小林美希のレビュー一覧

  • 年収443万円 安すぎる国の絶望的な生活

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    2024.03.31
    2024年春闘はバブル期以来の賃上げ、植田日銀総裁はそれを理由にインフレと賃上げの好循環が始まりつつある旨を理由にゼロ金利を解除した。
    果たしてこの国の普通の労働者に未来があるのか?わたしにはそうは思えない。
    生活保護受給者数は着実に増加を続けており、就職氷河期世代はすぐにもう50歳代。
    こんな日本に未来はあるのか?
    結構すぐに恐ろしい答えがでると思う。

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    2024年03月31日
  • 夫に死んでほしい妻たち

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    面白かったすね。

    エピソード集として。

    まあ見方が一方的で、最終的に社会を変えていこうよという主張なのは構わないが。

    男だって辛いんだ。
    こんな意見が出てきて、「女性が」社会で働けるような環境を作って来たのは、荒れ野に出て、女性と子供たちを守ってきた「男性」なんだけど、
    ちょっと前まで、それこそ家庭を顧みないレベルで働かないと生活できなかったわけで。
    本書に出てくる夫さんには、かなり問題がある人もいるが、それって、妻さんの我儘でしょうと思うところもある。
    そんなわがままが通せる時代になったってことで、なんで、男だけ気を遣えって言われるのかなあ、とこの手の本を読んでいつも思う。

    本当に、

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    2023年11月28日
  • 年収443万円 安すぎる国の絶望的な生活

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    2021年の日本の平均年収だという443万円がどんな暮らしかをルポした本。日本では中流階級がなくなっているというのは本当の話なんだなと。政治家はこの現状がどこまで見えてるんだろう。

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    2023年06月25日
  • 年収443万円 安すぎる国の絶望的な生活

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    夢がないとか暗いとかいう人もいるかもしれないけれど、私はこれが家庭の「現実」だと思ったし、今の感覚でいたら将来怖いな、とリアルを学べた気がします。

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    2023年03月16日
  • 年収443万円 安すぎる国の絶望的な生活

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     悲しいけど世の中お金。現実ではお金がないと何もできないことを改めて気付かされた。衣食住は勿論、お金がないと進路の選択肢も少なくなる。貧しい家庭に生まれたら制限も増える。親ガチャと言われても仕方ないよね。
     ただ生きる目標があって意志が強ければ、なんとかなる気もする。精神論だけど。貯金がほぼ無い大家族のお母さん、大変だけどイキイキしてる。当たり前だけど貧しいから可哀想ということはない。
     子どもはほんと金食い虫だな。1人何千万かかるとか誇張じゃないね。給料に対して学費が高すぎる。特に大学。学費が安くなることは期待できないから、お金に余裕ある人しか子ども持てなくなるのでは?

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    2023年02月26日
  • 年収443万円 安すぎる国の絶望的な生活

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    平均年収443万円、正社員508万円と非正規198万円。40から45歳ではの1997年のと比べて65万円も下がってるそうだ・・・
    就職氷河期にちょうどあたり、リーマン、コロナを経験してきた自分にとっては他人事ではない体験談ばかり。

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    2023年01月19日
  • ルポ 中年フリーター 「働けない働き盛り」の貧困

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    自分は就職氷河期世代でもなく、正社員として働けていて、すごく恵まれた環境にいるなと思った。前半に出てきた人たちのような生活に自分だったら耐えられるかな、、と思ってしまう。富山県が就職に力を入れていることを初めて知れて勉強になった

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    2022年05月28日
  • ルポ 中年フリーター 「働けない働き盛り」の貧困

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    タイトル惚れ。就職氷河期と言われた世代が、中年期に差し掛かった現代。統計上は現れにくい、この世代の非正規雇用から抜け出せない現状を抉り出している。

    非正規雇用から抜け出せない現実と、それに対応する自治体や企業の取り組みを取材し、解決策を提示している。

    雇用は企業にとっても雇用される側にとっても一大事でありすぐの改革は望めないのかもしれないが、行く末が見えているだけにベーシックインカムのような政策も絡めて対応しないといけないのだろう。

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    2021年07月04日
  • ルポ 看護の質 患者の命は守られるのか

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    結局物事はお金で動くんだなと思った
    家に帰ることを諦めずに済むようになったことは喜ばしいがそこに至るまでのフォローもなかなか充分に出来ていない現状がある
    特定行為や准看護師など看護をめぐる諸問題に触れられていた
    医療や看護、介護にかかわらず生きて死ねる人は居ないと思う
    一つの職種の問題というより全ての人に関わる問題として関心を持たなければいけないと思った

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    2020年11月26日
  • ルポ 母子家庭

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    読んでる途中、何度も政府が言う「女性が輝ける社会」ってのはなんなんだろうねぇ、と考えずにはいられなかったです。
    後半、シェアハウスの取り組みや理解ある介護施設の話など希望のもてる話が出てきたのが救い。

    気になったのは「女性が働きやすい仕組」を取り入れていると標榜しているいくつかの企業が、いざそういった方面での取材となると及び腰になっているということ。やっぱり絵に描いた餅?
    あと、自民党が10年ほど前に「女性の権利意識を目覚めさせるな」と言っていたのもなかなかに酷い話。
    そこから10年で本当に与党・政府の意識改革がされているのかもちょっと疑問。

