ランドール・マンローのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前作『ホワット・イフ』が面白かったので、2作目も手に取りました。
扱っているテーマや大筋は前作とほとんど同じで、実際には「ありえない」と思えるような過程を科学的に検証し、「実現するためにはどうしたらいいか」を考えるものです。
もちろん、「物理学的に」可能であったとしても、現実問題としては実現不可能なことばかりなわけで、そのギャップを楽しむ本になっています。
イメージとしては『空想科学読本』のシリーズに近いと思いますが、特定の作品から題材をとっているわけではないので、そういった意味では予備知識なく読むこともできますし、難しい数式などもほとんどありませんから、文系の人間でも安心して読むことがで -
Posted by ブクログ
質問自体がバカげた、もしもそんな極端な条件状況があれば
やどうでもいいようなことを積み重ねたら
だったりするのだけど、回答がそれにもまして
悪ノリしたように、もとっともっと、それではさらに
と検証を重ねる。
大事なのは、答えの中身ではなく、
どんなに下らなくても疑問を持つ視点と
じゃあこれならどうだと、質問に答えるだけではなく
そこから得られた新たな視点から真実を追い求める姿勢。
とはいえ冗談のような思い付きに、真剣または自分まりの持てる知識に基づくしつこい程の検証、温度差に飽きちゃう、
それで何?となってしまうことがないわけではない。
バカげた質問に対する姿勢はあっさりさっぱりしている
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Posted by ブクログ
元NASAのエンジニアでウェブコミック著者のランドール・マンロー氏の著書です。
著者の運営するウェブサイト「WHAT IF?」に寄せられた奇抜な質問に対し、真面目に科学的に回答したものを一冊にまとめた本です。
身近なことをベースにした質問が多く、自分なりの答えを想像しつつ読み進めると面白いです。
ほとんど、自分の予想は外れてましたが、まぁ、著者の回答が本当に正解なのかも定かではありませんが。。。
個人的には、FEDEXのデータ伝送速度、死者のFacebookなどの質問がお気に入りです。
SF漫画を読むような軽い気持ちで読むには最適な本です。
面白かった!