小野上明夜のレビュー一覧

  • イノセント・スター 光を欲する暗黒星

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    さらちよみさんの絵に惹かれたのと、死神姫が面白かったので、購入。

    展開早くて良かった。
    が、ヒロインちゃんの叫び声に少々食傷気味。
    次巻に期待。

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    2011年12月06日
  • イノセント・スター 光を欲する暗黒星

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    悲鳴系(?)ヒロインのエリッセと俺様ナルシスト自信過剰ヒーローのディガンによる、ラブコメファンタジーの第一作。
    ビーズログでも売れ筋作品の作家が書かれたということですが、批評のところでちょっと気になる話もあったものの、意を決して読んでみました。


    結論言えば、ヒロインの会話文4割くらいは悲鳴で占めているじゃなかろーかという位の悲鳴ヒロインです。悲鳴の例で言うと、

    「きゃきゃきゃのきゃー!?」(*あらすじより)
    「きゃきゃー! きゃーいたたたた! 痛いっ、きゃーのきゃー!」(*P129あたりより)

    と、まぁ悲鳴にバリエーション(きゃーの変化形的な)がありますが、とにもかくにも文章のどこもか

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    2011年10月19日
  • 死神姫の再婚2 -薔薇園の時計公爵-

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    没落貧乏貴族の娘で『死神姫』と噂される天然系・アリシアの再婚相手となったのは、アズベルグの暴れモノと悪名高い強公爵カシュヴァーン・ライセン。一風変わった新婚生活は相変わらず甘いムードとは無関係な模様・・・のように見えてどうやら微妙に進行中?ある日、カシュヴァーンは「俺たちの結婚報告をしにいく」とアリシアを連れ立って、アズベルグの前領主・ディネロのお屋敷を訪れることに。久々の外出とお泊りを、旅行気分で無邪気に喜ぶアリシアだったが、そこにはカシュヴァーンのある企みがあるのだった。しかし、待ち受けていたのは思わぬ罠と、意外にも暴君夫の焼きもちで――!?

    相変わらずほのぼの独自の思考回路で大抵のこと

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    2011年10月16日
  • 死神姫の再婚9.5 -五つの絆の幕間劇-

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    Tenth installment.

    I was excited that the next one came out faster than expected. And then I came to the crashing realization that this one is more of a collection of side stories rather than a continuation of the book before. It was still good, but i was looking forward to the main action.

    Anxiou

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    2011年11月29日
  • 死神姫の再婚2 -薔薇園の時計公爵-

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    ネタバレ

    強公爵夫妻の関係が気になってつい二冊目を購入orz(お金がー。関係はどうにもならないわけですが、登場人物が結構な割合で敵だか味方だかあやふやで(それは正しいんんだろうなと思うのですが)、なかなか油断ならないですー。いわゆるヒーローと脇役の関係も、けっこう揺らぎつつ結束が強まったり脇役に成長を促したりしてるので、ああなるほどそういうところから転がすのねと納得。勉強になるなぁって感じです。

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    2011年08月06日
  • 死神姫の再婚11 -定められし運命の貴方-

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    ネタバレ

    最近主人公二人がますます”お似合い夫婦”に磨きがかかってきて、不穏な空気は感じつつも、延々と惚気話を聴かされている気分だったのに、まさかここまで逼迫した状況になるとは・・。
    大丈夫だろうと思いながらも、やっぱり今後の展開が心配。

    死神姫の再婚の再婚は、アリシアが今回のカーシュとの結婚が二度目だから。という意味だと思っていたけど、最終的にカーシュともう一度結婚するから”再婚”だったり?

