佐藤いつ子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
こんな気持ちになることってあるある、と共感しながら読んだ。
心の中で思っていること、ぐっと飲み込んで友達づきあいをする。そんなことってあるあるなのかも。
瞳子や流星(クラスで目立つタイプ。発言力もあり、スクールカーストでいうところの一軍)のような子達に気をつかい、自分の想いを呑み込んで「目立たないように」すごしてきた主人公。
黄色いリボンのエピソードが印象に残った
瞳子たち、キラキラ女子たちに偏見を持って斜に構えていた自分を恥じる気持ちがした
実際にはこんなに上手くいかないとも思うけれど、自分を縛っているのは「自分が思い込んで事実以上に形を作り上げた」透明なルールなのかもしれない
心が軽くなる思いがした
終盤で1人悪者感が残ってしまう野球部の顧問の先生にも心が残った
昭和生まれ、昭和育ちの就職超氷河期世代の私
あの時代は押さえつけられ、理不尽なルールに辟易していたけれど、多様性と自由、個の尊重が叫ばれる今の時代の中、やりすぎじゃないかと感じることもある
こんなことを呟くと否定的な意見の矢がとんでくることも多いけれど、強制的にでもやらされていた「集団行動」の良い面もあったと、少しだけ擁護したくもなった