天皇たちの孤独 玉座から見た王朝時代

天皇たちの孤独 玉座から見た王朝時代

1,320円 (税込)

6pt

3.6

平安中期、王朝文化の中心にある天皇は幸福な日々を送っていたと思われていた。だが、権力者への追従に大騒ぎをする貴族にのけ者にされ……。王朝の意外な世界を当時の日記で浮き彫りにする。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

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天皇たちの孤独 玉座から見た王朝時代 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    いつの時代も、トップとは孤独なものです。
    自民党の麻生太郎さんも言ってたけど、
    孤独に耐えることのできるもしくは楽しめる人でないとトップになんてなれません。
    その組織の規模に関係なく。
    そうゆう意味で、安部さんは弱かったと感じた。
    そうゆう意味で、小泉さんは強かったんじゃないかな?

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    かなり笑える歴史の本です。とは言っても、内容は真面目で、きちんとした研究をもとに書かれているのですが。その辺のワイドショーよりも面白いです。王朝貴族とは言え、人間臭くて、色々な感情が絡み合っていて。1000年近く前の人々のそう言う部分を垣間見れるところが歴史を知る面白さのひとつだと思います。

    0

    Posted by ブクログ 2010年07月14日

    [ 内容 ]
    『枕草子』に描き出された華麗な王朝世界。
    その中心にあるべき天皇が、実際にはないがしろにされていた。
    摂政・関白の専横、それに追従する廷臣たち。
    孤立する天皇たちの深い嘆きを聞く者はいたのか。
    当時の廷臣たちの日記によって、華麗なイメージとは裏腹な王朝時代の真実を明らかにする。

    [ ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    2007/09入手。
    この本もタネ本はこの著者のご専門である「小右記」。反主流派貴族であった藤原実資の目から見た「権力者(藤原摂関家)に弄ばれる歴代天皇とその一族」と言ったところ。
    けどこの両者、実は「祖父と孫」「叔父と甥」だったりするわけで。
    古代の大王(おおきみ)家から連綿と続く近親結婚が極まる...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年05月26日

    角田文衛に比べると、格段に読み易い、繁田信一の文章。ま、いつもこの人のネタは「小右記」ですが。どれだけ藤原実資が好きなの(笑)
    円融帝の前に一条帝が配置されていることで、時代が前後してちょっと混乱。時系列の方がとっつき易いです。

    摂関時代、天下の天皇家と言えども、結局は兼家やら道長やらに振り回され...続きを読む

    0

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