桃栗みかんのレビュー一覧

  • 群青にサイレン 5

    購入済み

    陰湿でも美しく青春

    とにかく絵が綺麗で読みやすい。別名義で有名なラブコメを描いていた方だけど、今回は正反対のドロドロした繊細な男子同士の関係性を描いていてすごい。表情や演出だけでこんなに鬱屈とした感情を描けるなんて…修二がどうやって前に進むのかを見守っていたくなる。

    #ドロドロ #エモい #切ない

    0
    2025年12月01日
  • 群青にサイレン 3

    購入済み

    さすが桃栗先生!

    どんどん続きが読みたくなります!!


    桃栗先生の繊細な作品の描写は
    何度見ても本当に飽きが来ないです。


    むしろ読みすぎて近視が
    悪化してしまいそうですねー笑


    4〜12巻も、必ず読みます!

    #ドキドキハラハラ #カッコいい #感動する

    0
    2022年01月22日
  • 群青にサイレン 2

    購入済み

    イップスの原因に納得



    修ニのイップスが治らない原因が
    克明に描かれた大切なお話。



    左キャッチャーが難しいという理由も
    きちんと書かれており、分かりやすい!




    3巻も購入したので、これから読みます!




    #切ない #ダーク #深い

    0
    2022年01月22日
  • 群青にサイレン 12

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最終巻。
    毎巻、読見始めるまで時間かかるのに、1ページ読み始めると一気に世界観に入り込んで読み終わってしまう。
    最終巻も、ようやく買って。
    一気読みしました。
    じんわり。
    井上の件はハッピーエンドとはならないし、まだまだ作者描き足りないことがあったと思うけど、いろんなしがらみを少しずつ解いていった主人公たちの、これからが楽しみに思えるような終わり方だった。
    タイトル回収したところでじんわりきた。

    野球漫画にしてはスポコン!ってより人間関係のあれこれが重かった漫画(少女マンガ風味?)だけれど、そんな野球漫画があってもいいよね。
    爽やかな青!じゃなく、深く濃い群青がぴったりなお話でした。

    (す

    2
    2021年05月25日
  • 群青にサイレン 1

    ネタバレ 無料版購入済み

    野球の人間関係

    本作は野球が出てくるが、どちらかというと野球によって起こる人間関係にスポットを当てた作品である。
    主人公の修二と修二の従弟の空、この二人がメインでいろんな人物が絡むことでドロドロとしたややこしさが出てくる。
    リトルリーグ時代に空に対する嫉妬や焦りから裏工作をし試合で投手の座をつかむがそれがばれて野球をやめてしまう。
    高校で再び空に出会うが体の小さい彼を見て彼に対する焦りは感じず、むしろ優越感を感じ、再び野球をやることになる。
    体格が劣る空はかつてと同じようなプレーができないだろうと見くびるが空はメキメキと成長していた。
    その実力を目の当たりにした修二は結局昔と同じように彼に投手の座を

    #ドキドキハラハラ #エモい #感動する

    0
    2021年04月24日
  • 群青にサイレン 1

    無料版購入済み

    ヒリヒリ辛い

    おばあちゃんの家に空がいること、すごくキツイなと思う
    やめようかなって思っても出費させちゃってるからできなくてって野球部のしんどいとこがチラチラ見えててこれまであんまりなかった視点の野球マンガでとてもとても面白い
    こんなに個性豊かな玄高野球部、いつまでも読みたかった

    0
    2020年12月13日
  • 群青にサイレン 12

    ネタバレ 購入済み

    感謝の気持ちとと続編の希望

    続編が出るのをずっと待ってます
    こんなにも素敵な作品にはなかなか出会うことができないと思います
    彼らがどう成長していくのか、まだ読み続けたい…と、思っていました
    今はここで一区切り
    このお話を描いてくださった桃栗先生に感謝しています

    4
    2020年10月12日
  • 群青にサイレン 11

    この巻にきて角ヶ谷くんの試練が…
    これは辛いってもんじゃないだろうな…

    0
    2020年08月16日
  • 群青にサイレン 11

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    空と修二が話すようになってきて嬉しい。片山もやっぱりいい奴。

    私が井上だったら野球部入らないし、つのがやだったら学校行きたくない。つれえ。

    0
    2020年05月19日
  • 時の竜と水の指環(後編)

    koa

    購入済み

    正に王道の少女小説

    イラストもストーリーも綺麗です。

    決して明るい話ではないのですが、ヒロインの特殊な生い立ちにも負けぬ健気さと、ヒーローのどこまでも真っ直ぐな性根に「これぞ王道!」と思いながら読ませていただきました。

    結構前の小説ですが、数あるコバルト文庫作品の中でもお気に入りでした。また読めてとても嬉しいです。

    0
    2022年09月28日
  • 時の竜と水の指環(前編)

    koa

    購入済み

    懐かしい

    20年以上前に読んだ小説ですが、訳ありの健気なヒロインの恋物語に惹き込まれたことを思い出しました。

    ヒーローは鈍感だし若干尊大なところもありますが、家族思いの真っ直ぐな男です。

    この作者さんの他の作品は魔女のシリーズが有名ですけど、この作品のような王道ヒロインの王道少女小説が大好きです。
    できたら同じ路線の『366番目の夜』もこちらで販売してもらいたい。10代の頃、貪るように読んだ中でも記憶に残っている名作です!