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    2019年03月21日
  • 夫に死んでほしい妻たち

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    タイトルには驚いたけど
    本書に書かれた様々な夫婦のエピソード

    こんな夫たちだったら
    私も“そう”思うかもしれない。

    いや、一緒にいるなんて我慢できなーい‼️

    既婚者女性は共感するところたくさんありそうだけど

    既婚者男性これ読んで奥さんの気持ちを理解できるのかな

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    2019年03月14日
  • ルポ 保育格差

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    保育園に入園を考えているママさんは一読の価値あり。
    自分はただただいい保育園に恵まれたということに感謝。
    保護者向けっていうよりは保育園勤務を希望している人も読む対象。これを読んで研究していい保育園につとめてほしい。
    学童の話もでてくる。
    人件費比率というのは全く気にしたことなかったが今後この数字をみれば「あ~ここはそーいう考えなのね」とわかるようになった。
    ただ身近な幼稚園経営者によると、7~8割以上超えると今度は経営がなりたたないってことなので、人件費比率が高けりゃいいってわけじゃないらしいです。
    本当、保育園によって全然ちがうし実態が見えないので保護者も選ぶのは大変だと思うが、なによりも

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    2018年07月11日
  • ルポ 保育格差

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    事例の紹介の仕方がやや勧善懲悪的で、わかりやすいが一面的な印象を持たれかねない感じがする。もちろん、現実がそれだけわかりやすく、よい保育所と悪い保育所に分かれていて、それを「保育格差」と読んでいるのかもしれないが。本来人件費にまわされるべき委託費が「弾力運用」の名の下に広告費などにまわされる、という問題については、やや煩雑ながらきちんと調査をして批判している印象。この点は本当に大切で、もっと社会的に大きな問題として取り上げられるべきだと思う。

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    2018年06月04日
  • ルポ 母子家庭

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    ネタバレ

    内容の濃い良書と感じた。少し大げさかなと思う点もあったが許容範囲。いろんな点に目を向け問題提起している。
    読んでよかった。

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    2017年09月01日
  • ルポ 保育崩壊

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    もうすぐ出産予定、保育園見学も片手以上の数はした上で読みました。
    都市部に住んでいて、保育園は選びようがないというのが正直なところです。

    感想としては、保育園に預けなければ仕事を続けられない身として、暗澹たる気分になりました…。
    今までの見学で自身が感じたことすら、「実は◯◯なのでは…」と疑心暗鬼に陥ってしまいます。
    見学時に、それぞれの先生個人の保育に対する考えも聞いてみたいなとは思うようになりました。

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    2017年07月21日
  • ルポ 看護の質 患者の命は守られるのか

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    これから看護師養成課程に関する研究を進める上での事例や資料が豊富に記載されているのがありがたい。ルポであるため、このような生の声を仮説に検討することができ、調査実施において、厚みを加えることができる。

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    2017年04月19日
  • ルポ 看護の質 患者の命は守られるのか

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    ちょっと一面的かもしれないけど、とっても納得できる。
    医療の専門化・高度化→医師不足→医療行為を看護師に委託→看護行為を看護師から他スタッフへ移行→看護ができない看護師が増加。
    看護という行為をどう定義づけるのか、昔のままではないとだろう。でも医療ではなく看護でできることは決してなくならないと思うし、もっと大切にしなくちゃいけないことだと思う。手間暇かかるやり方でしか対応できないことがあるよね。
    でも根源は、「お金」がないことに帰結しちゃうんだよなぁ。ホントに日本はもっと医療費に予算をまわせないんだろうか。

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    2017年02月05日
  • ルポ 保育崩壊

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    保育について、こういう積極的な本がもっと多く世の中に出てくると良いと思う。
    0〜6歳までの幼い子の権利を守るのは、その親や関わる大人達。
    日本の20年後の未来に対する投資が国家予算の1%に過ぎないというのは、常々思っていたが、成長する気がないという風に感じられる。
    社会人のスキルアップでさえ、年収の20%使わないと10年後の自分はないと言われているにもかかわらず…だ。

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    2016年02月23日
  • ルポ 保育崩壊

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    今、待機児童が問題になっている。
    けれども、預けられたらいいという問題ではない。
    けれども、母親たちには選択の余地はない。入園できたらラッキーなのだ。

    待機児童も問題ながら、保育士の待遇や質の問題もある。
    問題が多すぎて、どうしたら解決するのやらさっぱり希望が持てない。こんな社会じゃ、子どもを産み育てる気持ちにならないですよね。

    私は幸い、よい保育園に子どもを預けることができ、好きな仕事もできる。よい保育園で子どもが育つことが、どれほど大切なことで、どれほどありがたいことが実感した。

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    2015年07月07日
  • ルポ 母子家庭

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    「母子家庭」ってかわいそうな家庭というイメージがあったが、環境さえ整えば、何ら問題なく生活できる気がした。
    シングルマザーが働きやすい環境は、他のワーキングマザーや他の人々にとっても、よいものをもたらすと思った。
    人に優しい会社が、これからたくさん増えていくとよいと思った。

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    2015年06月30日