繁田信一のレビュー一覧

  • 御堂関白記 藤原道長の日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    最高権力者の日常をかいまみる。

    藤原道長の自筆の日記は後世に残っている。自分の日記が他の人に広く読まれると思ったら今すぐに日記帳を破り捨てたいが、平安時代の貴族は記録として他の人に読まれるのを前提で日記を書いていたとのこと。

    解説がついていることがありがたい。それにしても道長は漢文があやふやだったり漢字が書けなかったりする。これを読んで道長像がちょっと変わった。墨塗りの部分など、ちょうど大河ドラマで観た部分もあり、ドラマの演出になるほどと思う。ほかの貴族の日記や、関連する『紫式部日記』『栄花物語』も読んでみたい。

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    2024年07月31日
  • 御堂関白記 藤原道長の日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    現代人のサラリーマンも共感できることが多くて面白かった。
    平安貴族も深夜まで仕事してたんだな〜とか思いながら読みました。

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    2024年03月24日
  • 『源氏物語』のリアル 紫式部を取り巻く貴族たちの実像

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    源氏物語と実際の朝廷の人間関係を比較しつつ、当時の文化と物語のモデルらしき人々の実際を解説。女性のもとに通う形の婚姻で、一夫一婦制でもなく、結婚の届けを出して「正妻」を決めるわけでもない時代に、身分や出身地、政治的な陰謀などに翻弄されながら、それぞれの性格がよく分かる、緩くてある意味狭い人間関係を生きた貴族階級の様子が分かりやすく説明されている。
    火事や疫病、強盗などがあまり描かれない源氏物語は、当時のリアルとはちょっとかけ離れているとしつつも、当時の読者なら想像できるモデルがいて、読み物として非常に面白かったというのはよく分かる。
    古典はやはり、現代語訳で物語そのものを読むのはもちろん、周囲

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    2024年02月24日
  • 日本の呪術

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    妖怪とか幽霊とかUFOとかと同じように、式神もいたらいいな、っちゅーのは激しく同意
    いた方がおもろいもんね
    かわいいし
    希望的オカルト否定否定派に一票

    くしゃみが不吉とかいって花粉症の人どーしてたん

    菩薩(観音、地蔵)っちゅーのはまだ修行中の身で未完成の仏
    如来(釈迦、薬師、阿弥陀)っちゅーのは完成した仏

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    2024年01月20日
  • 御堂関白記 藤原道長の日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    漢文が得意でない道長さん…
    時々漢字を忘れる道長さん…
    そして後半の日記でも進歩がない道長さん。
    こういうのが権力の座にいるのは今も同じか。

    穢れがどうしたとか禊がどうとか、その辺にすごい労力を割いている。他にやることあんだろ…って思うのは時代が違うから。でも良くこれでやっていけたな。1000年後くらいに今の時代もそのように思われるのかも。

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    2024年01月16日
  • 御堂関白記 藤原道長の日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    重田信一先生の解説が、簡潔で時々シニカルでおもしろい。
    道長、漢文が苦手だったとは。確かに五男坊だし、お兄さん達がいればあんまり勉強しなくてもいけたような…
    野心バリバリの恐ろしいひとというイメージだったけど、そればかりではないみたい。
    「崩じ給う」を「萌え給う」って書きまちがえちゃってるって…笑

    紫式部日記と並べて読むと立体的になって面白い。彰子の出産の場面とか。

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    2022年10月16日
  • 御曹司たちの王朝時代

    購入済み

    漢文の簡潔さ

    平安貴族たちの手紙文を題材にして様々なトピックスを集めている。一貫したテーマや主義主張があるわけではなくトピックスの羅列にとどまっている。同じ著者の他書と比べてやや劣っているような気がする。それにしても本書を読んで、漢文の簡潔さには強い感銘を受ける。現代日本語の2割程度の文字数で意を明確に伝えている。

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    2021年12月07日
  • 平安貴族 嫉妬と寵愛の作法

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    民俗学の専門家が、わかりやすく、現代に置き換えながら解説しており
    読みやすい。
    入門者向けで、高校生が古典学習のお供にしたら、
    古典に親近感がわくのではないかなぁ

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    2021年11月29日
  • 陰陽師(おんみょうじ) 安倍晴明と蘆屋道満

