あらすじ
家事や育児において、妻の「してほしい」と夫の「しているつもり」の差は、想像よりもはるかに大きい。のみ込んだ怒りが頂点に達した妻の抱く最後の希望は「夫に死んでほしい」……。世の男性たちを戦慄させる、衝撃のルポルタージュ!
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Posted by ブクログ
夫に死んでほしい妻たち。小林美希先生の著書。読んでみて息が詰まるというかなんだか悲しくなってしまう内容でした。夫に死んでほしいと思う妻は不幸だし、そう思われる夫も不幸。それなら夫婦である意味なんてないし、そもそも結婚なんてしなければいいと思ってしまう。世界的には事実婚が増えているし、日本でも事実婚カップルが増えている現状。日本の結婚制度そのものが見直されるべき時期が来ている気がします。
Posted by ブクログ
専業主婦であっても、産休・育休後の共働きであっても、産後からの生活で妻が家事や育児を担ってしまうことで、いつのまにかジェンダーロール(性別による役割分担)ができてしまい、それが妻の職場復帰後も続く…という流れ。
この「いつの間にか」が怖い。
最初は働く夫への気遣いからの分担だったはずが、いつのまにか当たり前になる。妻自身にとってもいつの間にかだから、得体の知れない鬱憤が溜まるのだろう。
おわりに、にあった「妻たち私怨を公怨として捉えて」という言葉でハッとするように、この憤りは決して妻たちのワガママではなく社会の直すべき歪み。それが客観的なインタビューとデータでまとめられていて、社会に投げかける問題提起が女性の感情に偏らない言葉で綴られた価値ある1冊だと思う。
平成 新!亭主関白道段位認定基準は納得のリスト。
*ここでいう亭主関白は、妻をチヤホヤともてなし補佐する役目だという考えだそうだ
Posted by ブクログ
メディアなし20160609リクエスト
P110
もう夫も義父も義母も、まとめて逝ってくれないかしら
そう感じてる人もいる。二世帯住宅を建ててしまい乳幼児3人抱えて。
離婚時の年金分割では、生活できないから、オットが死んでくれて遺族年金もらって暮らす方が得になる、とか。
別居したらすぐに婚姻費用の請求を行わないといけない、自動的にもらえるものではないから。
この衝撃的なタイトルの本は、絶対家族に読んでいるところ見られたくない。
こっそり読んでる妻は多いのかな。
何人ものワタシが本の中に居た。
Posted by ブクログ
面白かったすね。
エピソード集として。
まあ見方が一方的で、最終的に社会を変えていこうよという主張なのは構わないが。
男だって辛いんだ。
こんな意見が出てきて、「女性が」社会で働けるような環境を作って来たのは、荒れ野に出て、女性と子供たちを守ってきた「男性」なんだけど、
ちょっと前まで、それこそ家庭を顧みないレベルで働かないと生活できなかったわけで。
本書に出てくる夫さんには、かなり問題がある人もいるが、それって、妻さんの我儘でしょうと思うところもある。
そんなわがままが通せる時代になったってことで、なんで、男だけ気を遣えって言われるのかなあ、とこの手の本を読んでいつも思う。
本当に、家庭を守るためには「収入」が絶対必要だと思って、家族の為に命かけて働いて来た男性もたくさんいるはずなんだが、少なくともそれを評価して感謝するような内容は読んだことないな。
時代は変わります。それでいいです。
だからって、それまでを否定されては、腐りましすわ。
亭主関白協会はよかったね。
家の中では、奥様が天皇なんですよ。亭主はそれを支える関白。
元々、日本の大家族ってそういう知恵を持ってたんじゃないの。
男だけのせいではないよ。
Posted by ブクログ
タイトルには驚いたけど
本書に書かれた様々な夫婦のエピソード
こんな夫たちだったら
私も“そう”思うかもしれない。
いや、一緒にいるなんて我慢できなーい‼️
既婚者女性は共感するところたくさんありそうだけど
既婚者男性これ読んで奥さんの気持ちを理解できるのかな
Posted by ブクログ
あり得なさすぎて怖い…
離婚はしないけど、夫、死んでくれないかなっていうルポがデータベースを元に都度都度分析されているという構成なのですが、エピソードが度を越していて恐怖です。。
特に子育て世帯で夫婦関係が終わることが多いようで。
自戒に使えばいいのかな。すごいなこりゃ。
妻の不満に答えられないのは、男性が“イクメン”になれない、働く事情もあるみたいだけど。
友人の中にこんなケースがないことを祈るばかり…。
Posted by ブクログ
ちょっと偏ったまとめ方感が若干あった。
小梨、共働きでとりあえず幸せ気分の私だけど
将来どうなるかはわからないもんね。
だけどみんなオトコ見る目無さすぎってのもあるんじゃなかろうかとも思う。