    0
    2022年09月28日
  • 群青にサイレン 1

    悩みながら成長する

    桃栗みかんさんって知らなかったんですが、「いちご100%」の河下水希さんだったんですね。
    ラブコメ要素は一切ないけど、悩みながら、野球に打ち込む高校生が清潔感溢れる絵で書かれていて、夢中で読みました。

    1
    2019年11月28日
  • 群青にサイレン 7

    購入済み

    とりあえず一区切り

    3年生の引退と先輩2人の過去編。
    鬱々とした心理描写が続くこの作品の中で初めて、過去や執着に向き合い乗り越え一つの到着点を迎えることができた話ではないでしょうか。
    登場人物皆がこんな風に綺麗なゴールが迎えられたらいいなぁ。

    0
    2019年11月24日
  • 群青にサイレン 1

    Posted by ブクログ

    男子高校生、学ラン、野球、青春モノ……好みどストライクすぎて困るくらいですが、何より絵がほんとに好きです!
    主人公の気持ちを思うと胸が締めつけられるのですが、きっとこの2人は何とかなるはず……。
    久しぶりに買ってよかった!と思う漫画に出会えました。続きが早く読みたいです。

    1
    2019年10月25日
  • 群青にサイレン 9

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ついに角ヶ谷君の事情が明かされます。
    野球をやる理由。以前からなにかあると仄めかされてはいましたが
    自分を兄と比べて冷めていて子供らしくないと思っている母親を
    困らせる為に野球を始めたという余りにも暗い動機は衝撃でした。

    あの時見た笑顔の少年、それが目の前の暗い顔をした少年と気がついたときの角ヶ谷君。
    野球のことを話題にしないようにして、自分のことを覚えているかとも訊かず
    何故野球を辞めたのかも訊かずにいることを選びます。
    もし話してくれるときがきたなら、たいしたことないと言おうとずっと決めていたのだと知ると
    あのときの台詞の重みが何倍にもなります。

    なぜ玄石に来たのかと訊かれて最後まで言

    2
    2019年06月18日
  • 群青にサイレン 7

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今巻では鈴木先輩を始め、3年生たちにもスポットが当たり
    部活動の中での青春に心が動かされます。
    微細な表情の描写が巧みです。

    鈴木先輩と守屋さんのエピソードも中々辛いものがありましたし、
    三年生の別れの挨拶は思わず涙してしまいます。

    0
    2019年06月18日
  • 群青にサイレン 6

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    野球をする理由、という言葉が辛い気持ちになります。
    好きだからとか、あまりにも入り込みすぎていてそんなことに思い至らない、ということも多いだろうに
    そんな初歩のはずのことを見失い苦しまなければならない。

    角ヶ谷くんが今回もとても良いです。

    感情の発露があって蟠りがなくなって、というご都合展開にならず
    解決しないまま進んでいくところがかえってリアルです。

    0
    2019年06月18日
  • 群青にサイレン 5

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    キャッチャーとしてなんとか前に進もうと努力する修二。
    暗い感情だって焼けるほど熱けりゃ原動力というのは中々の名言です。
    後ろ向きな自分を否定したり、切り替えようとしたりするのではなく
    そんな自分も抱えたままなんとか折り合いをつけようとするのが
    新鮮でもありリアルでもあります。

    なにかありそうな描写はちらりとありましたが
    鈴木先輩の過去も明かされ、みんなそれぞれが何かを抱えているという
    現実世界の当たり前を目の当たりにしました。

    空から聞いた事実に、「ダメじゃなかった、負けていなかった」という救われる思いと
    もうキャッチャーとしてやっていく覚悟を決めているのに「なんで今さら」
    と複雑な心境に

    0
    2019年06月18日
  • 群青にサイレン 1

    Posted by ブクログ

    絵が猛烈に上手い。そしてこれほど絵が上手くなければ、あれほどねちっこい蹉跌尽くめの物語を読み進める気にはなれなかったと思う。

    とにかく見せ方が上手く、洗練されている。主人公とライバルの関係はしつこいと思うぐらい皮肉な重ね合わせで出来ていたり、体格とマスクの良さがネガティブな内面を中和しつつ一種のリアリティ(花形役こそ人知れずらしくない内面を抱える)も与えている。自分のせこさ・狡さそのものとも対峙していく胃もたれしそうな筋書きだが、フェアで王道的とも言える。

    1
    2019年05月06日
  • 群青にサイレン 8

    購入済み

    だれない

    気がつけばもう8巻。解決したと思ったら新しい問題が次から次へと降りかかってくるのでまったくストーリーがだれません。
    野球を題材にしていますが、中心となるテーマは人間関係。やっぱり少女漫画というジャンルで間違いないです。おもしろいです。オススメ。

    0
    2018年07月25日