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    調べものとしてこの本を読みました。陰陽師についてあまり興味を持ったことがないためか、少し私には難しかったです。古文でたまに見かける物忌みが具体的にどんなものか分かる本だと思うので、そういったことを調べたいときに読んでみるとよいと思います。

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    2021年10月06日
  • 平安貴族 嫉妬と寵愛の作法

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    ネタバレ

    <目次>
    はじめに
    第1章  後宮の作法
    第2章  暮らしの作法
    第3章  通過儀礼の作法
    第4章  年中行事の作法
    第5章  住まいの作法

    <内容>
    歴史の作法シリーズの1冊。平安貴族の生活をさまざまな側面からシンプルに(図などを多用し)まとめている。

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    2020年10月16日
  • かぐや姫の結婚 日記が語る平安姫君の縁談事情

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    治安三年(1023)の六月、世に「かぐや姫」と呼ばれる姫君が13歳のころ、初めての縁談が持ち上がるが・・・


    ここに語られているのはおとぎ話の『かぐや姫』ではなく、王朝時代にそう呼ばれていた『藤原千古』という姫君。王朝時代研究の第一級の資料として利用されている「小右記」を綴った『藤原実資』の娘である。
    小難しい話は置いておいて、昔も今も、年老いてできた子を溺愛することや、女性が行き遅れると大変だと言うのは変わらないらしい。特にこの時代、高貴な生まれであっても、後ろ盾がなくては女房勤めに身を落とすようになったりと、気の毒な立場になったりする。
    かぐや姫の婚活も中々上手くいかなかったらしい。せっ

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    2014年10月21日
  • かぐや姫の結婚 日記が語る平安姫君の縁談事情

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    タイトルだけであの物語のかぐや姫かと思ってたら、こちらは実在のお姫さまだったのですね!
    娘への父親の溺愛ぶりがなんともね。

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    2012年06月30日
  • 天皇たちの孤独 玉座から見た王朝時代

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    [ 内容 ]
    『枕草子』に描き出された華麗な王朝世界。
    その中心にあるべき天皇が、実際にはないがしろにされていた。
    摂政・関白の専横、それに追従する廷臣たち。
    孤立する天皇たちの深い嘆きを聞く者はいたのか。
    当時の廷臣たちの日記によって、華麗なイメージとは裏腹な王朝時代の真実を明らかにする。

    [ 目次 ]
    序章 ひとりぼっちの天皇たち
    第1章 一条天皇の憂鬱
    第2章 円融法皇の嫌悪
    第3章 東三条院藤原詮子の偏愛
    第4章 花山法皇の不満
    第5章 上東門院藤原彰子の困惑
    第6章 三条天皇の警戒
    終章 裏切られる天皇たち

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度

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    2010年07月14日
  • かぐや姫の結婚 日記が語る平安姫君の縁談事情

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    この人の知られざる平安時代シリーズは好きで読んでるんだけど、
    だんだんつまらなくなってきた。
    今回は「かぐや姫」とよばれた姫君の話だったんだけど、誰かが実際に「かぐや姫」って言った記録が出てこなかったし。
    古文の授業みたいな気分になって来てしまって、ページが進まなかったなー。

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    2009年11月13日
  • 庶民たちの平安京

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    貴族の日記等から、平安時代の庶民の様相を詳述されています。
    その時代に生きていた庶民一人一人の名前が分かるというのは、歴史を知る上でとても魅力的です。
    解文の原文も載せてくれているので、対比させながら読むことも出来て勉強になりました。

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    2009年10月04日
  • 天皇たちの孤独 玉座から見た王朝時代

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    2007/09入手。
    この本もタネ本はこの著者のご専門である「小右記」。反主流派貴族であった藤原実資の目から見た「権力者(藤原摂関家)に弄ばれる歴代天皇とその一族」と言ったところ。
    けどこの両者、実は「祖父と孫」「叔父と甥」だったりするわけで。
    古代の大王(おおきみ)家から連綿と続く近親結婚が極まるのがこの時期。(何しろ「兄弟がそれぞれ母の妹達と結婚」ですから。そりゃ子孫も絶えるわ)
    でもここまでではないにしても、これに近い状態はつい50年前まで千年間続いてたわけですからね。

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    2009年10月04日