南原幹雄のレビュー一覧

  • 謀将 真田昌幸(上)

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    幸隆、昌幸、幸村の真田三代の活躍が上下巻とは言えコンパクトにまとめられている。信州城巡りの旅に出かける時に読んだのだが、訪れた城と本書の内容がぴったり重なって楽しめた。

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    2022年05月24日
  • [新装版]真田幸村―「弱者」の必勝戦術ここにあり

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    真田三代のことがよく解った。複数の著者によるそれぞれの切口での解説が、同じ内容でも読んでいて飽きなかった。「弱者」だけに、まともなやり方では駄目だという屈折したところが、かえって共感できた。

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    2021年08月18日
  • 謎の団十郎

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    六編の時代物短編集。
    後半も面白いけれど、なんといっても八代目の謎の自殺に江戸・上方の商人たちの大規模な闘いをからめた前半三編が素晴らしい。
    「油地獄団十郎殺し」で八代目の死の理由を読み終えた後「初代団十郎暗殺事件」の一遍を思い返すと、その作りこんだ設定の鮮やかな対比に感じるしてやられた感が快感。
    何よりもこの三編に漂う、江戸と上方の鉄火場を張れるくらい強い男たちが、おのれの面子と八代目団十郎を巡って立ち回る様の艶っぽさが溜まりません(妄想です)。
    ちなみに間に挟まる一遍は死に絵師から臨む八代目の死。死に絵師というのもとても興味深かったけれど、読み終えるとこれもちょっとゾッとする凄味のある作品

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    2017年05月18日
  • 謀将 直江兼続(下)

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    兼続の野望が最後潰えるのがあっけなかった。徳川幕府が倒される事なく続いていく事は史実として知りながら尚読みながら兼続の打倒徳川を祈ってしまう。

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    2011年12月01日
  • 謀将 真田昌幸(下)

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    「表裏比興の者」
    「小で大を制す」
    まさに昌幸にあてはまる言葉ですね!!
    あれだけの小勢力で同盟者をコロコロと変え、普通に考えるとただの裏切り者のように見えるが、そこが昌幸の謀将たる所以なんでしょう。

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    2009年10月04日
  • 徳川四天王(上)

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    ネタバレ

    三河の弱小大名・松平広忠に嫁いだお大の方は、四天王に守られた帝釈天の幻を見ながら竹千代(のちの徳川家康)を出産した。今川義元の属将を経て、桶狭間の戦いを機に岡崎に帰還した家康は、織田信長と清須同盟を結んで今川氏を退け、武田氏を滅ぼして着々と勢力を拡大する。「家康に過ぎたるもの」といわれた本多忠勝を中心に、酒井忠次・榊原康政・井伊直政の「徳川四天王」をはじめ、家康を支えた三河武士たちの活躍を描く。

     2007年3月24日購入

     2009年4月26日初読

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    2011年11月29日
  • いろの罠(電子復刻版)

    購入済み

    懐かしい官能時代小説

    もう、40年以上前に読んだ小説が電子書籍で読めるとは・・時代を感じます。
    若かりし頃ドキドキしながら読んだ事を思い出しました。懐かしさも含め上記の評価です。

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    2020年01月23日
  • 豪商伝 薩摩・指宿の太平次

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    貧窮にあえいでいた薩摩藩を有数の裕福な藩にするべく、琉球、東南アジア、蝦夷地
    を中心とした密貿易を行った薩摩指宿の豪商浜崎太平次の一代記。時代の流れに翻弄されながらも知恵を使い商いを拡大する太平次の姿に当時は武士も商人も国を憂い、何かできないかを模索していたのだなぁーと実感しました。

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    2019年01月26日
  • 謀将 真田昌幸(上)

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    この上巻は『謀将 真田昌幸』に非ず ズバリ『謀将 真田幸隆』である。海野一族敗亡の危機に直面するところから死去に至るまでの幸隆公でビッシリ 昌幸公の本格的な登場は この巻での終章に当たる僅か数頁のみだ。上下巻という体裁ではなく それぞれを一巻完結物の『謀将 真田幸隆』『謀将 真田昌幸』として発売しても差し障りない。寧ろ何故そうしなかったのかと訝られるほどなのだ。純粋に昌幸公のみに関する作品を求める場合には 入手前の検討が必要かと思われる。