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    2011年06月18日
  • 死神姫の再婚7 -孤高なる悪食大公-

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    “「――結構。みな、顔を上げなさい」
    ひざまずいた人々のただ中でひとり静かに立っていたグラネウスは、おもむろにそう命じた。無言で顔を上げたカシュヴァーンに微笑みかけ、
    「ライセン。いや、カシュヴァーンと呼ばせてもらおうか。カシュヴァーン、貴公はよき夫であり、よき『父』であり、よき主であるのだな」
    「……よき妻であり、よき『息子』であり、よき使用人たちであるだけのことです」
    かすかに背後を振り返りながらの謙遜には、隠しきれない感謝の念が含まれていた。
    「相分かった。貴公が必要とする王として、できる限りのことをすると私も誓おう」
    誓いを返したグラネウスは、カシュヴァーンに立つよううながした。
    「と

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    2011年04月16日
  • 死神姫の再婚6 -鏡の檻に棲む王-

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    “「ゼ、ゼ、ゼ、ゼ、ゼ、オ……!?」
    「ああ、本当にティルだ!会えて嬉しいよ、ティル!!」
    ティルナードの愛称を連呼しながら親しげな笑顔を見せるのは、アリシアは知らない黒髪の青年だった。
    顔立ちはそれなりに整っており、着ている服も王宮に相応しい襟高の華美な貴族服だが、そんな者はこの王宮内にどれだけいるか分からない。だがゼオと呼ばれた彼には、別のはっきりとした特徴があった。
    額から頬にかけ、右目を通って斜めに走る醜い傷跡。
    刃物によるものだろう。それもああり手練とは言い難い相手から受けた傷らしく、左右にぶれた傷口はよじれ、周辺の肌を引っ張っている。そのせいで唇の右側が少し持ち上がり、笑っていなく

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    2011年04月12日
  • 死神姫の再婚1

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    メル絵に惹かれて購入
    こういう少女小説?みたいなジャンルの本を読むのは初めてだったけど、意外と面白かった

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    2011年04月08日
  • 死神姫の再婚5 -微笑みと赦しの聖者-

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    “簡素な白い法衣をまとい、無造作に髪を伸ばした硬質な聖女の姿が自然と眼に浮かぶ。背にある巨大な翼が風に揺れ……でも、その翼は、偽物なのだ。
    「そうだね、きれいで……そしてなんだか、少し寂しそうに見えた」
    「寂しそう?」
    「うん……それは、アリシアもだけど」
    「私が?」
    そんなこと、今まで一度も言われたことがないので驚いてしまった。
    まじまじとリュクを見つめれば、リュクは自分のほうこそ寂しそうに笑う。
    「アリシアもさ、いつもにこにこいい笑顔してるのに、たまにすごく寂しそうな、切なそうな顔をしてる時があるよね。……あれ、ライセン公爵のこと、考えてるんだろ?」
    カシュヴァーンの名前を聞いたアリシアが

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    2011年03月06日
  • 死神姫の再婚4 -私の可愛い王子様-

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    “「何って、カシュヴァーンおにいちゃんがいなくてアリシアが暇そうにしてたから、オルガン弾いてもらってただけだけど?で、ついでにノーラを弾いてみよーかなーなんて。でもごめんねぇティルぼっちゃん。ぼっちゃんが来るんなら、遠慮すべきだったね」
    ルアークがわざとらしく名前を呼んだのは、カシュヴァーンではなく、ちょっとほっとした顔になっていた先の茶色い髪の若者。
    ここアズベルグの山脈を挟んで東隣、肥沃な大地に恵まれたレイデン地方の領主ティルナード・レイデンである。とはいえ、シルディーン王国で成年と認められる十八歳に満たないため、領主としての権限は後見人のカシュヴァーンに握られている状態だ。
    「な、なんだ

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    2011年03月04日
  • 死神姫の再婚3 -腹ぺこ道化と玩具の兵隊-

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    “カシュヴァーンの後を追って隠し部屋に足を踏み入れたアリシアは、「あの野郎」と夫が吐き捨てるのを聞いた。
    かつてカシュヴァーンの父が使っていた年代物の文机の上に、二人が送った守り石が並べられ、降り注ぐシャンデリアの光に虚しい輝きを返していた。
    「ルアーク、今ごろどうしているのかしら……」
    ぽつりとつぶやくアリシアの口の中に、鶏肉が規則正しく運ばれていく。
    悄然と肩を落とし、ルアークのことを心配しているのは嘘ではない。しかしここで食欲は落ちないのがアリシアだ。
    「ああ、それにしてもこのお料理はおいしいわ……やっぱりもうひと皿いただこうかしら……」
    途中から違うことを考え始めたアリシアに、ノーラは

