鶴見隆史のレビュー一覧
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数多ある健康法の中で、甲田光雄先生が提唱した一日2食の健康法(半断食)は、時が過ぎても、多くの方が実践しています。
鶴見先生の健康法も、間違いなく、その流れを汲んでいると思います。鶴見先生は、「酵素」の効能から、
一日2食の健康法を提唱しています。
私は、ここ数年間、朝食は、とっていません。厳密にいうと、生絞りのジュース(にんじん、リンゴ、レモン)を
コップ一杯ほど飲んでいます。以前は、朝食を必ずとらないという先入観からか、コンビニでオニギリを買ったり、
サンドイッチを買ったりして、無理やり、胃袋に詰め込んでいました。食べたくないのに食べていました。
以前は、仕事柄、外で食事をする機会もたくさんあり、鶴見先生いわく、過剰なカロリーを摂取していました。
甲田先生の著作の知見から、朝食をやめずにして、夕食から、次の食事まで、固形物をとらずに、
18時間前後をあけることを実践しました。結果、体調はすこぶるよくなりました。
この本を拝見する限り、果物には、酵素がたくさん含まれていて、それを摂取し続けると体調が良くなるということは、
自分自身の体験からも、そうだと思います。
いろんな健康法がある中で、バランスのとれた食事を基本とした少食は、
おそらく、もっともスタンダードかつ効果があるものだと思います。単品だけ食べるとか、
ことさらある栄養素を強調する健康法は、最初、始めた時は、期待値も大きく、やる気が続きますが、
それを数年にわたって続けることは非常に困難です。
少食にすることで、万病を防ぐことができる。今の世の中は、食品が過剰に流通していて、
「少食」を実践することは非常に困難です。
その中で、「朝食」を抜くという行為を持つだけで、少食を手軽に実践できます。
そのためにも、朝食は、一日のエネルギーの源(と言っても別に間違いではないと思います。
人それぞれの考え方や、直面している健康状態から必要だというかたも、
もちろんいらっしゃるはずです)という先入観も一度疑ってみて、
朝食を抜くことを実践するのも良いと思います。 -
Posted by ブクログ
すごく良かった。
今の体調が凄くいいのだけど、それと合致する情報がズラリ。
完璧です。
砂糖の様な高GI食品を摂ることによって食欲をコントロールする細胞が傷付く。
「人体の三大栄養素の成分比率」
人体を構成している成分比率は、たんぱく質と脂質が45%ずつ、ミネラルが10%、糖質が1%程度。
今自分達が食べている食事の成分比率は糖質70%、たんぱく質15%、脂質10%、ミネラル5%程度。
食べ物を食べることによって起こる「胃、大腸反射」と呼ばれるものがあるけど、これは水分を飲んだ時にも起こる。
これは空腹時に胃が膨らむことで起こることなので、必ずしも固形物を食べたから起こることではない。
朝起きた時に水分だけにしてみるとこれが分かる。
「解糖系とミトコンドリア系」
人間がエネルギーを得る2種類の方法。
解糖系は酸素を嫌う性質があり、即効性に長けるが持続力がなく、無酸素運動時に適している。
それに対しミトコンドリア系は酸素からエネルギーを取り出す材料に変える性質があり、エネルギー製造までに時間がかかるが大量のエネルギーを作ることができ、有酸素運動に適している。
アルコールは体内に入るとすぐに肝臓に運ばれて代謝・分解を始める。
この時に活躍するのがアルコール脱水素酵素と呼ばれる酵素。
この働きによりアセトアルデヒドに分解され
アセトアルデヒド脱水素酵素で酢酸に。
酢酸はアセチルCOA合成酵素により水と二酸化炭素に分解される。
こうした様にアルコールは色々な酵素か必要で、身体の負担が大きい。
「ヒートショックプロテイン」
自己回復タンパクとも呼ばれてる。
これは体を温めることによって傷付いた細胞を修復してくれるタンパク質で、身体の免疫力を高める作用がある。
熱などのストレスが細胞に加わった際に細胞の中で作られ、酵素の働きも活性化させる。
これを活性化させるには湯船に浸かって身体を温めればOK。
「砂糖(ショ糖)は悪玉菌の最良のエサ」
砂糖は単糖類と二糖類で出来ていて、単品では優れた栄養素だけど、この二つが組み合わさるとたちまち悪玉になる。
この砂糖の分子は切り離すのに時間がかかり負担になるし、消化不良にもなる。
その残ったショ糖が悪玉菌のエサになるってしまう。
「味噌の変わった性質」
味噌は塩分が多い割に血圧が下がるとされているが、それはメラノイジンという物質の力。
これは大豆にはないのに味噌になると出てくる不思議な成分で、乳酸菌の繁殖を増やしたり便通を良くしたりなどの作用があり健康効果が高い。
味噌汁もいいけど生味噌はより良い。
しかし添加物が入ってる味噌汁には注意。 -
Posted by ブクログ
