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Posted by ブクログ 2010年07月14日
[ 内容 ]
『枕草子』に描き出された華麗な王朝世界。
その中心にあるべき天皇が、実際にはないがしろにされていた。
摂政・関白の専横、それに追従する廷臣たち。
孤立する天皇たちの深い嘆きを聞く者はいたのか。
当時の廷臣たちの日記によって、華麗なイメージとは裏腹な王朝時代の真実を明らかにする。
[ ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
2007/09入手。
この本もタネ本はこの著者のご専門である「小右記」。反主流派貴族であった藤原実資の目から見た「権力者(藤原摂関家)に弄ばれる歴代天皇とその一族」と言ったところ。
けどこの両者、実は「祖父と孫」「叔父と甥」だったりするわけで。
古代の大王(おおきみ)家から連綿と続く近親結婚が極まる...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月26日
角田文衛に比べると、格段に読み易い、繁田信一の文章。ま、いつもこの人のネタは「小右記」ですが。どれだけ藤原実資が好きなの(笑)
円融帝の前に一条帝が配置されていることで、時代が前後してちょっと混乱。時系列の方がとっつき易いです。
摂関時代、天下の天皇家と言えども、結局は兼家やら道長やらに振り回され...続きを読む
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