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    2012年06月26日
  • 謀将 真田昌幸(下)

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    ネタバレ

    打倒家康の策成る。武田家滅亡後、戦国大名として信州に自立した真田昌幸。慶長五年、太閤秀吉の遺命により、打倒家康に起った昌幸は、石田三成・直江兼続との連携のもと、徳川の大軍を上田城に拠って迎え撃つ…。天下分け目の関ケ原に奇謀を揮った知将の戦国魂を描く雄渾の歴史巨篇。

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    2012年03月21日
  • 謀将 真田昌幸(上)

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    ネタバレ

    六文銭の旗印を立てよ。敗亡した一族再興のため武田信玄に仕えた真田幸隆。六文銭を旗印に、信玄の謀将として活躍。その父幸隆の志を継いで、昌幸は真田家の自立と戦国の争覇戦に乗り出してゆく…。類いまれな軍略と奇謀で、戦国乱世を生き抜いた幸隆・昌幸父子を描く渾身の歴史巨篇。

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    2012年03月21日
  • 名将 佐竹義宣

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    まず南原氏のこのシリーズについて。
    私は読みやすいです。
    スイスイ読めます。
    鬼義重の子、義宣。
    最後の戦機を生かせなく残念~~。

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    2011年06月07日
  • 徳川四天王(下)

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    徳川家康が、秀吉という天に味方されたような鮮やかな天下取りの勢いの中、慎重にかつ、自らの力を溜めていく様が描かれています。
    今回は四天王も岐路に立たされています。
    武勇だけでなく、策謀も必要となった時代の家康が描かれています。

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    2011年01月20日
  • 徳川四天王(上)

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    徳川家康の生涯のうち、本能寺の変辺りまでを上巻では描いています。四天王という、家臣から見た家康の勇ましい時期を描いています!面白い本でした。

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    2011年01月20日
  • 名将 佐竹義宣

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    義宣がなんでもござれ人間だが、周りの動きが実に楽しかった。関ヶ原に参戦することなくそのまま何事もなく終わってしまったのだけが残念。

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    2010年11月01日
  • 謀将 北条早雲(下)

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    上巻のレビューにも書いたかもしれませんが、この時代の名将の話はあまり読んだ事がないので新鮮で良かったです。

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    2010年03月01日
  • 徳川四天王(上)

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    徳川四天王と呼ばれた四人の武将、酒井忠次、本田忠勝、榊原康政、井伊直政を中心に、今川氏従属期より徳川幕府樹立までを描いた作品です。

    前半は忠次、忠勝、康政の三人だけですが、中盤からまだ幼い直政がその頭角を現してきます。
    後半では筆頭であった忠次が徐々に一線より下がりはじめ、逆に直政の活躍が目立ちます。
    直政の早すぎる死が惜しまれますが、この四人の内、誰か一人でも欠けていたら徳川氏の隆盛は無かったのでは、と思えて仕方ありません。

    自分は忠勝が一番好きなんですけどね(笑

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    2009年11月08日
  • 謀将 真田昌幸(上)

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    「いつ真田が出てくるのか」と思いながら読んでました。
    無知な私ですので、真田氏の発祥を知りませんでした。
    真田幸隆ってもともと違う姓だったんですね。
    上巻は幸隆についての話がメインでした。
    真田の基礎を築いただけあってさすがという人物だったようですね。
    昌幸は最後の最後に・・・って感じでした。
    昌幸って三男だったんですね〜。

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    2009年10月04日
  • 名将 大谷刑部

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     戦国武将の中でかなり上位で好きな人。
     業病に身体を蝕まれながらも主家のため、友人のため、天下のために命を賭した智勇兼ね備えた名将。天正10年以前の情勢で活躍して欲しかったな〜。
     因みに、真田-大谷-石田-直江のラインが好き。(石田は微妙だが)小早川嫌いです。

     著者の戦国武将モノが割りと好きです。 

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    2009年10月07日
  • 城取りの家

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    7編の短編集。表題作は半兵衛の話。他に清正や市松、兼続の話も入っているのですが、一番心に残ったのは『赤い軍旗』でした。血は水よりも濃い…というか、生き残りを掛けた地方の豪族の凄まじい生き方が鮮烈。

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    2009年10月04日