上遠野浩平のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前作の「禁涙境事件」から4年も経ってしまって…
もう続刊は出ないのかと半分諦めていました。
ミステリ色は薄かったですね。
レギューンの最期の悟りとか、ラストのEDの謎解きが
「ナゾ」の部分だったのかもしれませんが、
最初から興味がなかったので…すみません。
正直、どうでもよかったです。
最大の読みどころはストーリーだと思いますが
前3作ほどの感動には及ばなかったです。
これもすみません。
作者のあとがきはとても興味深かったです。面白かった。
それにしても毎回、度を超した天才や超人ばかりでてくるし
ブギーポップに似てきたような…
ところで風の騎士って、もっと紳士的なイメージがありましたが
あんな事する人だっけ?!とビックリ。
もう一度、前の作品を読み返してみなきゃ。。 -
Posted by ブクログ
「顔の動きが、左右で違っているんですよ、そういう奴は――自分が、この整った世界の中で、どんな表情をみせればいいのかわかっていないから、左右でちぐはぐになる――人目でわかるんですよ、そんなのは」
《公式》
仮面の戦地調停士の過去がついに明かされる!?
上遠野浩平×金子一馬、極上のMYSTERY×FANTASY!
涙。それは誰もが流すもの。たとえ禁じられても、こらえきれず溢れるもの……
魔導戦争の隙間にあるその非武装地帯には、見せ掛けと偽りの享楽と笑顔の陰でいつも血塗れの陰惨な事件がつきまとう。積み重ねられし数十年の悲劇の果てに訪れた大破局に、大地は裂け、街は震撼し、人々は喪った夢を想う……そしてすべてが終わったはずの廃墟にやってくる仮面の男がもたらす残酷な真実は、過去への鉄槌か、未来への命綱か……?
《私的見解》
短編の連作。
中野好夫氏は【偽善について】で『ぼくは、人間の完全性を信じない。むしろぼくは人間の救い難い醜さ、弱さ、狡猾さ、情痴等々を信じる》と人を書きましたが寧ろ自分はそれを尊ぶ社会の底辺なのでこういう彼等のようなキャラクターは好ましい人物として映ります。
推理の質は落ちていますが、そのざらりとした感触のような文章は相も変わらず素晴らしいものです。