著者のクリニックにおける臨床実績の話を聞く機会があり、その主張に関心を抱いて読んだ。
化学的に合成されたクスリは、基本的に自然界に存在しないものであり、人体にとっては異物であって、基本的に有害なものであることには疑いがない。
人が健康であるとはどういうことか、健康を維持するために大切なことは何か、いかにクスリに頼らず病に向き合うか、という現代社会における根本問題に正面から取り組んでいる著者に、医者のはしくれとして私も敬意を表したい。
ただ、とても中核的なテーマにおいて、著者が示すテーゼ、主張の科学的根拠がしばしば曖昧なのが気になる。
ここではひとつだけ挙げておく。
著者が健康維持に重要と称揚している「酵素」は、一生分の量が決まっており、無駄遣いしないことが健康を保つ秘訣である、という。
他方で、酵素は眠っているあいだにつくられる、とも言う。
私たちのDNAは生きるために必要なタンパク質をコードしているが、そのタンパク質の半数は酵素だといわれている。つまり、生きるということは絶えず酵素を生み出しながら、無数の生化学的反応を展開することそのものなのである。
「一生分が決まっている」という言説はどのような根拠から出てくるのか、全く不明である。
とはいえ、現代医療のメインストリームと闘うその意気やよし。
私も日常臨床に取り入れさせていただこうと思う。 -
Posted by ブクログ
知人の看護師が著者のクリニックに勤務しており、その臨床実践の素晴らしさを聞いて、眉に唾をつけながら読んだ。
多くの病が腸内細菌の乱れと腸内の腐敗物質によって引き起こされるという仮説は、一定の説得力を持つ。特に前世紀末から腸内細菌が私たちの健康にいかに大きな役割を果たしているかが解明され、さらにこれまでの栄養学の常識がマクガバン報告やチャイナ・スタディによって覆されたことによって、この仮説はさらに大きな意味を持つようになった。
しかし極めて遺憾なことは、現実の医療に、これらの新しい知見がほとんど全く反映されていないという事実である。
症状を抑えることにだけ腐心し、大量の薬を処方するだけの現代医療。
医者として、少しでもこれらの知見を実臨床に生かしていきたいと思う。
とりあえず、1日1食の生活を始めてみて、自分の体調を観察してみることにした。 -
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ネタバレ玄米について知りたかったので読む。玄米は種。種についての知識も得られ、知らない事が多かった。星四つ。
ざっと自分のまとめで記すと、要するに玄米は17時間以上水に浸し、その水は捨てて普通に炊けば(圧力釜でたかないという意味)健康に良い。さもないと玄米の毒が体をむしばむ、ということ。
下記に付箋を貼った個所の要約を載せる:
23:小麦は太陽の少ない地域で育つ。エネルギーの低い食物。
24-25:玄米には3つの毒がある。それらは種としての自己防御の故。水に浸すと玄米は目覚め、防御する必要がなくなるので毒を排す。
96-97:圧力釜は玄米を糖化させるのでよくない。糖化は体内の老化、酸化をもたらす。糖化とは蛋白質と糖がにかわでつながれるような現象。
214:炭水化物を食べる前に10分かけて生野菜をゆっくり食べる。その間に体は食事の準備をするので、いきなり炭水化物を食べるよりも体に良い。インシュリンの分泌がゆるやかになり、一気に血糖値が上がるグルコーススパイクを防げる。
222-223:種を研究するとこのようなものをつくったサムシンググレートの存在に行きつく。
生ジュースは酵素の宝庫。 -
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2013/06/30に門倉多仁亜さんの「タニアのドイツ式台所管理術」を読んでいたら、この先生との対談の話があり、食べ物の消化に酵素が重要というくだりが気になって、このお医者さんの本を読んでみようと思いました。僕は元々胃腸が丈夫でないので何とかしたいなと常々思っていたので、人間というものが食べ物を消化するときに”酵素”というものがどのような役割を果たすのかを理解するところから、僕の健康面の課題解決に取り組んでみようと思います。
2013/07/08読みはじめました。酵素という言葉は知るには知っていましたが、この本を読んでその重要性がよく知ることができたと思います。人間はいかにして消化するのかというメカニズムもわかりやすく書かれていて、体調との関連についても理解を深めることができました。これからの体調管理の改善に参考になることがいろいろ書かれていたので、自分の生活習慣に適用して、実践してみたいと思いました。しかし、このような本は大多数の普通の健康状態のときはまず、手にすることはないだろうと思った。そう考えると健康面の課題があったことが逆に健康についていろいろ知識を深めるいいきっかけだったと思うようになりました。