桃栗みかんのレビュー一覧

  • 群青にサイレン 1

    mii

    ネタバレ

    どっろどろ、だがそこがイイ

    1巻のレビューですが既刊7巻読んでの感想です。

    まず最初に。爽やかスポ根野球マンガをお求めの方にはオススメしません。

    主人公の修二が暗くて拗らせててスポーツマンガのヒーローとしてはかなり面倒くさいタイプ。他のレビューにもあるようにライバルの空くんの方がよっぽど主人公むき。
    だけど、だからこそ生まれる葛藤とかぶつかり合いとか人間ドラマが深くて重くて読みごたえがめちゃくちゃあります。夢を叶えられなかった人、目標を持っていたけど挫折してしまった人、諦めてしまった人にはものすごく刺さる作品だと思います。特に3、4巻までは本当に重く、エピソードごとに泣いていたせいでなかなか読み進めなかった

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    2018年05月25日
  • 群青にサイレン 7

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    ネタバレ

    やばい。
    なんだよこの胸のトキメキは。
    そういえば少女マンガだった。
    男だらけだけど。

    後半怒涛の過去話に全部持っていかれましたが、バッテリー組の関係も試合の運びも、それぞれの心境の揺れに終始本当に胸が熱くなりました。マンガで久しぶりに泣いた。

    でもやっぱりアキ先輩の過去話がとんでもなく少女マンガで、元彼(語弊あり)と今彼(語弊あり)のあだ名が一緒とか、最初はお互い嫌ってたのに、気付いたら1番側で思ってくれて救ってくれたのが今彼とかなんかもうなんなんですかね!!笑
    もう!!もう!!言葉にならない……!!!

    3年生の出番はもうないのだろうかー!!!!

    そして角ヶ谷は大丈夫だろうかー!!

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    2018年03月29日
  • 群青にサイレン 1

    購入済み

    青春スポーツ漫画なのに

    爽やかさゼロ!重くてドロッドロ。
    だがそこがいい。

    1
    2018年03月24日
  • 群青にサイレン 6

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    試合は恐ろしくテンポよく進む。それに対し主人公たちの心理変化がゆっくり。
    この漫画どこまで(何年まで)書くつもりなんだろうか…このペースだとマジで三年いっちゃうのかという気もする。
    まあ、ちょっとずつは前進しているみたいだけど。

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    2020年12月01日
  • 群青にサイレン 1

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    土曜に3巻まで、日曜に6巻(最新刊)まで買ってしまった。
    久しぶりにこんな読みふけるマンガを発掘できた気がする。

    野球マンガだけど、おお振りほど野球要素は濃くなく、主人公達の葛藤がメインなところがなるほど少女マンガなのかなー。と思いました
    あの嫉妬とネガティブは女性的。

    いちご100%の作者だと知り、びっくり。確かに当時も絵柄が好きでした。女の人だったんですね。重ねてびっくり。

    空くんがとてつもなく美少年でかわいい。
    そして脇役も含め、どのキャラも濃すぎず薄すぎず見ていて気持ちいい。メインふたりが重いので、先輩たちが盛り上げている感じ、微笑ましい。女性向けなキャラクターが多い気もするけど

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    2018年03月04日
  • 群青にサイレン 3

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    作者の言葉に、少年漫画にしては主人公が暗すぎて受け入れられないってあったけれど、今回はなかなか少年漫画的な展開がアツい巻。
    いやーこの漫画面白いわ。

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    2020年12月01日
  • 群青にサイレン 2

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    なんだこれべらぼうに面白いぞ。
    修二のねばねばした鬱屈と、少年漫画の王道である野球漫画が斜め上の化学反応を起こしている。
    空はヒロインってことでいいのかな?(にっこり)

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    2020年12月01日
  • 群青にサイレン 5

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    面白い!従来の主人公タイプの空でなく修二をメインに置くことで、その鬱屈した感情や人間らしさに読み手は共感出来るし何とか修二を救ってやりたいと願うようになる。そして葛藤しながらも何とか修二が前に進もうとしたとき、その対極にあるはずだった空の闇も浮き彫りになる。青春漫画でありながら決して甘ずっぱくない、それどころかかなり苦い。それでもその先にある光を求めて読み進める手が止まらない。ストーリー、画力、キャラクター、萌え度、萌えに至ってはありがちなBLを遥かに超えている、傑作。

    0
    2017年05月15日
  • 群青にサイレン 4

    購入済み

    空の視点から、この巻で明らかになった事実によって、修ちゃんの見方がすこし変わりました。修ちゃんは自分のことが嫌いなので、本人の視点からみると主人公と思えないほど情けないのですが、小学生の頃の挫折の裏にそんな事情があったなんて。
    空一家が引っ越してこなければ明るくて面倒見の良い子のままだったかとおもうと気の毒になる……笑。

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    2017年04月28日
  • 群青にサイレン 3

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    三巻で初めての号泣。

    自分の立ち位置を考え、行動している姿はあまりにも爽やか。
    修二も本来の自分を取り戻しつつある。そう、君は意識が自分に向きすぎてさえいなければ周りをよく観察している素晴らしい子なんだ。
    そして玉井ちゃんんんんんんん!!!!!玉井ちゃんは最初からずっとヒロインだった。戦えるヒロイン。なんて男らしい。好きだ。

