井上智洋のレビュー一覧

  • AI時代の新・ベーシックインカム論

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    基本的な説明はすごくよくて、それでマクロ経済的に国債で国民に配っちゃえばいいじゃんって話は結構筋がいいのでは?なんとなく、モノポリーで一周回るごとにGOでお金をもらうってイメージができた。クルーグマン好きとしては、まあお金ってのはフィクションだからうまくいきゃあいいんじゃないという立場なので、全然違和感ないです。まあでも、やってみないとわからんよな。結局為替との関係がどうなるのか?みたいなところな気がする。EUでの共同通貨の失敗を見ても、なんか、通貨の未来を考えるってのが国としていちばん重要なんだろうなと感じますね。BI、たぶんそれのおまけかも。通貨よりもリンクと構造のほうに価値が移った時代に

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    2018年07月21日
  • 人工知能は資本主義を終焉させるか 経済的特異点と社会的特異点

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    スパコン開発者と経済学者の対談集。

    人工知能がバラ色の未来を切り開くか、それとも格差社会による恐怖の未来を切り開くかは意見の別れるところだが、それに対して一定の解を導き出そうとする2人に学者としての誠意を感じた。

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    2018年06月24日
  • AI時代の新・ベーシックインカム論

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    AI優位時代の経済にはいかにBIが重要なのか力説している。所得格差が起きること、職業格差が起きること、そのような点から既存の扶助制度では成立しないとあり、BIって一体どういうところで機能するの?ってところにメスを入れているように感じる。

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    2018年05月10日
  • 「人工超知能」 -生命と機械の間にあるもの-

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    AIの進歩がますます加速していく現在、私たちの社会はどのような影響を被るのだろうか?
    AIは人間の知性を越えられるか?というテーマを中心に、技術面のみならず哲学的見地から考える。

    軽いノリで手に取ってみたら、しっかりとした内容の本で前半は流し読み。
    コンピューターが意思を持ち人類を滅ぼす、SFなどではもはやお馴染みの設定であり、ターミネーターなどが代表的な作品でしょうか。
    確かに『Siri』などを利用していると、時々「怖!」と思えるような返事が返ってくることがあります。ただ今のところは、Siriにしろペッパー君にしても、「らしく」振る舞っているだけで感情や意思を持っているわけではありません。

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    2018年02月19日
  • 「人工超知能」 -生命と機械の間にあるもの-

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    現在のAIは、囲碁の対局や自動運転など、特定の分野で力を発揮する特化型AIとのこと。
    そうではなく、人間と同様、様々な分野を横断的に処理・判断できる汎用AIの開発競争が今、始まっています。

    本書は、前半で人間の脳のメカニズムを紐解きながら、汎用AIがつくられたら、その汎用AIがより賢い汎用AI(人間を超えるAI)をつくるのではないか?
    単に人間の仕事を奪うだけでなく、自我を持って人間を攻撃する可能性はないか?といったテーマについて語っています。

    著者としては、人間はAIのメカニズムを知る一方で、AIは人間のメカニズムを知らない以上、汎用AIの可能性は低いとしつつも、人間が悪用して殺戮専門ロ

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    2017年08月26日