ランドール・マンローのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ物理は得意でないので、細かい説明は詳しい人に聞きながら英語版で読んでみた。ちなみに英語そのものは難しくない。
難しいのか簡単なのかわからないながらも、きちんとした科学的な根拠のある理屈ではこうなります云々的な話をいろいろした後に、「え、そこまで色々こねくり回して、解決法ってそっち行っちゃうの?(驚)」みたいなオチがついていて、物理が得意でなくても、安心して笑えます。
あと所々に挟まっているイラストの棒人間がヘロヘローヘロヘロというよりは
ヘロンヘロンなんだけどー、言動はシャキシャキ迷いなくて
正々堂々アホをやらかす感じがたまらない。
英語版で読む場合の難点ーとにかく横道に逸れるので時間が -
Posted by ブクログ
面白かった!ちょうど引っ越しのどさくさの時に出版された本で、気になってたもののすっかり忘れてました。ブxクXフで100円だったのでほくほくと入手。アメリカ人好きそう、明らかに好きそう。針金人間のイラストも非常に親しみ易いし、挿絵と数字、数式がたっぷりなので、翻訳も横書きで正解だと感じた。ショウモナイようでしょうもなくもない、疑問にキッチリと大真面目に科学的に答えていく、という本書。SATにあてずっぽうで答える、とか、1モルのモグラとか、妙に引き込まれる。最近まあ下火話題になりつつあるが、こんなのも
質問:地球にいるすべての人が2、3週間のあいだ、一人ひとり離ればなれになって絶対会わないように -
Posted by ブクログ
題名からして危険な香りが感じるがその通り。笑わずにはいられないので、電車の中で読んでいると周囲から変な目で見られた。著者はNASAでロボット工学者として働いたキャリアを持つウェブ漫画家。「ウェブに投稿されるヘンテコで厄介な質問にまじめに答える」ということをしており、その中での厳選集がこの書籍。
時折自分が文系人間であることを悔いることもあるが、そんなことお構いなしに楽しめる。奇怪な質問に対して、あらゆる科学的根拠を集め回答する著者のこだわりとそのセンスに脱帽。この書籍を読むと自分たちが今生きているこの世の中が奇跡のようなバランスの上に成り立っていることを感じた。必読。 -
Posted by ブクログ
Q「光速の90%の速さで投げられた野球のボールを打とうとしたら、どんなことが起こりますか?」
A「ボールの前で核融合が起こり続けて大爆発を起こり、後には巨大なクレーターが残るだろう」
Q「地球にいるすべての人間ができる限りくっつきあって立ってジャンプし、同時に地面に降りたら、どんなことが起こりますか?」
A「地球の軌道は何の影響も受けないが、数十億の人間が死ぬことになるだろう」
「え?なぜそんなことになるの?」と思ったら、本書でその答えを探してみよう。この他にも「ステーキを上空から落として食べごろの焼き加減にできるか」、「カップに入ったお茶をスプーンで高速でかき回して運動エネルギーを加えると沸