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    2017年01月07日
  • 群青にサイレン 3

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    修二〜。さわやかで素質があって努力もする主人公より、性根が腐ってて捻くれててねちねち思い悩んでる主人公の方が、物語としてはずーっと面白いんだよ?笑。
    とゆー訳で凄く面白いです。
    キャッチャーいい。キャッチャー最高!ピッチャーもチームも、ゲームでさえも支配できるのはキャッチャーだけ。こんな格好良いポジションはないよね。頑張れ修二。3巻は玉井先輩に何だかわたしも救われました。
    それにしても丈陽のピッチャー釘崎、好き過ぎる〜〜。

    それぞれの過去も気になるところですが、1番闇が深そうなのは監督かなぁ。。。

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    2016年07月25日
  • 群青にサイレン 2

    購入済み

    いやー、胸がいたくなる!一巻もセンセーショナルでしたが、勢いは衰えるどころか増してます。おもわず途中泣いてしまいました。みんな健気だなぁ。

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    2016年06月24日
  • 時の竜と水の指環(後編)

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    高校生のときに読んだのを再読。
    やっぱり面白いよ樹川さん大好きです。
    初読のときはアイリに入れ込んだものですが、
    読み直すと王妃コルビナ・ディエノさんを応援してしまう。
    女心は素直じゃないのですよ。かわいいなもう!
    幸せになってね。

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    2012年02月25日
  • 時の竜と水の指環(後編)

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    最近また読み返したのでひとつ。
    これものすごい王道ファンタジー。入植者、建国王、失われた民、異端、魔法使い、魔術師、精霊、妖精、ドラゴン、騎士、極めつけが聖剣伝説!ベタベタです。当時のコバルト文庫で読めたのが不思議なくらい。
    でも今読んでもちゃんとコバルト風味なんですね。そこがさすがの樹川さとみ節です-_-b! 人物の主観の方をメインに描写している感が、物語そのものの重厚さをあまり意識させない。この軽妙さというか韜晦というかフラットなというか、これが好きです。あと、説明し過ぎないところもいいですね。余白の美、とでも言うのかな。
    おそらく一般書店では現在手に入らないでしょうが、古書店等で見かけ

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    2012年01月17日
  • 時の竜と水の指環(前編)

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    正直、和製洋風ファンタジーの中では大傑作だと思っています。初めて読んでから15年ほど経ちましたが、いまだに。

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    2010年10月03日
  • 時の竜と水の指環(後編)

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     表紙の美麗さに驚きました。
     この綺麗な女性はもしかしてもしかしなくても……!
     予想はしていましたが、予想通りなことを本文で知って想わずにんまり。
     (私は)主人公贔屓のため、主人公のいろいろなものが認められると嬉しくなりますね。

     魔術士サイの魔法がおこした奇跡はアイリとク・オルティスの間に波紋を起こし、予想にもしなかったところまで広がっていき――――

     前編での謎やもどかしかったところが全部きれいになって、すっきりしました。
     アイリに「よかったね」「がんばったね」と何回も言ってあげたいです。ク・オルティスには「この鈍感!(笑)」と「これから頑張れv」と言ってあげたい(笑) いやー

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    2009年10月04日
  • 時の竜と水の指環(前編)

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     樹川さとみさんという小説家さんをはじめて知った作品。
     手に取ったのはイラストがきっかけでした。
     が、最初の行を読んだところでイラストよりも小説そのもののほうが気になりました。

     いや、だってはじめのセリフが! そうくるとは想わなかったんだもの!!(笑)

     ギャグ部分はギャグなのだけど、シリアスなところは本当にシリアスなギャップが好きだなぁと感じながら前編を読み終えました。
     さあ、次は後編だ! アイリはもちろんだけど、準主役のコルビナ・ディエノ様とオイシイとこ取りのキサルと、気を抜いたら主役にとって代ってしまうくらいにインパクトのあるサイも気になりますね。

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    2009年10月04日
  • アル‐ナグクルーンの刻印 クィンティーザの隻翼

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    第一部5巻まででて沈黙ですがめちゃ面白いです。
    世界観も作りこまれてて機械音痴(これにはワケがあるのですが)の鎖国の王女と機械が得意な少年の旅です。
    続編、出ないかな…

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    2009年10月04日
  • 時の竜と水の指環(前編)

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    コバルト文庫の作品。多分、樹川さとみさんの初期の作品だとおもいます。(今本屋にいってもすぐに手にはいるものではないです)かなり昔。多分高校生のころに購入。当初は表紙の桃栗みかんさんのイラストに引っ張られてかったんですが、中身の面白さについつい後編も購入。現在にいたって本棚に残る唯一のコバルト文庫作品かもしれません(多分もうちょっとあるとはおもうけど|ω・`))ちょっとした秘密を抱えて、森の奥で一人くらしている薬師の少女と、少女と気づかないヘタれな騎士。簡単にいえばその二人のラブストーリーなのですが、そう簡単でもありません♪とにかくコバルト文庫が、まだファンタジー作品が多く、魅力あった時代のお話

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    2009年10月04日
  • 群青にサイレン 2

    ネタバレ

    びっくり。あのジャンプ作家が

    みたことある絵のタッチだな、って調べたら少年ジャンプで連載してた河下水希先生の別名義で描いた作品だったのですね!納得!

    #切ない #アツい #感動する

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    2024年08月20日