婿入り。

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    2019年05月26日