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    2011年03月04日
  • 死神姫の再婚2 -薔薇園の時計公爵-

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    “「ライセン?な、なんだ、僕は、ただ……」
    青い瞳を大きく開けて、ティルナードは眼の前の男を見返している。
    しかしカシュヴァーンの問いに込められた真意は、世間知らずのおぼっちゃんであるティルナードの胸にも次第に染み通っていったようだった。
    「……僕を……疑っているのか?お前は……」
    唇を震わせ、ティルナードはかすれた声で小さく言った。
    「お前も僕を……いらないって言うのか……?」
    言うが早いか、ティルナードは乱暴なしぐさでカシュヴァーンの腕を振り払った。
    「レイデン伯爵様!」
    アリシアの呼び声も無視して、素早く伏せられた瞳の縁がきらりと光る。服の袖で顔を覆うと、ティルナードは廊下を一直線に駆け

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    2011年02月27日
  • 死神姫の再婚1

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    “「あなたが成り上がりでお金と地位しかない方で良かったわ。だっておっしゃる通り、うちにはもう名誉と歴史しかありませんもの。私、ライセン様がなんで私と結婚して下さるのか全く分かっておりませんでしたけど、今の説明で全て分かりました!」
    はっきりとしたカシュヴァーンの言葉を、アリシアははっきりと復唱してみせた。カシュヴァーンはさすがに口の端を引きつらせたが、ぺこりと頭を下げたアリシアにはそのさまは見えなかったようだ。
    「傷物で申し訳ありませんけど、どうぞ末永くよろしくお願いしますわ!誓ってライセン様を殺したりしませんのでご安心下さいませ。あなたほど私にぴったりの旦那様、もう二度と見つからないと思いま

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    2011年02月27日
  • 死神姫の再婚9 -恋するメイドと愛しの花嫁-

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    ・婚約にはしゃぐノーラ可愛い
    ・レイデン領に行くと思ったら……
    ・ていうかカシュヴァーン過保護過ぎる
    ・王都でのルアークが気になりすぎて

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    2010年06月25日
  • 死神姫の再婚5 -微笑みと赦しの聖者-

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    キャラが増えすぎてごちゃごちゃしてるなぁ。でもティルナードの成長ぶりが見られてよかった。アリシアとカシュヴァーンも一歩前進したことだし、続きに期待。

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    2010年05月26日
  • 死神姫の再婚8 -飛べない翼の聖女-

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    糖度が!糖度がハンパなく上がっています!密かに当代アーシェルとレオニオの仲を応援してるんだけど、どうなるんだろう?

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    2010年03月31日
  • 死神姫の再婚8 -飛べない翼の聖女-

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    いよいよ聖女と死神姫が出会う編。不穏な空気になってきています。本当にこの二人いちゃつく暇ありませんので人前であろうがいちゃついとかないと駄目ですね(笑)

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    2010年02月28日
  • 死神姫の再婚1

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    ネタバレ

    鈍感なお子様姫と王子様と暴君が共存している青年のお話。
    とりあえず、主役二人が可愛いw色んな意味でwww
    テンポが良くて個性的な面子が多いので笑わせてくれます♪



    …と、最初は良かったのですが、シリーズ後半になると出てくる男性陣ほぼ皆ヒロイン好きで逆ハーレム(奪い合い)状態…ヒロインは一貫して夫を好きでい続けて心が揺れないものの、ちょっと疲れてくるので評価を下げてしまいました…汗

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    2013年03月12日
  • 死神姫の再婚1

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    シリーズ第1作目。
    友人からの勧めで読んでみた本です。
    あっという間にハマってしまいました(笑)
    政略結婚はよくある設定ですが、再婚は初めて見るパターンでした。
    アリシアの天然っぷりがどストライクです。
    彼女の言動・行動にはいつもびっくりの連続で、それに振り回される旦那様は大変そうですね。
    カシュヴァーンは報われてほしい人第1位です。
    メイドの愛人さんはちょっと・・・と最初は思いましたが、実は彼女も名目上の愛人さんと分かって、私的にはひと安心。
    これからの新婚生活がどうなっていくのか、気になるところです。

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    2012年04月23日